【2023年】炭酸シャンプーおすすめ人気ランキング15選！薄毛や白髪改善に効果はある？　

炭酸シャンプーとは、シャンプーのなかに炭酸を溶け込ませたシャンプーのことです。炭酸が溶け込んでいるので、手に出すとシュワシュワと発泡します。

「育毛や白髪改善によい」といわれることもありますが、炭酸シャンプーが育毛や白髪改善に効果があるかどうかは、科学的に実証されていません。

育毛や白髪改善のために使うものというよりは、炭酸のシュワシュワ感による爽快感を得るためのものといえるでしょう。ここからは炭酸シャンプーの特徴を解説します。

炭酸シャンプーに含まれる炭酸の泡はとても小さいため、髪や頭皮の毛穴に入り込みやすいのが特徴です。

髪や頭皮の毛穴に詰まった皮脂汚れを吸着して浮かせることで、普段使っているシャンプーでは落としにくい汚れもしっかり落としてくれます。

炭酸シャンプーでマッサージをしながら洗髪することで、肌をやわらかくほぐします。

乾燥して固くなった頭皮がやわらかくなり、シャンプーやトリートメントに含まれる美容成分が髪に浸透しやすくなります。

頭皮を健やかな状態に保つことで、きれいな髪も育ちやすくなりますよ。

炭酸シャンプーは、洗い心地の良さも特徴です。

きめ細かい泡がシュワシュワとはじける際に頭皮に適度な刺激が加わるだけでなく、頭皮の汚れがしっかり落ちるので、洗い上がりは爽快感があります。

毎日、自宅に居ながらヘッドスパを体験したような気分になれるのは、炭酸シャンプーの大きな魅力といえるでしょう。

続いて、炭酸シャンプーを使うメリット・デメリットをお伝えします。炭酸シャンプーを使おうか迷っている人は、参考にしてくださいね。

炭酸シャンプーには２つのメリットがあります。

洗浄力が強い炭酸シャンプーは、毛穴に詰まった皮脂汚れもすっきり落として、ベタつきやフケ、かゆみ、臭いをケアしたい人にぴったりです。

頭皮の血行を良くしてくれるのもメリットの1つ。

私たちの髪の毛は、頭皮の下にある毛母細胞で作られます。

頭皮の血行が悪いと、毛母細胞に十分な酸素や栄養が届きにくくなり、結果として太くてツヤのある健康な髪が生えにくくなってしまうのです。

炭酸シャンプーに含まれる二酸化炭素によるや頭皮マッサージにより、頭皮の血行が改善されるため、健やかな髪を手に入れたい人はぜひ使ってみるとよいでしょう。

炭酸シャンプーには、メリットだけでなくデメリットもあります。炭酸シャンプーを使うデメリットは主に下記の2点です。

落としにくい汚れも一度ですっきり取り除いてくれる炭酸シャンプーですが、人によっては洗浄力が強すぎて、頭皮に必要な皮脂まで落としてしまうことがあります。

その結果、頭皮が乾燥しやすくなったり、かゆみやフケといった頭皮トラブルが起こりやすくなったりするので、注意が必要です。

また、炭酸シャンプーは普通のシャンプーに比べて割高でもあります。普通のシャンプーは1,000円以下で買えるものが多いですが、炭酸シャンプーは1,000～1,500円が相場です。

これまで普通のシャンプーを使っていた人は炭酸シャンプーの中でもコスパのよいものを選ぶとよいですね。

続いて、炭酸シャンプーを選ぶ際のポイントを6つ解説します。自分に合った炭酸シャンプーを選ぶ際は、ぜひ次のポイントをチェックしてみてくださいね。

炭酸シャンプーを選ぶときは、まず自分の髪や頭皮のコンディションをチェックしましょう。

乾燥してパサつきやすい髪を扱いやすくしたいのか、清涼感のある洗い上がりがよいのか、かゆみやフケを抑えたいのかなど、「炭酸シャンプーを使ってどんな髪・頭皮にしたいか」を考えて選ぶことが重要です。

シリコンというと髪や頭皮に悪いものというイメージがありますが、実際はそうではありません。

シリコンは髪の表面をコーティングして指通りを良くしたり、髪がパサつくのを防いで落ち着かせてくれる働きもあります。

カラーやパーマのダメージによって髪がパサつきやすくなっている人は、シリコン入りの炭酸シャンプーを選ぶとよいでしょう。

皮脂が多く、髪や頭皮がベタつきやすかったり、さっぱりとした使用感が好みの人には、メントールが配合されている炭酸シャンプーがおすすめです。

成分表をチェックして「ハッカ油」や「ペパーミント油」といった表示があるものも清涼感が感じられるので、すっきりとした洗い上がりが好きな人は、購入前に成分表示をチェックしてみましょう。

頭皮が乾燥してかゆみやフケが出やすい人は、保湿成分が配合されている炭酸シャンプーを使いましょう。

髪や頭皮にうるおいを与えて乾燥を防いでくれるので、乾燥からくるトラブルが起こりにくくなりますよ。

炭酸シャンプーとひと口に言っても、炭酸濃度はさまざまです。炭酸シャンプーで頭皮ケアをしたいのであれば、炭酸濃度が1,000ppm〜4,000ppmのものを選びましょう。

なかには炭酸濃度が10,000ppmや8,000ppmのものもありますが、濃度が高いからといって炭酸シャンプーに期待できる効果が増えたりすることはありません。

一般的に、美容室などの炭酸ヘッドスパで使われる炭酸シャンプーの濃度は1,000ppmとされていますので、炭酸濃度が1,000ppmあればサロンと同じような爽快感が味わえるでしょう。

洗浄成分も大切なチェックポイントです。代表的な洗浄成分は2種類あります。

そのうえで、自分の髪や頭皮の悩みに合わせた成分が配合されているかをチェックして商品を選んでください。

名前にグリシンやグルタミン酸がつくアミノ酸系の洗浄成分は、強すぎない適度な洗浄力が魅力です。弱酸性で肌にやさしく、頭皮と髪に適度なうるおいも残してくれます。

一方で、皮脂が多い人や男性の場合、一度のシャンプーで汚れが落ちきらないことも。肌が敏感な人は、名前に「ベタイン」が入っている洗浄成分を使ったシャンプーがおすすめです。

ベタイン系の洗浄成分はベビーシャンプーにも使われることがあるほど刺激が少ないので、肌が敏感な人でも使いやすいですよ。

皮脂が多いオイリー肌の人や男性には、洗浄力の強い高級アルコール系のシャンプーがおすすめです。高級アルコール系のシャンプーなら、頑固な皮脂も一度のシャンプーでしっかり取り除けます。

高級アルコール系の成分には次のようなものがあります。

ただし、人によっては頭皮が乾燥してかゆみやフケなどのトラブルが起きやすくなるので、要注意です。

毛穴に詰まった皮脂や汚れをしっかり取り除きたいなら、炭やクレイ成分が配合されたシャンプーがよいでしょう。炭やクレイ成分が汚れを吸着して取り除いてくれますよ。

高級アルコール系ほど洗浄力は強くないですが、しっかり汚れを落としてくれるので、頭皮や髪に負担をかけずに汚れを落としたいときにぴったりです。

頭皮の赤みや炎症が気になるときは、炎症を抑える「グリチルリチン酸ジカリウム」が配合されているシャンプーがおすすめです。

グリチルリチン酸ジカリウムは甘草由来の成分で、肌あれを抑える効果が高いことから、医薬部外品や薬用の商品に配合される「有効成分」として認められています。

肌が敏感な人も使いやすい成分なので、頭皮トラブルが気になる人はぜひチェックしてみてくださいね。

炭酸シャンプーは洗浄力が強く、頭皮や髪のうるおいに必要な皮脂まで落としてしまうことがあります。

炭酸シャンプーを選ぶときは、できるだけ保湿成分が配合されているものを選びましょう。

購入する際はパッケージをチェックして、これらの成分が含まれているものを選びましょう。

肌が敏感な人は、できるだけ添加物が少ない炭酸シャンプーを使いましょう。

ただし、防腐剤に限ってはシャンプーの長期保存を可能にするため、ほとんどの商品に配合されています。

防腐剤フリーを謳っていても、その定義はメーカーによってまちまちです。よほど肌が敏感でないかぎり、防腐剤に関しては神経質にならなくてもよいでしょう。

泡立ちや香りなど、使い心地も炭酸シャンプーを選ぶ際の大切なチェックポイントです。できるだけ泡立ちが良く、たっぷりの泡で包みこむように洗えるものを選びましょう。

泡立ちが悪いものだと髪同士がこすれて、傷みやすくなってしまいます。意外と見落としがちなのが、ボトルの形状です。

炭酸シャンプーには、普通のシャンプーのようなポンプタイプと、スプレーのような噴射タイプの2種類があります。毎日使うのであれば、軽い力で出せるポンプ式が便利です。

続いて、自宅でヘッドスパ気分が味わえる炭酸シャンプーのやり方をお伝えします。次のことを意識しながら洗えば、よりすっきりとした爽快感が味わえますよ。

軽くブラッシングをし、髪を濡らします。このとき、お湯の温度は40℃以下に設定しましょう。

熱すぎるお湯は、頭皮や髪に刺激となるだけでなく、頭皮のうるおいに必要な皮脂まで落としてしまいます。

刺激や乾燥は頭皮トラブルや髪の悩みの原因になるので、くれぐれも熱すぎるお湯は使わないように注意してください。

髪を濡らしたら、1分程度お湯だけで予洗いをしましょう。髪や頭皮の汚れのほとんどは、お湯でしっかり洗えば落ちるといわれています。

予洗いをしっかりすることでシャンプーの泡立ちがよくなるので、よりやさしく洗えるようになりますよ。

予洗いのときも、お湯は40℃以下をキープしましょう。指の腹を使って、頭皮を揉むように洗うのがポイントです。

炭酸シャンプーの容器をよく振り、卵1つ分くらいの量の泡を手に出しましょう。

通常のシャンプーと違い泡状で出てくるため、最後まで使い切るためにも容器を立てて泡を出すようにするのがポイントです。

シャンプーを頭につけたら、指の腹で揉むようにして洗います。かゆいからといって爪を立てると頭皮に傷がつくことがあるので、爪を立てないように注意しましょう。

頭皮までの血流に沿って下から上に揉み洗いすると、頭皮の血行促進にもつながります。

頭皮の血行が良くなると健やかな髪が育まれやすくなるので、髪の細さやハリ・コシのなさが気になってきた人はぜひ実践してみてくださいね。

また、マッサージ後には5分程度時間を置き、泡パックをするのがおすすめ。炭酸ガスにより、頭皮に詰まった毛穴汚れを浮かし、頭皮をすこやかに保ちます。

最後に、シャンプーをすすぎます。すすぎ残しがないように、ていねいに時間をかけてすすぎましょう。頭皮にシャワーヘッドを当て、滑らせるようにしてすすぐのがポイントです。

すすぎ残しがあると臭いや頭皮トラブルの原因になるので、2～3分を目安に少し長いくらいの時間をかけてすすいでください。

「自宅でも炭酸シャンプーが作れる！」などの謳い文句で作り方を紹介している記事がありますが、本当に作れるのでしょうか？

ここでは、炭酸シャンプーの作り方と、自宅で作るのがおすすめできない理由を解説します。

炭酸シャンプーは、炭酸水とシャンプーを使えば自宅でも簡単に作れます。空のシャンプーボトルに50ml程度炭酸水を入れ、そこにシャンプーを1～2ポンプ加えれば完成です。

しかし、保存がきかないので、作ったらその日のうちに使いきらなければなりません。

また、重曹とクエン酸だけを使って炭酸湯を作り、それに頭をつけることで炭酸シャンプー代わりにすることもできます。

40℃以下のお湯4リットルに対して、重曹を10g・クエン酸を8g溶かせば完成です。

大きめの洗面器に炭酸湯を作って頭を浸すのもよいですが、ペットボトルを使って作るとかけ流せて便利ですよ。

最後に、炭酸シャンプーのよくある質問にお答えします。

炭酸シャンプーを使えば、自宅で手軽にヘッドスパ気分が味わえます。頭皮の汚れやベタつき、かゆみ、臭いが気になる人は、ぜひ炭酸シャンプーで頭皮をクレンジングしてみましょう。

炭酸シャンプーを選ぶときは、洗浄成分や配合されている成分などをチェックすることが重要です。自分の頭皮・髪に合った炭酸シャンプーを使って、健やかな美髪を手に入れてくださいね。