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七五三にかかる費用はいくら?内訳や費用を抑える方法を解説!

七五三にかかる費用はいくら?内訳や費用を抑える方法を解説!

七五三を控え、七五三の費用がいくらかかるか気になりますよね。この記事では、七五三にかかる費用の内訳や費用を抑える方法を紹介します。「七五三の総額っていくら?」「できるだけ安く済ませたい」と考える人は、ぜひ参考にしてくださいね。
七五三を控え、七五三の費用がいくらかかるか気になりますよね。この記事では、七五三にかかる費用の内訳や費用を抑える方法を紹介します。「七五三の総額っていくら?」「できるだけ安く済ませたい」と考える人は、ぜひ参考にしてくださいね。

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七五三にかかる費用は総額いくら?

一般的に、七五三の費用の総額は5万円程度からと言われています。

七五三の費用の内訳

  • 初穂料

    5,000円〜1万円

  • 子どもの衣装代

    和装レンタル】4,000円〜5万円程度

    【和装購入】1万円〜20万円程度

    【洋装レンタル】5,000円〜1万円程度

    【洋装購入】数千円〜

  • 子どものヘアメイク代

    7,000円〜15,000円程度

  • 会食費

    1人あたり3,000円〜1万円

  • 記念撮影代

    【自分で撮る】プリント代数十円〜

    【プロに頼む】2万円~9万円程度

  • お祝い返し

    頂いた金額の3分の1~半額程度

七五三の総額は、衣装をどうするか、記念撮影や会食の有無、参加人数などで大きく変わります。

各家庭によって変わってくるため、相場を参考に「自分の家庭はどのくらいの費用がかかりそうか」をある程度計算しておくのがおすすめです。

七五三とは?何をするの?

七五三の由来を知っていますか?

「詳しくは知らない、どんな意味があるの?」という人も多いのではないでしょうか。まず、七五三の基本的な情報を見ていきましょう。

七五三の儀式に込められた意味と由来

七五三は、次の3つの儀式が本来の由来であると考えられています。

3つの儀式

  • 3歳【髪置き(かみおき)の儀】

    男女ともに、それまで丸坊主にしていた髪をはじめて伸ばしはじめる儀式

  • 5歳【袴着(はかまぎ)の儀】

    男の子がはじめて袴を着る儀式

  • 7歳【帯解(おびとき)の儀】

    女の子がはじめて大人と同じ帯をつける儀式

今ほど医療が発達していなかった時代、子どもの成長は大変喜ばしいことでした。

そこで3歳・5歳・7歳の節目には、これまで無事に過ごせたことに感謝し、これからの健やかな成長を願ってお祝いをしていたそうです。

これら3つの儀式は、平安時代の宮中で行われており、江戸時代には武家や商人の間に広まりました。

そして明治時代に「七五三」と呼ばれ庶民の間でも行われるようになり、大正時代以降に現代の七五三の形になったと言われています。

神社やお寺に参拝して神様に感謝する

七五三では、住んでいる土地を守ってくださっている近所の神社へ参拝するのが一般的ですが、有名な神社や家族の思い入れのある神社、歴史ある神社に参拝しても問題はありません。

しかし、神社が遠方で移動時間が長い場合などは、子どもが疲れてしまうかもしれません。無理のないスケジュールを立て、あらかじめ当日の天気や駐車場の有無を確認しておきましょう。

また、七五三の参拝は神社のイメージが強いかもしれませんが、お寺でも七五三の祈祷を受け付けているところがあります。

参拝したいお寺がある場合は、参拝可能かをあらかじめ問い合わせて確認しておくと安心ですね。

お寺では、仏様やご先祖様に子どもの無事を報告・感謝し、これからの成長をお祈りしましょう。

食事会や記念撮影で思い出を作る

「七五三のお参りには、祖父母も参拝する」という家庭も多いのではないでしょうか。かわいい孫の七五三は、きっと祖父母も楽しみにしてくれていますよね。

祖父母も七五三のお参りに参加する場合、参拝後はみんなで記念写真を撮ったり、お店で食事会を開いたりする家庭が大半です。

家族の予定が合えば、思い出作りにぜひ記念撮影や食事会をしてみてはいかがでしょうか。

参拝後にスムーズに移動できるように、写真館やレストランは予約しておくのがおすすめ。参拝の様子を撮影してくれる出張撮影サービスも便利ですよ。

七五三の準備はいつから始める?

一般的な七五三の参拝日である11月15日に参拝するのであれば、9月頃から準備を始めるとよいでしょう。

ご祈祷や着付け・ヘアメイクの予約など、七五三の日を迎えるまでには準備することがたくさんあります。また、七五三のハイシーズンである11月は、神社はもちろん写真館、美容院も大変混雑します。

「衣装をレンタルしたい」と考える場合、早めに予約しないと人気の衣装は借りることができないかもしれません。気に入った衣装を選ぶためにも、早め早めの行動を心がけましょう。

もし混雑を避けたいのであれば、9月や10月、12月頃に参拝するのもおすすめです。ただし、祈祷には予約が必要な場合が多いので、早めに参拝予定の神社に確認しましょう。

七五三にかかる費用の内訳

ここでは、七五三にかかる費用の内訳の相場をご紹介します。ぜひ自分のケースに当てはめて、おおよその金額を算出する参考にしてください。

初穂料(玉串料・ご祈祷料)

初穂料とは「七五三のご祈祷を受けるために、神社に納めるお金のこと」です。

初穂料は5,000円〜1万円が一般的な相場ですが、神社によっては「初穂料〇〇円」など決まっている場合もあります。

お参りしたい神社が決まったら、事前に電話で問い合わせるか、神社のホームページを見て確認しましょう。

また、神社によっては初穂料が「お気持ち程度」とされている場合もありますが、その場合は一般的な相場である5,000円〜1万円を包むといいでしょう。

衣装・小物代

七五三では、多くの子どもがいつもより上品な洋装や着物で参拝しますが、衣装の費用は和装か洋装か購入するかレンタルするかによって異なります。

特に和装を購入する場合は、衣装の生地やブランドによって金額の差が大きいのが特徴です。

衣装にかかる費用の目安

  • 和装

    購入:1万円〜20万円程度

    レンタル:4,000円〜5万円程度

  • 洋装

    購入:数千円〜

    レンタル:5,000円〜1万円程度

子どもの七五三の衣装は「一生の思い出に残るような衣装を用意してあげたい」と考えるママ・パパも多いのではないでしょうか。

せっかくの晴れの日なので、予算の範囲内で七五三にふさわしい素敵な衣装を用意してあげてくださいね。

祝い着を着物に仕立て直すことも

子どものお宮参りに使用した祝い着は、仕立て直すと七五三の着物としてもう一度着ることができます。

仕立て直しにかかる費用の相場は2万円程度。呉服店はもちろん、インターネットでも依頼できます。

ただし、七五三に必要なのは着物だけではありません。長襦袢・肌着・足袋などの小物や、3歳であれば被布と呼ばれるベスト、5歳であれば袴、7歳であれば帯などを別で購入する必要があります。

祝い着の仕立て直しは、「お金がかかってもいい」「祝い着を一度しか着ないのはもったいない」と考える人にはおすすめですが、「安く済ませたい」という理由で仕立て直すと、結果的にレンタルより高くついてしまう可能性もあるので注意しましょう。

ヘアメイク・着付け代

写真撮影することを考えると、七五三の主役である子どものメイクやヘアセットも重要です。

ママがやってもいいですが、せっかくなのでプロにお願いするのもおすすめ

子どものメイクやヘアセットにかかる費用の相場

  • 3歳(女の子)

    着付け・ヘアセット・フルメイク:10,000万円

  • 5歳(男の子)

    着付け・ヘアアレンジ:7,000円

  • 7歳(女の子)

    着付け・ヘアセット・フルメイク:15,000円

お得な「親子プラン」が用意されているお店もあるので、ママも着付けやヘアセット、メイクをするのであれば、ぜひチェックしてみてくださいね。

会食費

祖父母も一緒に参拝する場合、参拝後にみんな揃って食事する家庭もあります。

会食費はお店や食事の内容によっても異なりますが、一人当たり3,000円〜1万円程度と見積もっておきましょう。

「七五三では、何か決まったものを食べるの?」と思う人もいるかも知れませんが、七五三に決まった行事食はありません。

おめでたい日ならではの「祝膳」を食べてもいいですし、主役である子どもが食べたいメニューを選んでもいいでしょう。

もし、参拝後に子どもが疲れているようであれば、無理にお店で食べずにテイクアウトして家でゆっくり食べるのもおすすめです。

写真撮影費用

せっかくの子どもの晴れ姿は、記念写真を撮っていつでも見られるようにしたいですよね。

写真撮影費用は、誰がどこで撮るかによって金額が異なります。

七五三の撮影形式による費用の相場

  • 自分で撮影

    1枚数十円〜(プリント代のみ)

  • 出張撮影

    2万円〜4万円程度(別途出張費がかかる場合も)

  • フォトスタジオ

    2万円〜9万円程度

自分で撮影すると当然費用を抑えることができます。ですが、「より素敵な写真を残したい」「家族写真も撮りたい」と考えるのであれば、やはりプロに撮ってもらうのがおすすめです。

ただし出張撮影やフォトスタジオで写真を撮る場合は、「衣装費」や「出張費」が別途かかる場合があります。

また、平日と土日で撮影代が異なる場合もあるので、事前にホームぺージなどをチェックしましょう。

お祝い返し

子どもが七五三を迎える際、祖父母や親戚からお祝いをもらうことがあります。

七五三のお祝いには、基本的にお返しは不要とされていますが、高額なお祝いをもらった場合や日頃の感謝を伝えたい場合など、「何かしら内祝いを贈りたい」と考えるかもしれません。

七五三のお祝い返しをするのであれば、いただいた金額の1/3〜半分程度を目安にするとよいでしょう。

しかし、あまりにも高額なものをもらった場合などは、相場を気にせず、返せる範囲でのお返しでも問題ありません。

もし遠方に住む人から郵送でお祝いが届いた場合は、届いた日のうちに電話でお礼の挨拶をするのがマナーです。

またお返しは、お祝いをいただいてから2週間以内に贈るようにしましょう。

お祝い返しはどんなものがいいの?

七五三の内祝いには、焼き菓子・飲みもの・調味料などの「消え物」が一般的です。また、内祝いの定番であるタオルなどの手軽な日用品を贈ってもよいでしょう。

基本的に七五三は家族のお祝いなので、祖父母や親戚へのお返しには子どもの晴れ姿の写真もおすすめです。

かわいい孫や甥っ子・姪っ子の写真をいつでも見られるので、きっと喜んでもらえますよ。

フォトスタジオやネットショッピングでは、内祝いにぴったりのフォトスタンドに入った写真も注文できるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

七五三の費用を抑える方法は?

七五三の費用は、こだわればこだわるだけ高くなってしまいますが「できるだけ安く済ませたい」と考える人も少なくないでしょう。

ここでは、どうやったら安く済ませることができるのか、七五三の費用を抑える方法をご紹介します。

レンタル衣装を活用する

七五三の衣装は、七五三にかかる総費用の中でも大きな割合を占めています。

購入するかレンタルするかで金額に大きく差が出るので、「七五三にかかる費用を大幅にカットしたい」と考えるのであれば、レンタルがおすすめです。

着物を購入すると最低でも1万円、ブランドなど高いものだと20万円もかかってしまいますが、レンタルだと4,000円〜5万円程度なので数万円単位で費用を抑えられます。

しかし、人気の衣装は希望日のレンタルが難しいかもしれません。気に入った衣装を選ぶためにも、早め早めの行動がポイントです。

レンタルショップでは、たくさんの種類の中から着物を選ぶことができます。きっとお気に入りの衣装が見つかるはずですよ。

写真撮影の時期をずらす

前撮りや後撮りなど、撮影する時期をずらすことで、ハイシーズンに比べて写真撮影にかかる費用を抑えられる可能性があります。

七五三のシーズンである11月はたくさんの子どもたちが記念撮影に訪れるので、「ゆっくり撮影できない」「好みの衣装があったけど、他の子が着ていて着られなかった」となってしまうことも。

「せっかく写真館で撮影するんだから、好きな衣装をゆっくり選んで着せてあげたい」と考える人にも、比較的空いている早撮り・後撮りはおすすめです。

写真館では「早撮りキャンペーン」や「後撮りキャンペーン」などが開催されることが多いので、確認してみましょう。

着付けができる写真館を選ぶ

せっかくの子どもの晴れ舞台。子どもの着付けとヘアメイクは「プロにお願いしたい!」と考えるママ・パパも多いのではないでしょうか。

しかし子どもとは言え、プロにお願いすると意外と費用がかかるもの。できれば、着付けだけでも無料で行ってくれる写真館を選ぶのがおすすめです。

子どもにとっても、着物を着た状態であちこち移動するより、撮影の前にさっと着せてもらうほうが楽なはず。

着付け無料かどうかはホームページに書かれていることが多いので、写真館を選ぶ際はぜひチェックしてみてくださいね。

セルフでヘアメイクをする

子どものヘアメイクはプロに頼むのではなく、ママがするのもおすすめです。その場合、ママの化粧品を使うのではなく、子ども用の化粧品を購入しましょう。

ネット通販では、リップ・アイシャドウ・マニキュアが入ったセットが2,000円程度で買えるので、プロにお願いするよりもかなり安く済ませることができますよ。

7歳頃の子はママのお化粧に興味を持つ場合も多いので、購入した化粧品は七五三の記念として子どもにプレゼントすると喜んでもらえそうですね。

七五三のセルフヘアメイクについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

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子どもの成長を祝う七五三は日本の代表的な行事のひとつ。せっかくだから、普段とは違うおしゃれを子どもにも楽しませてあげたいですよね。この記事では、七五三のメイクやヘアセットはどこですればいいのかや、自宅でする場合のおしゃれにするポイントを紹介します。

お下がりの着物を着る

上の子がいて、七五三のときに衣装を購入している場合は、そのお下がりの着物を着ることで衣装代を抑えられます。

しかし「何年もタンスにしまっていて、お手入れできていない」という人がほとんどですよね。着る前にクリーニングに出すなら、着物クリーニング専門店「アライバ」がおすすめ。

3,980円+送料で、着物洗いのプロが丁寧にクリーニングしてくれます。頑固な汗染みや口紅を落とすのはもちろん、あせた色を鮮やかに補修してくれるので綺麗な仕上がりになりますよ。

上の子が着た着物は、ママ・パパにとっても思い出深いもの。下の子も、「憧れのお姉ちゃん(お兄ちゃん)の着物を着られる」と、きっと喜んでくれるでしょう。

食事会をしない・料理の内容を見直す

七五三が終わった後、食事会を開くかどうかは家庭によって異なります。

七五三の食事会は「しなければいけない」という訳ではないので、家族の都合によっては食事会をしない家庭も少なくありません。

食事会をしなければ、その分の費用を浮かせることができます。

「せっかく祖父母も来てくれるから食事会したい。でも費用が気になる。」と考えるなら、食事の内容を検討してみましょう。

大切なのは、七五三を迎えた子どもを祝ってみんなで楽しく食事することで、食事の内容ではありません。

もし参拝後に子どもが疲れているようであれば、お寿司など子どもの好きなものをテイクアウトして、自宅でのお祝いパーティーもおすすめですよ。

写真館のキャンペーンを活用する

先ほど紹介した「早撮りキャンペーン」や「後撮りキャンペーン」をはじめ、写真館ではたくさんの七五三向けキャンペーンが開催されています。

それらのキャンペーンをうまく利用すると撮影費用を抑えられるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

スタジオマリオでは、七五三の撮影をすると参拝時の衣装を特別価格で借りることができます。

参拝時の衣装は写真撮影のときと違うものをレンタルできるので、「たくさんの着物を着せてみたい!」という人にもおすすめですよ。

また、スタジオマリオは撮影料の安さも魅力のひとつ。ひとつの撮影テーマは一律3,000円で、ポーズ数に制限はありません。

七五三の商品もたくさんあるので、気に入った写真をいろいろな形で残すことができますよ。

思い出に残る七五三を!

七五三は、子どもの無事に感謝し、これからの健やかな成長を願って神社やお寺に参拝する儀式です。

一般的に、七五三にかかる相場は5万円程度と言われていますが、着物をレンタルしたり、ヘアメイクを自分でしたりすることで費用を抑えられます。

記念撮影をする場合、写真館の七五三キャンペーンを利用するとお得になる可能性があるので、早めにチェックしてみてくださいね。

  • 七五三は、神社やお寺に参拝してこれからの子どもの健やかな成長を祈る儀式
  • 一般的に、七五三の総費用は5万円程度から
  • 初穂料など減らせないものもあるが、工夫次第で総費用を抑えられる
  • 写真館の七五三キャンペーンを利用するのがおすすめ

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