トモニテ
妊娠7か月(24〜27週)の様子

妊娠7か月(24〜27週)のママと赤ちゃんの様子

ママの様子

  • 体重増加に注意
    太りすぎると、産道に脂肪がついて難産の原因にもなることがあります。そのほか、さまざまな合併症のひき金になることも。
  • 貧血になりやすくなる
    食事などで、しっかりと貧血対策を。大豆製品、ほうれん草、ひじきなどをメニューに加えましょう。
  • おなかが張ってくる
  • 妊娠線が出ることも
    おなかの皮膚がのびるため、赤紫色の妊娠線がくっきり出てくることがあります。赤ちゃんへの影響などはまったくありませんが、出産後、白い線として残ることも。
妊娠7か月のママのからだ

赤ちゃんの様子

  • シルエットがはっきりと
    背中とおしりが見えてきます。
  • 脳が発達する
    このころから脳が発達してきます。プカリプカリと浮いていただけの赤ちゃんは、自分でくるりと回ったりするように。
  • 髪の毛がのびてくる
  • 聴覚が発達する
    ママの心音や、ママの声がちゃんと聞こえています。
  • 皮下脂肪もついて、ふっくらしてくる
  • まぶたが開く
    目には上下に分かれたまぶたができます。また、鼻の穴も開通します。

早産にならないよう気をつけて

 22週以降37週未満で出産になることを早産といいます。早産にならないよう、疲れたら横になり、決して無理をしてはいけません。しばらく休んでもおなかの張りがとれないときは、病院を受診してください。

 この時期はおなかもせり出してきて、動作もゆったりと、何事もスローペースになります。周りも気を使ってくれるので、あまり動かなくなるわりに食べすぎになりがちです。

 とくに外食ではカロリーオーバーと塩分のとりすぎに注意。肉類より魚や貝類を使ったメニューを選ぶ、どんぶりものより定食にするなどして気をつけましょう。

 また、仕事で産休をとる予定のママも出産を機に退職するママも、そろそろ引き継ぎの準備をしましょう。

POINT1 おなかが目立ってきます

 おなかが大きくなると、反り返った姿勢になるので、腰や背中が痛くなります。また、おなかが張ることもあります。

 服はおなかが圧迫されないように、ゆったりとしたものを着ます。靴はローヒールにしてゆっくりと歩き、ときどき腰や背中をのばします。疲れたら横になるなどしてからだへの負担を減らし、無理はしないことです。

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POINT2 妊娠線が出、静脈瘤ができることも

 下半身の静脈が圧迫されることにより、ふくらはぎや太もも、外陰部などのあまり目立たないところが、こぶのように浮き上がることもあります。

 おなかの皮膚がつれて、妊娠線がおへそから下にくっきりと出ることもあります。どちらも子宮が大きくなる変化に伴い起こるので、赤ちゃんへの影響はなく、心配いりません。

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妊娠線は、妊娠して肌が急激にのびることでできる赤紫色の線状斑のことです。ケアしているつもりでも、おなかが急激に大きくなる後期になって、はじめてできていることに気づく人も多いようです。早めにケアを始めること、ていねいにケアすることが大切です。

POINT3 足がむくんだら

 長時間立ちっぱなしの仕事がつらくなり、足がむくみやすくなっています。休むときは足を高くするとラクになります。足のマッサージも効果的です。ほかにも、5本指のソックスをはくなどして足の指を広げる、就寝前にフットバス(足浴)をするなどもおすすめです。

 また妊婦体操や散歩などは、安産に効果的といわれています。

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高血圧が見られます。早期発見・治療が大切です。

パパへ ふたりで仲よくクッキング

 妊娠中は体重がふえすぎないようにアドバイスされるので、ママも体重オーバーには少々敏感になっているかもしれません。体重管理は安産のためには大切なことですが、鉄分やカルシウムをふだんよりたっぷりとることも忘れてはいけません。ヨーグルト、牛乳、チーズなどの乳製品、小魚、海藻、切り干し大根や小松菜などの食材を料理にとり入れましょう。

 赤ちゃんを迎えると、しばらくはおっぱいやミルクで育ちますが、そのうち離乳食が始まります。ベビーフードがたくさん売られていますが、赤ちゃんの噛む力に合わせて、パパとママの食事をすりつぶしたり、スープでのばしたりするだけで立派な離乳食になります。料理することがおっくうにならないように、料理の腕を磨いておくと育児がグンと楽しくなります。妊娠時からふたりでクッキングを楽しんでみてはどうでしょう。

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写真提供:ゲッティイメージズ

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