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お出かけ

【小児科医監修】生後2か月になったら 家の近くからおでかけをしてみよう

2か月になり、そろそろ健診以外でもおでかけをしてみたいと思うころ。最初は、家の近所をゆっくり散歩したり、スーパーに買い物に行ったりしてみましょう。近場に慣れてきたら、ちょっと遠出したり、ゆくゆくは旅行なども楽しむことができます。

また、おでかけを重ねることで、「何が必要か」「事前に調べておくこと」「抱っこひもはどのくらいの時間で腰や肩が痛くなるか」などがわかってきます。無理のない範囲でチャレンジしましょう。そうしているうちに、おでかけの準備にも慣れてきます。

おでかけの前には?

赤ちゃんとのおでかけには、事前の準備がとても大切。

いろいろと下調べや、シミュレーションをしておくと、安心です。

時間帯は?

赤ちゃん連れの外出は荷物も多く、重装備になりがちです。また混み合った車内では、赤ちゃんの機嫌が悪くなってしまうことも。通勤・通学のラッシュ時間帯は、公共交通機関の移動はできれば、避けましょう。おすすめの時間帯は、お昼前や午後の2~4時くらい。混雑が落ち着いた時間がいいでしょう。

雨の日は傘やレインコ ートなど荷物が増えてさらに大変。できれば予定を変更して、のんびり過ごすことも考えてみましょう。

タクシーを利用しよう

無理をせずタクシーを使いまし ょう。「子育てタクシー」というものもあります。荷物が多くなりがちな乳幼児の外出のサポートなどをしてくれます。

事前の下調べが大切

出かける先に、おむつ替えスペースはあるか、授乳室、エレベーターがあるか、子連れOKのレストランか、紙おむつが買えるところがあるか、ベビーカーを置けるスペースがあるか……などを調べておきましょう。

ママのためのおでかけサイトをのぞいてみると便利。おでかけ先におむつ交換シートや授乳室があるか、実際に行った人の体験談があるところも。

おむつが売っていない!?

薬局には必ずおむつが売っているものと思いがちですが、小さな薬局にはないこともあります。多めに持っていくようにしましょう。

公共空間でのマナーは?

電車やバスなどに乗っているときに、ぐずったり、泣きだしたりすると周りの目が気になるもの。ぐずったときは、立って窓の外の景色を見せたり、おもちゃで遊ばせたりして気を紛らわせましょう。

また、レストランや新幹線の座席などで、授乳室がないからと授乳ケープをして授乳をするときも、周りに気配りを。子育て経験のない人からすると目のやり場に困るということも。授乳ケープを使うとしても、人目につかない場所を探しましょう。

おもちゃは取り出しやすいところに入れておきましょう。抱っこひもにつなげておくのもおすすめ。

先輩ママに聞いた 役立ったアイテム

大判ストール


赤ちゃんとのおでかけでは、少しでも荷物を少なくしたいものです。何役もこなす大判ストールがあれば便利です。日よけにしたり、寒いときにかけたり、授乳ケープにもなります。また、お昼寝した赤ちゃんにサッと掛けたり、おむつ替えマットにもなります。夏は薄手、冬は厚手のものと2種類用意しておくと重宝します。

密閉できるポリ袋

密閉できる袋は、とっても便利。濡れた着替えを入れたり、おしぼりタオルを入れたりと使えます。また、透明なので中身が見えて、小物の整理がしやすいのも便利。

水筒

ミルクの熱湯を入れていくのに使います。ミルクの量に合わせたサイズにしましょう。ミルクを作るときの70~80度を保てる保温性の効くタイプにしましょう。

おもちゃ

1個だけではなく、2~3個持っていきましょう。いくつかあったほうが、ぐずったときにあきずに使えて効果的です。

持ち物リスト

【お世話】

□ 着替え(1~2セット)

□ 大判ストール

□ ポケットティッシュ

□ ウエットティッシュ

□ ハンドタオル

□ 密閉できるポリ袋

【おむつ替え】

□ 紙おむつ(5枚程度)

□ お尻ふき

□ ビニール袋

□ おむつ替えシート

【ミルク、離乳食】

□ ミルク(1回分ごとに小分けする)

□ 哺乳びん

□ 水筒

※離乳食が始まったら

□ ベビーフード

□ おやつ

□ 飲み物、マグ

□ 離乳食用スプーン

□ お食事エプロン

【外で過ごすとき】

□ 帽子

□ 日焼け止め

□ 虫よけ、虫さされ薬(赤ちゃん用のもの)

【その他】

※外出中に体調が悪くなったりけがなどしたときに必要です。常に持ち歩くようにしましょう。母子手帳ケースなどに入れてひとまとめにしておくと便利。

□おもちゃ

□母子健康手帳

□健康保険証

□乳幼児医療証

□お薬手帳

どっちが便利? 抱っこひも?orベビーカー?

おでかけ必須アイテムの抱っこひもとベビーカー。使い分けるポイントを紹介します。

抱っこひも

【良い点】

  • 両手があいて身軽
  • ママと赤ちゃんが密着するので、赤ちゃんが安心する
  • 階段やエスカレーターもそのまま使える

【悪い点】

  • 長時間の移動は、ママやパパが大変
  • 夏は密着しているので熱気がこもる
  • 着脱に時間がかかる

ベビーカー

【良い点】

  • 重さが気にならない
  • 荷物がかけられる
  • 長距離移動のときにらく

【悪い点】

  • 階段での移動が大変
  • エスカレーターが利用できない
  • 狭いところや、人混みで歩きにくい
  • スペースをとるので、お出かけ先で置く場所に困る

育児が不安なママ・パパをサポート

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アプリは記事を読む以外にも、低月齢の赤ちゃんの成長記録に便利な「育児記録」の機能もあります。

ボタンタップで手軽な育児記録

トモニテアプリの育児記録

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生まれてすぐの赤ちゃんの生活リズムを把握するためにつけるべき育児記録。
トモニテのアプリなら、ボタンタップで簡単につけられて便利です。
パートナー間での共有はもちろん、じいじやばあばなどその他のご家族にも共有することで育児をシェアしやすくなります。

1週間ごとの記録がグラフでまとめて見れる

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食事・睡眠・排泄・体温の記録では、1週間分の記録をまとめて見ることができます。
睡眠のまとめで周期が見えると、お昼寝のタイミングなどが予想しやすくなるので便利です。

大切な成長記録を印刷して残せる

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身長・体重も記録できるので、将来お子さんに見せてあげるために印刷・保管しておくのはいかがでしょうか。

写真提供:ゲッティイメージズ

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