【小児科医監修】赤ちゃんの心を育てるほめ方しかり方 | MAMADAYS(ママデイズ)
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しかられる男の子

【小児科医監修】赤ちゃんの心を育てるほめ方しかり方

生後10か月前後の赤ちゃんは、ママやパパの行動や表情、言葉に対して、興味を持ち理解しようとし始めるころ。このころから、ほめたり、しかったりを始めると、言葉以外にもたくさんの情報を赤ちゃんは学んでいきます。たくさんほめて、危険なときはしかりましょう。
生後10か月前後の赤ちゃんは、ママやパパの行動や表情、言葉に対して、興味を持ち理解しようとし始めるころ。このころから、ほめたり、しかったりを始めると、言葉以外にもたくさんの情報を赤ちゃんは学んでいきます。たくさんほめて、危険なときはしかりましょう。

ほめる

ほめ方のヒント① 「うれしい」「楽しい」を共有する

「ごはんをたくさん食べたね」「笑顔でうれしいね」「この絵本楽しいね」など、日々の感動を赤ちゃんと共有しましょう。

ほめ方のヒント② ママとパパが喜ぶ

赤ちゃんは、自分の行動でママやパパが喜んで楽しそうにしていると「ほめられた」と思い、うれしくなります。ささいなことでも喜んで、赤ちゃんに自信をつけさせてあげましょう。

自信がつき、赤ちゃんのママとパパへの信頼感が増します。すると、しかられるという否定的なことも受け止められるようになります。

ほめ方のヒント③ 何かができたらほめる

「まねっこでバイバイができた」「上手に手づかみで食べられた」など、何かができたときにも、ほめましょう。そのときに「次は、野菜も手づかみで食べてみようね」と次の目標もいっしょに伝えて、赤ちゃんを応援しましょう。

褒める

中小路ムツヨ

しかる

しかり方のヒント① 根気よく伝える

ママやパパの言うことを、ある程度は理解できるようになってきましたが、1回ではまだ理解できません。気長に根気よく、伝えましょう。

しかり方のヒント② 危険なことはしかる

はいはいなどで動き回れるので、行動範囲はぐんと広くなっています。家の中の危険なところにも好奇心から近づいていきます。危険でけがをしそうなときなどは、「ダメ」としかります。

「ダメ」ばかり言わないですむように、あらかじめ危険なものを片づけたり、赤ちゃんの手の届かないところに置いたりと安全な室内環境づくりはおこなって。

しかり方のヒント③ 簡単な説明もする

生後9~10か月くらいから、何かやろうとするときに、チラッとママの顔を見てから始めるようになります。赤ちゃんは0歳でも「学ぶ」という気持ちがあります。「アチチだからダメだよ」「いたいいたいだから、やめてね」など、簡単な説明をしながらしかりましょう。少しずつ理解していきます。

しかる

中小路ムツヨ

写真提供:ゲッティイメージズ

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