【小児科医監修】先天性肥厚性幽門狭窄症 | MAMADAYS(ママデイズ)
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抱っこされる赤ちゃん

【小児科医監修】先天性肥厚性幽門狭窄症

胃の出口の異常で、勢いよく吐く。【主な症状】嘔吐・体重の増えが悪い
胃の出口の異常で、勢いよく吐く。【主な症状】嘔吐・体重の増えが悪い

【症状】飲んだものが胃から腸へ流れない

母乳やミルクを飲むと毎回噴水のように大量に吐き、栄養不足になる病気です。

原因は、胃から十二指腸へ続く幽門部の筋肉が厚くなること。そのために通り道が狭くなり、飲んだものが流れにくくなって吐いてしまうのです。

症状が出るのは、生後2〜3週から1〜2か月の間。男の子に多く見られます。

赤ちゃんのようす

授乳のたびに、噴水のように勢いよく吐きます。すぐにおなかがすいて母乳やミルクを欲しがり、飲ませるとまた吐きます。栄養が十分にとれず、体重が減り、しだいにやせてきます。

水分をとれずに脱水状態になり、グッタリとしたり、皮膚に張りがなくなってカサカサとしてくることもあります。

【治療】狭くなっている部分を手術や薬で広げる

厚くなっている幽門部の筋肉を切開し、狭い部分を広げる手術をします。手術はできるだけ早期に行います。30分ほどで終わり、術後1週間程度で退院できます。

勢いよく吐くときは受診して

赤ちゃんが授乳の後で口の横からダラダラと吐く(溢乳)ことはよくありますし、体重が増えているなら心配はありません。逆に、授乳のたびに水を噴き上げるように勢いよく吐くときは、小児科か小児外科を受診してください。

嘔吐

浅羽ピピ

写真提供:ゲッティイメージズ

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