【専門家監修】年子とは?年子育児で大変なこと、メリット、楽しく乗り切るコツ | MAMADAYS(ママデイズ)
年子

【専門家監修】年子とは?年子育児で大変なこと、メリット、楽しく乗り切るコツ

「年子」と聞くと、1学年違いのきょうだいをイメージする方が多いと思いますが、実は同学年、2学年差の場合も。年子の意味、年子を育児する上で大変なことやメリット、楽しみ方のコツを家庭教育・親子関係アドバイザーの田宮由美先生に教えていただきました。
「年子」と聞くと、1学年違いのきょうだいをイメージする方が多いと思いますが、実は同学年、2学年差の場合も。年子の意味、年子を育児する上で大変なことやメリット、楽しみ方のコツを家庭教育・親子関係アドバイザーの田宮由美先生に教えていただきました。

「年子」には同学年、1学年違い、2学年違いのパターンがある

そもそも年子ってどのようなきょうだいを言うのでしょうか。実は、解釈の仕方に若干の違いがあるまま、各々に使用されているのが現状です。

例えば「同じ母親から1つ違いで生まれた子ども」と言われることがあります。この場合、上の子どもが2歳の誕生日を迎えるまでに次の子どもが生まれれば年子となります。

また「年ごとに続いて生まれた同腹の子ども」を指して言われることもあります。

このようなさまざまなパターンを考えた上で、世間一般で言われている年子と照らし合わせて説明していきます。

日本では、4月2日~翌年4月1日までに誕生した子どもを同学年として区切っています。そのため「年子」といっても、1学年違い、同学年、2学年違いのパターンがあります。

同学年の年子

上の子が遅生まれ(4月2日~12月31日に生まれた子)で、その次の子が翌年4月1日までに誕生した場合。

例えば上の子が2019年5月に誕生し、その次の子どもが2020年の3月に生まれれば、同学年の年子になります。4月、5月の早い時期に上の子が誕生し、1~2か月の間に次の子を身ごもった場合です。

1学年違いの年子

上の子どもが遅生まれ(4月2日~12月31日に生まれた子)で、その次の子どもが翌年の4月2日以降、遅生まれになれば1学年違いの年子になります。

例えば上の子が2019年5月に誕生し、その次の子どもが2020年11月に生まれた場合などです。

2学年違いの年子

上の子どもが早生まれで、次の子が翌年の4月2日以降、遅生まれになれば、2学年違いの年子になります。

例えば、上の子が2019年1月に誕生し、その次の子が2020年7月に生まれた場合などです。

以上の3パターンが一般的な年子の考え方です。

ですが「1つ違い」を「2歳の誕生日を迎えるまで」とすれば、もうひとパターンも生じてきます。それは生まれ年が2年開いている場合です。

生まれ年が続いていない1学年違いの年子

上の子どもが遅生まれで、その次の子どもが1年開いたあとの早生まれ、つまり翌々年の1月1日から4月1日までに誕生した場合。

例えば上の子どもが2019年5月に誕生し、その次の子が2021年3月に生まれた場合、生まれた年は続いていませんが、上の子が1歳の間に次の子が生まれています。

この場合、生まれ年は続いていませんが、学年は1学年違いですので年子と言われていることが多いようです。

そして「1つ違い」から考えると、生まれ年が続いていない2学年違いもあります。

例えば、上の子どもが2019年6月に誕生し、その次の子どもが2021年5月に生まれた場合などです。

上の子どもが誕生して、その翌々年の上の子の誕生日前日までに、次の子が誕生し、2学年違うパターンです。上の子が1歳の間に生まれていますので、1つ違いと言えるでしょう。ですが世間一般では、このパターンは年子とは言っていません。

これらを総合すると「年子」とは「同じ母親から年ごとに続いて生まれた子ども、また1学年違うきょうだい」と説明すれば、共通理解しやすいでしょう。

では次に年子の育児について考えてみましょう。

年子育児で大変なこと

年子育児は、年齢の差が2歳未満です。特に月例の近い年子は、上の子どもも、まだオムツや中には授乳をしていることもあるでしょう。そこへ、また赤ちゃんが誕生するのですから、ダブルの忙しさとなります。

上の子の離乳食が始まり、よちよち歩き出し、目が離せなくなるところに数時間おきの授乳が始まります。一人が泣くと、もう一人も泣き出すことも多く、親は本当に辛いでしょう。

また将来進学も続き、それに伴う出費も続くことが予想されます。

年子育児のメリット

年子育児は大変なように感じますが、一方でメリットもたくさんあります。

月齢が近いということは、生活のリズムや遊び方も似ているということです。きょうだいで仲良く遊んだり、基本的な生活習慣をお互いに学び合って身に付けていくことも期待できます。

また幼稚園や保育園、小学校の子どもの在籍年数が重なり、運動会やその他の行事も二人一度に済むことが多く、仕事を持つ母親には助かるでしょう。

進学などの出費が続くこともありますが、反対に考えれば、子どもが続いて社会人になってくれるので、早く手離れするとも考えられるでしょう。

年子育児を上手に乗り切るコツ

年子の場合、上の子に「弟・妹ができる」という理解がまだきちんとできません。しかし親は上の子をどうしても「お兄ちゃん」「お姉ちゃん」という気持ちで見てしまいがちです。そうすると上の子は、赤ちゃん返りが激しくなったリ、親をわざと困らせたりします。

それなので、親は二人ともまだ赤ちゃんと思って接してあげましょう。ときには、上の子だけに接する時間を取り、しっかり抱きしめ、「大好きよ」という気持ちがしっかり伝わるように心がけましょう。そうすることによって、上の子が育てやすくなるだけでなく、親自身の気持ちも楽になるでしょう。

また子ども達が幼い間は、家事を完璧にしようと思わず、手を抜くことも大切です。そして夫や親を頼り、便利な家電があればうまく活用したいですね。

赤ちゃんの年子だと大変さもダブルですが、可愛いさや子育てのやりがいもダブルです。

いずれにしても、大変さがいつまでも続く訳ではありません。今の子どもたちとの貴重な時間を大切に、楽しんで過ごしてくださいね。

写真提供:ゲッティイメージズ

※当ページクレジット情報のない写真該当

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