「雫」の意味や由来は？名前に込められる思いや名付けの例を紹介！

まずは、「雫」という字について知りましょう。

「雫」は、したたり落ちる水滴やその様子を表す言葉です。

中国で生まれた「雫」という漢字ですが、当時の中国の辞書には音読みの「ダ・ダン」読みしか記載がなく、実は本来どのような意味があるのかはわかっていません。

「しずく」の意味が記載されたのは、日本に入ってから。「雨」が「下」に落ちる様子から、2つをくっつけて「雫」という漢字になったのではないかと考えられています。

雨上がりにキラキラと輝く様子から、雫には爽やかで美しいイメージがあります。

また「雫」は大地に恵みをもたらす「雨」を連想させ、心の広さや人々を助ける様子をイメージする人もいるでしょう。

一粒の雫からは繊細なイメージ、物静かなイメージを感じる人もいるかもしれません。

ジブリ映画の「耳をすませば」から、ヒロインの「月島雫」というキャラクターを思い浮かべる方も多いかもしれませんね。

「雫」を使った名前には、キラキラと輝く様子や、恵みの雨のイメージ、大河になる様子などからさまざまな願いを込めることができます。

雫を使った言葉には、以下のようなものがあります。どれも情緒や日本的な美しさを感じさせる言葉ですね。

「雫」を名前に用いるときは、「シズク」「シズ」「ダ」と読みます。

「シズク」「シズ」読みは女の子の印象が強いかもしれませんが、「ダ」と読ませて他の漢字を組み合わせることで、男の子にもぴったりの名前になりますよ。

「シズク」と読む漢字は他に、「滴」があります。「シズ」と読む漢字は他に、「静」「寧」「倭」「穏」「玄」などがあります。

同じ響きにしたいけれど「雫」以外の文字にしたいという人は参考にしてくださいね。

「雫」に悪い意味はありません。

「雫」は雨や涙を連想させるので、人によっては悪い意味にとらえる人もいるかもしれませんが、一般的には全く問題ないので安心してくださいね。

名前につけるときは、悪い意味でなく、キラキラと輝く様子や恵みの雨をイメージしてつけるといいでしょう。

「雫」は、したたり落ちる水滴やその様子を表す言葉です。

キラキラと輝く美しさや、恵みの雨、やがて大河になるイメージがあります。

子どもの名前に「心の美しい人になってほしい」「優しい人になってほしい」「大成してほしい」という願いを込めたい人にぴったりですよ。

ぜひ雫を使って、素敵な名前を考えてくださいね！

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