「玲」の意味や由来は？名前に込められる思いや名付けの例を紹介！

まずは、「玲」という字について知りましょう。

「玲」は玉の鳴る音の様子を意味する漢字です。「令」が澄み渡っている様子を表し、玉を意味するおうへんと組み合わさってできたのが由来です。音の様子から音が冴え渡ってさわやかな様子や色が鮮やかな様子も意味するようになりました。

「玲」は清らかで澄んだ様子を意味するので、透明感や輝くような美しさをイメージできます。雲ひとつない澄み切った様子から純粋で素直な印象も与えられますよ。玉のように冴えて輝く様子を意味する「玲玲」やどこから見ても透き通っている様子を意味する「八面玲瓏」のように、「玲」はくもりのない未来を想像できる漢字と言えます。

「玲」を使った名前には次のような願いを込めることができますよ。

にんべんの「伶」は音楽家や俳優を意味する漢字で、芸術に優れたイメージから発想力豊かな人になるように、人を魅了するような人になってほしいという願いが込められます。

「伶」についてはこちらの記事で詳しく紹介していますよ。

りっしんべんの「怜」は心が澄んでいて賢い、慈しむという意味があります。クールで知的なイメージがあり、誠実な人になってほしい、愛情深く、やさしい人になってほしいという願いが込められます。

「怜」についてはこちらの記事で詳しく紹介していますよ。

作りも似ていて同じように「レイ」と読む「玲」「伶」「怜」ですが、漢字自体の意味は違います。名前の画数や込めたい思いを考えながら漢字を選ぶのがいいでしょう。

「玲」にはよくない意味はありません。

「レイ」という読みが0（ゼロ）や霊をイメージさせることから名前には良くないとの考えもあります。また、「レイ」と読む似た漢字がいくつかあるため、漢字を間違えられることがあるかも知れません。

しかし「玲」は清らかで澄みきったイメージを持ち、くもりのない未来を想像できることから安心して名付けに使ってくださいね。

「玲」はレイという読み方が定番で玲奈（れいな）や玲央（れお）といった使われ方が多く見られますが、ほかにもあきら、たま、れという読み方ができますよ。

どの読み方も中性的な印象があるため、男の子にも女の子にも使いやすい漢字です。

「レイ」と読む漢字は他に、「怜」「伶」「麗」「礼」などもあります。

「あきら」と読む漢字は他に、「明」「晃」「昭」「彰」などもあります。

「たま」と読む漢字は他に、「珠」「環」「碧」「瑞」などもあります。

「れ」と読む漢字は他に、「怜」「伶」「麗」「澪」などもあります。

同じ響きにしたいけれど「玲」以外の文字にしたいという人は参考にしてくださいね。

名前に「玲」を含む有名人としては、次のような人たちが挙げられます。

玉の澄み切った涼やかな音を意味する「玲」。

鮮やかな様子や純粋なイメージがあるので、「色鮮やかで豊かな人生を歩んでほしい」「素直でやさしい子になってほしい」という願いを込めたいときに使いたい漢字です。

これから生まれてくる赤ちゃんが明るい未来を歩めるように「玲」を使った素敵な名前を考えてみてくださいね。

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