「志」の意味や由来は？名前に込められる思いや名付けの例を紹介！

まずは、「志」という字について知りましょう。

「志」は、「こころざし」や「目指すこと」、「思いやり」「親切」などを意味する言葉です。

「志」のツクリである士はもともと「行く」を表し、心と合わさって「心が行く＝心が突き動かされる」と言う意味になりました。

「心が動かされる」ほどの内側から発する強い気持ちを表すので、目標に向かって強い信念を持っている様子や、筋道が通ったイメージが湧きます。

また、「思いやり」を意味することから、人情あふれる優しい印象を感じますね。

「志」の目標を持って突き進む様子や、優しくて親切なイメージから「志」を名付けた場合次のような願いが込められます。

「志」が持つ意味から、目標を高く持って突き進み、周囲に優しくて芯のある子に育ってくれる様子が目に浮かびますね。

「志」のもつ願いや思いを込めて、素敵な名前を赤ちゃんに付けてあげましょう。

男の子では、篤志や京志郎など「シ」の音を活かした名前によく用いられています。女の子でも、志保や志乃など「シ」の音を活かした名前が人気です。

「シ」と読む漢字は他に、「史」「士」「柴」などがあります。

同じ響きにしたいけれど「志」以外の文字にしたいという人は参考にしてくださいね。

「志」という漢字によくない意味はありませんが、仏事の際に使用されるので気になる人がいるかもしれません。

例えば香典返しとして使用されるのし袋や、贈り物ののし紙の表書きに「志」を記します。これは「気持ちばかりのお返しです」という意味を表現しているので、決してネガティブな意味ではありません。

「志」は、相手に気持ちを伝えるための言葉なので、仏事に使用されるからと言ってあまり気にすることではないでしょう。

「志」の目標高く思いやりのある前向きな意味を使って、素敵な名前を付けてあげましょう。

名前に「志」を含む有名人にはこのような人が挙げられます。尊敬する人や憧れの人の名前から考えてみるのも良いですね。

「志」のこころざしを持って目標に突き進むイメージや親切で優しいイメージから、「目標に向かってまっすぐ突き進んでほしい」「強くて優しい子に育ってほしい」という意味を込められます。

「志」という漢字を使って、芯があって人に優しい人に育ってくれるよう願いを込めましょう。

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