【医師監修】妊婦がディズニーランド・シーに行ってもいいのはいつからいつまで？準備や注意点を解説！

妊娠中はディズニーランドやディズニーシーに関わらず、長時間のおでかけは推奨されません。

ディズニーランドやディズニーシーなど、テーマパークの園内は広く、混雑していることも多いです。

出かける際の移動時間も長くなりがちで、妊婦には負担がかかる場所です。

一般的におでかけに適しているとされる安定期でもさまざまなリスクをともなうため、おでかけする場合はしっかり準備し無理のないスケジュールで臨みましょう。

妊娠中にディズニーランド・シーに行くときは、次のことを心に留めておきましょう。

妊娠中の旅行は安定期であってもリスクはゼロではありません。ディズニーランド・シーの園内は徒歩移動が多くなるので、疲れる前に休憩して、無理のないようにしましょう。

妊娠中にディズニーランド・シーに行く際は、念入りに事前準備をしてから行きましょう。

妊娠中のお出かけは、安定期であっても医師によく相談してください。ディズニーランド・シーのように、長時間歩き回ったり、混雑・待ち時間が想定される場所ではいつも以上に注意が必要です。まずは、かかりつけの医師に確認し、注意事項がある場合はよく聞いてから計画を立てましょう。

ディズニーランド・シーのチケットは、東京ディズニーリゾート・オフィシャルウェブサイトで販売しています。

チケットはディズニーホテルやディズニーストア、旅行代理店などでも取り扱っています。なお、2023年7月現在、入園当日にチケットを現地で購入することはできないので注意しましょう。オフィシャルサイトでは、2ヶ月先の同日分までの日付指定チケットが購入できます。日付指定チケットでも、チケットの有効期間内であれば入園する日付を変更できるので、体調が悪く行けなくなったとしても別の日に楽しめますよ。

ディズニーランド・シーに行くと、お土産もたくさん買いたくなりますよね。パーク内で不要な荷物やお土産はコインロッカーに預けましょう。お土産は宅配サービスを利用して自宅に送ってしまうと帰宅時もらくちんですよ。

コインロッカーや宅配サービスを上手に活用して園内では身軽に過ごせるようにしましょう。

ディズニーランド・シーは、屋外のエリアが多いため、天候や気温の影響を受けやすいです。雨や風が強い中、長時間並ぶことで体が冷えたり、炎天下のなかで熱中症になったりするとママの体調だけでなく、おなかの赤ちゃんにも影響するリスクがあります。

当日の天候や混雑状況をよくチェックしておきましょう。

暑さ対策や防寒グッズもしっかりと準備してくださいね。

妊娠中にパークを楽しむなら、繁忙期を避けたほうが無難です。

特に、土日祝日や夏休み・冬休み・春休みのシーズンは混雑するので、避けたほうがよいでしょう。以前は、冬の1月～2月は閑散期と言われていましたが、近年はイベントが開催されるようになり、ディズニーランド・シーともに閑散期は無くなりつつあります。

平日やイベントを開催していない時期は、比較的空いていることが多いので、混雑しにくいタイミングでお出かけしましょう。

万が一、体調が悪くなってしまったときに備えて、座って休憩できる場所や救護室の場所を確認しておきましょう。ディズニーランド・シーの園内には、さまざまなレストランやベンチが点在しています。体調が悪くなる前にこまめに休憩を取ってくださいね。体調が悪くなってしまったときは、まず近くにいるキャストに伝えましょう。状況に応じて中央救護室に案内されます。中央救護室は、ディズニーランドがワールドバザール内、ディズニシーがメディテレーニアンハーバーにあります。

妊娠中はもしものときに備えて、母子手帳などは常に持ち歩きましょう。

また、夏の暑さや冬の寒さ対策もしっかりと行ってくださいね。

妊娠中は、両手が空くリュックがおすすめ。パレードの観覧時は、地面に座らずにすむように折りたたみ椅子が便利ですよ。

列に並んだり、ショーやパレードの観覧時は日傘が使えないこともあるので帽子も必ず用意しておきましょう。

大判のタオルは日焼け対策、エアコンの寒さ対策、どちらにも使えて便利です。

冷えるとおなかが張りやすくなったり、トイレが近くなるので寒さにはしっかり備えてくださいね。

ディズニーランド・シーのアトラクションは、妊娠中の利用が制限されているものがあります。出かける前に利用できないアトラクションを確認しておきましょう。

これ以外のアトラクションでも、体調やアトラクションの動きによっては乗れないものがあります。

また、制限がないアトラクションでも、体調に不安があるときは避けるようにしてくださいね。

ここでは妊娠中にディズニーランド・シーで利用したいサービスをお伝えします。負担を軽くパークを楽しむためにも、ぜひチェックしてくださいね。

合流利用サービスは、長時間、列に並ぶことのできない人が列以外の場所で待機できるサービスで妊娠中の人も利用できます。

同行者は他のゲストと同じように並ぶ必要がありますが、妊婦は別の場所で待機し、アトラクションに案内されるタイミングで合流できる便利なサービスです。

合流利用サービスを利用する場合は、利用する施設のキャストに「合流利用サービスを利用したい」と申し出たうえで、パスポートを見せてください。ディズニーランド・シーともにすべてのアトラクションが対象です。

ディズニー・プレミアアクセスは、園内にある施設の体験時間や入場時刻を指定して予約できる有料のサービスです。ディズニー・プレミアアクセスを利用することで、待ち時間を短縮できたり、指定のエリアでショーを鑑賞できたりします。ディズニー・プレミアアクセスを利用する際は、東京ディズニーリゾートの公式アプリまたはメインストリート・ハウス（東京ディズニーランド）・ゲストリレーション（東京ディズニーシー）でチケットの購入が必要です。

プライオリティ・シーティングは、時間を指定してレストランの予約ができるサービスです。指定の時刻にレストランに行くと、短い待ち時間で優先的に席に案内してもらえます。妊娠中、少しでも待ち時間を減らしてスムーズに園内を回りたい人は、利用してみましょう。プライオリティ・シーティングの申し込みは、オンラインまたは店頭で受けつけています。前日までにオンラインで申し込んでおくと、当日慌てることがなくおすすめです。

ここでは妊娠中にディズニーランド・シーを楽しむ、おすすめのプランをご紹介します。

アトラクションに乗る以外にもさまざまな楽しみ方があるので、参考にしてみてくださいね。

ディズニーランド・シーでは、さまざまなショー・パレードが行われています。ショーやパレードは妊娠中でも制限なく鑑賞できるので、ショーやパレードを中心に楽しんでみましょう。ショーのなかには、鑑賞にあたって東京ディズニーリゾート公式アプリからのエントリーが必要なものもあります。当日、入園したら、忘れずにお目当てのショーにエントリーしておきましょう。

妊娠中はショッピングやレストランでの食事を楽しむのもおすすめです。イベント期間限定のグッズやメニューもたくさん販売されています。ディズニーランド・シーのなかにはベビーグッズを取り扱っているショップもあるので、生まれてくる赤ちゃんのために何かお土産に購入してみてもよいでしょう。ディズニーランド・シーでベビーグッズを取り扱っているお店は次のとおりです。

赤ちゃんやママ・パパの名前を入れてオリジナルのグッズが作れるお店もあるので、世界に1つだけの記念アイテムを作るのもおすすめです。

ディズニーのキャラクターと写真を撮れるキャラクターグリーティングも妊婦におすすめの楽しみ方です。キャラクターグリーティングは、専用の施設で行われるものと、エントランスなどで定時に行われるものがあります。公式サイトでは、キャラクターグリーティングの月間スケジュールが公開されているので、計画を立てる際の参考にしてください。

東京ディズニーランド・シーには、指定された日時から短時間だけ入園できるお得なチケットがあります。1デーパスポートだと元を取ろうとしてついつい欲張ってしまいそうな人は、アーリーイブニングパスポートやウィークナイトパスポートを活用してみては？いずれのチケットも、東京ディズニーリゾートオフィシャルウェブサイトで購入できますよ。

ここでは、先輩ママ100名を対象にしたアンケート結果をご紹介します。

妊娠中のディズニーリゾートをどう楽しむか、もしかしたらヒントになる意見があるかもしれませんね。

「妊娠中にディズニーランドまたはディズニーシーに行きましたか」という質問には、7割以上の人が「妊娠中は行かなかった」と回答する結果となりました。

妊娠中でもディズニーランド・シーに行った人は、妊娠中期に行く人が多く、複数回行った人もみられました。

※複数回答あり

ここでは妊娠中にディズニーランド・シーに行った、と回答した人の声をご紹介します。

妊娠中は、休憩をこまめにとり、ホテルを利用している場合はホテルで休むなど、ゆったりと楽しむことが大切ですね。

ここでは妊娠中にディズニーランド・シーに行かなかった、と回答した人の声をご紹介します。

妊娠中に行かなかった人の多くが、移動や待ち時間の長さが負担になることを理由に、ディズニーランド・シーを控えていたと回答しました。

ここでは妊婦がディズニーランド・シーに行く際のよくある疑問をご紹介します。気になる点を解消しましょう！

妊娠中、体調が落ち着いたら思い出作りにディズニーランド・シーに行きたいと考えているママもいるでしょう。

ディズニーランド・シーに行く場合は、事前に医師に相談し、無理のない日程で出かけてくださいね。万が一、体調が悪くなったときのために、母子手帳や健康保険証などは忘れずに持っていきましょう。

妊娠中は体調を優先しながら、ゆったりと園内を散策して、いつもと違った楽しみ方を探してみてはいかがでしょうか。

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