「妙」の意味や由来は？名前に込められる思いや名付けの例を紹介！

まずは、「妙」という字について知りましょう。

「妙」は言いようのないほど優れていることを意味します。

「妙」は「女」に「少」を組み合わせた漢字で、とても数の少ない女性ということから、希少で優れた資質を持つという意味を表すようになりました。

また、優れた女性ということから美しいという意味も持ち、言葉では言い表せないほど優れた美しい女性といった意味も持っています。

数少ない優れた美しさを持つことを意味する「妙」は、女性的な外見の美しさだけでなく、美しい心を持っていることもイメージさせます。

また「奇妙」「霊妙」等の熟語にも用いられているように、「妙」には日常ではない不思議さを感じさせる使われ方もあります。

そのためどこか神秘的な印象があり、謎めいた雰囲気もイメージできると言えるでしょう。

「妙」は少ない女性というイメージから、秀でて美しいという願いが込められています。その美しさは外見に限ったことではなく、心の美しさにも通じるものです。

また「絶妙」などとも言われるように、「妙」はただ優れているというだけでなく、言い表せないほどとびきり優れているという意味を持ちます。

これらの意味から、「妙」を使った名前には下記のような思いを込めることができます。

「妙」は言い表しにくいほど希少であるという意味もあるから、「奇妙」「珍妙」といった熟語にも多く使われています。

このことから「変」「おかしい」といったイメージを感じる人もおり、ネガティブに思われることもあります。

ただし、「妙」自体が悪い意味を持っているわけではありません。

また、仏教の経典などに多くこの漢字が見られることから、宗教的な意味を感じて避けられることもあります。

ただしこれは、昔のインドの経典を漢訳する際に当て字として使われたことが始まりで、「妙」自体には宗教的な意味は特にありません。

「妙」は、優れた資質や美しさを意味する漢字です。

美しい印象やミステリアスな雰囲気をもつ漢字で、特に女の子の名前に人気です。

心身の美しさや優秀さを願うときには、「妙」を使った名前を考えてみてくださいね。

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