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パイナップルはつわりに効くって本当?食べる際の注意点とおすすめレシピを紹介【管理栄養士監修】

パイナップルはつわりに効くって本当?食べる際の注意点とおすすめレシピを紹介【管理栄養士監修】

つわり中は、酸味のあるものが食べたくなりますよね。果物を好んで食べる妊婦さんも多いでしょう。

しかし、パイナップルは「食べると流産する」などという噂もあり、食べてもいいのか不安になっていませんか?

妊娠中にパイナップルを食べても、流産することはありません。しかし、食べる際はいくつか注意することがあります。

パイナップルを食べる際の注意点の他、おすすめのパイナップルレシピも紹介しますので、パイナップルを食べてもいいかどうか悩んでいるママは参考にしてみてくださいね。

つわり中は、酸味のあるものが食べたくなりますよね。果物を好んで食べる妊婦さんも多いでしょう。

しかし、パイナップルは「食べると流産する」などという噂もあり、食べてもいいのか不安になっていませんか?

妊娠中にパイナップルを食べても、流産することはありません。しかし、食べる際はいくつか注意することがあります。

パイナップルを食べる際の注意点の他、おすすめのパイナップルレシピも紹介しますので、パイナップルを食べてもいいかどうか悩んでいるママは参考にしてみてくださいね。

つわり中にパイナップルが食べやすい理由

つわり中にパイナップルが食べやすいのは、適度な酸味があるからです。つわり中、酸っぱいものが食べたくなるというママは多いもの。

生のパイナップルやパイナップルジュースはさっぱりとしているので、体調が悪いときも口にしやすいですよ。

パイナップルに含まれるビタミンB6には、つわりの症状を軽減する効果があると言われています。

しかし、パイナップルでつわりが落ち着いたという人もいれば、パイナップルを食べる程度ではつわりの症状がおさまらない人もいるため、つわりを抑える効果を期待しすぎないようにしましょう

つわり中にパイナップルを食べたときの赤ちゃんへの影響は?

つわり中にパイナップルを食べても、赤ちゃんに影響はありません。ただし、食べ過ぎには注意しましょう。

食べ過ぎると体重が増えすぎたり、妊娠糖尿病になったりすることがあります。

パイナップルが直接影響することはありませんが、妊娠糖尿病になると早産や流産、巨大児など赤ちゃんに影響が出ることがあるため注意してくださいね。

つわり中にパイナップルを食べるメリットは?

つわり中にパイナップルを食べるメリットは次のとおりです。

つわり中にパイナップルを食べるメリット

  • 水分補給になる

  • 便秘解消に役立つ食物繊維が摂れる

  • 疲労回復に役立つクエン酸が摂れる

  • 酸味があるからつわり中でも食べやすい

つわり中にパイナップルを食べるときの注意点

つわり中にパイナップルを食べるときは、食べ過ぎや食べ方に注意が必要です。食べるときの注意点を解説します。

パイナップルの食べ過ぎに注意する

パイナップルの食べ過ぎは、糖分の摂り過ぎにつながることがあります。

糖分を摂り過ぎると妊娠糖尿病になったりすることがあるので、食べ過ぎないように注意しましょう。

また、生のパイナップルにはたんぱく質を分解する酵素が含まれています。

食べ過ぎると口の中が荒れてしまうことがあるので、ピリピリするなど違和感を感じるまで食べないようにしてくださいね。

パイナップルの缶詰は汁を切ってから食べる

缶詰のパイナップルは、柔らかいので食べやすいですよね。

しかし、缶詰の汁には糖分がたっぷり含まれており、それなりにカロリーもあります。

カロリー・糖分の摂り過ぎを防ぐためにも、缶詰のパイナップルを食べるときは汁を切って食べましょう。

つわり中にパイナップルを食べやすくするポイントは?

つわり中、さらにパイナップルを食べやすくするには、冷たくしたり、スムージーなどにしたりするのがおすすめです。

冷やして食べる

つわりがはじまると、臭いに敏感になるママは少なくありません。

パイナップルの香りが気になるときは、少し冷やして食べてみましょう。冷やすと香りが抑えられるので、香りが気になるときも食べやすくなりますよ

冷蔵庫で冷やすだけでなく、冷凍庫で冷やして冷凍パイナップルにするのもおすすめです。

ミキサーでスムージーなどにする

ミキサーでスムージーやジュースにするのもよいでしょう。

食欲がなく、固形物が食べられないときも、スムージーやジュースなら口にしやすいのではないでしょうか。

旬のフルーツや野菜、牛乳、豆乳などと一緒にミキサーにかけるだけで作れるので、忙しいときの朝食にもおすすめです。

つわり中におすすめのパイナップルレシピ

ここからは、つわり中におすすめのパイナップルレシピを紹介しましょう。生のままデザートとして食べるのもよいですが、料理に加えると新しいおいしさに出会えるかもしれませんよ。

マンゴーパインジェラート

パインとマンゴーを使ったひんやり爽やかなジェラートのレシピです。

ヨーグルトとレモンでさっぱり食べられるでしょう。ミキサーで簡単に作れるのも嬉しいポイントです!

DELISH KITCHEN マンゴーパインジェラート

ふるふる豆乳パイナップルゼリー

ふるふる食感で食べやすい!豆乳とパインを使ったゼリーです。豆乳を使っているのであっさり食べられますよ♪

DELISH KITCHEN ふるふる豆乳パイナップルゼリー

つわり中のパイナップルにまつわる迷信

「つわり中にパイナップルを食べると、流産する」とか「パイナップルが食べたくなるとき、赤ちゃんの性別は男の子」のような話を聞いたことはありませんか?

これらの話は、迷信です。

パイナップルを食べると流産する・妊娠中に食べたくなるもので赤ちゃんの性別がわかるという科学的根拠はありません

食べ過ぎには注意が必要ですが、妊娠中でも安心して食べられます。

つわりがひどいときは食事が偏っても大丈夫?

つわり中、食生活に偏りが出ることに不安を感じる人もいるでしょう。

理想はさまざまな食材をバランスよく摂れることですが、食事が難しい場合つわり中に限っては食事の偏りは容認されています。

また、妊娠初期につわり・悪阻の症状がひどくて食事が摂れなくても、赤ちゃんの成長に影響を与えることはないと考えられています。

しかし、高カロリーのものや糖分が多いもの、塩分が多いものなど、肥満や妊娠糖尿病、妊娠高血圧症候群につながるものばかり食べてしまう場合や体重が減る・増えない場合は医師に相談してみましょう。

次のような工夫をするとつわり中でも食事がしやすくなりますよ。

つわり中の食事の工夫

  • 食べ物の形状やのどごしを変えてみる(ドロドロ、さっくり、ぱさぱさ、など)

  • 温度を変えてみる(温める、冷やす)

  • ストローを使い口の中に広げないようにして飲む

  • 味付けは薄めで脂っぽくないものを選ぶ

  • 1回の食事を分け少量・頻回にして食べる

つわりがおさまるのはいつからいつまで?

つわりの症状は妊娠5〜6週目頃から始まり、妊娠12〜16週までに落ち着く人が多いです。

しかし、つわりの症状は人により個人差があります。

つわりが全く出ない人、妊娠中期以降も残る人とさまざまです。

なかには、症状が重くなり「妊娠悪阻(にんしんおそ)」という状態になる人もいます。

食事が過度に偏っている場合や、食事や水分が摂れず体重が減っている場合は、産婦人科を受診しましょう。

つわり中のパイナップルに関するよくある質問

ここではつわり中のパイナップルに関するよくある疑問をご紹介します。気になる点を解消しましょう!

1日に食べていいパイナップルの量は?

  • 果物は1日あたり200gを目安にしましょう

    1日あたりの果物摂取量は200gが目安とされています。 果物の食べ過ぎは糖分の摂り過ぎにもつながるので、他の果物と合わせて200gを目安に食べましょう。 パイナップルだけで200gの目安を満たす場合、約1/4個が目安です。

パイナップルばかり食べているけど大丈夫?

  • つわり中は食べられるときに食べられるものを食べましょう

    つわり中は食べられるときに食べられるものを食べるしかありません。ある程度の食事の偏りは許容されます。 つわりが落ち着いてきたら、少しずつ食事のバランスにも気を配れるとよいですね。

つわり中に食べるパイナップルは缶詰じゃダメ?

  • 栄養の面から生のパイナップルをおすすめします

    缶詰のパイナップルがNGというわけではありませんが、生のパイナップルに比べると食物繊維が少なかったり、シロップ漬けになっているため糖分やカロリーが多かったりします。 おなかの調子を整え、糖分やカロリーの摂り過ぎを防ぐためには、生のパイナップルの方がおすすめです。

つわり中にパイナップルはおすすめ!ただし食べ過ぎには要注意

適度な酸味のあるパイナップルはつわり中も食べやすい果物のひとつです。毎日の食事に取り入れてみましょう。パイナップルを食べるときは、食べ過ぎに注意してくださいね。食べられるときに食べられるものを食べて、しんどいつわりの時期を乗り切りましょう!

  • つわり中にパイナップルを食べても問題ない
  • パイナップルの食べ過ぎには要注意
  • 缶詰のパイナップルはシロップを切って食べよう
  • 冷やしたりスムージーにすると食べやすくなる
  • パイナップルを食べると流産するなどの話は迷信

【注意事項】
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