ラムネはつわり中でも食べやすい！食べる際の注意点や赤ちゃんへの影響を解説！【管理栄養士監修】
ブドウ糖が主な原材料のラムネは、小粒でくちどけがよく、適度な酸味もあるため、つわりで体調がすぐれないときも食べやすいお菓子です。
血糖値をスムーズに上げてくれるため、食べづわりの緩和にも役立ちます。しかし、食べ過ぎると体に負担がかかるため注意が必要です。
この記事では、妊娠中にラムネを食べる際の注意点を解説します。
ブドウ糖が主な原材料のラムネは、小粒でくちどけがよく、適度な酸味もあるため、つわりで体調がすぐれないときも食べやすいお菓子です。
血糖値をスムーズに上げてくれるため、食べづわりの緩和にも役立ちます。しかし、食べ過ぎると体に負担がかかるため注意が必要です。
この記事では、妊娠中にラムネを食べる際の注意点を解説します。
つわり中にラムネが食べやすい理由
つわり中にラムネが食べやすいのは、粒が小さくくちどけがよいからでしょう。
適度な酸味がつわり中に食べやすいという人もいるようですね。
ブドウ糖が主成分のラムネは素早く血糖値を上げるため、血糖値が低下して気分が悪くなる食べづわりの緩和にも役立つとされています。
ラムネは携帯しやすいのでつわり中のお供に活用してみてくださいね。
つわり中にラムネを食べたときの赤ちゃんへの影響は？
つわり中にラムネを食べても赤ちゃんに影響はありません。
しかし、ラムネに含まれるブドウ糖は、他の糖類と比べて血糖値を上げやすいため、人によってはそれが体に負担となることがあります。
特に妊娠糖尿病の妊婦さんがラムネを食べると、血糖値が急上昇して体調が悪化することがあるので、妊娠糖尿病の妊婦さんは事前に医師に食べてもよいか確認しましょう。
つわり中にラムネを食べるメリットは？
ラムネは次のようなメリットがあるので、つわり中に活用しやすいですよ。
つわり中にラムネを食べるメリット
スーパーやコンビニで手軽に買えて持ち運びしやすい
適度な酸味があり食べやすい
小粒でくちどけがよいため、食欲がないときでも食べやすい
食べると速やかに血糖値が上がるため食べづわりが和らぐ
つわり中に食べられるものを探している人はぜひ試してみてくださいね。
つわり中にラムネを食べるときの注意点
つわり中にラムネを食べる際は、食べる量に気を配り、食べたあとは歯を磨くようにしましょう。
ここではラムネを食べるときの注意点をご紹介します。
ラムネを一気に食べない
ラムネを一気食いすると、血糖値が急上昇してしまいます。
血糖値の急上昇・急降下は体に大きな負担がかかるので、ラムネを食べる際は少しずつ食べるようにしましょう。
ラムネの食べ過ぎに注意する
ラムネの食べ過ぎは糖分の摂り過ぎにつながります。
栄養が豊富に含まれている食品でもないので、食べ過ぎには注意しましょう。
ラムネを食べたあとは歯を磨く
妊娠中は、ホルモンの影響で虫歯や歯周病になりやすくなっています。
食べたあとは、虫歯・歯周病を防ぐためにも、歯を磨きましょう。
歯ブラシを口に入れると気分が悪くなってしまうときは、うがいをするだけでも構いません。
マウスウォッシュなどを使ってうがいをすると、口の中がさっぱりして気分転換にもなりますよ。
つわり中に特に食べやすいラムネは？
つわり中に特に食べやすいラムネは、酸味があるものや粒の小さいラムネです。
酸味が強めのラムネ
妊娠すると酸味のあるものが食べたくなる人は少なくありません。
より食べやすいラムネを探しているなら、酸味がしっかりあるものを選ぶとよいでしょう。
「サワーラムネ」や「酸っぱい」など、酸味がある味のラムネを試してみましょう。
小粒のラムネ
つわりで気分がすぐれないと、口を開けて食べ物を噛むのもしんどいですよね。そのようなときは、小粒のラムネがおすすめです。
粒が小さいラムネなら、口を大きく開けなくても食べられ、噛まなくても口の中で溶かしやすいでしょう。
個包装になっているラムネ
1粒ずつ個包装になっているラムネは、一気食いしにくく、食べ過ぎ防止にも役立ちます。
個包装になっているものは、バッグやポーチに入れて持ち運びやすいので、外出時にもおすすめですよ。
つわり中にラムネを食べたくなると子どもの性別がわかる？
「妊娠中に甘いものやラムネが食べたくなると赤ちゃんの性別は男の子（女の子）」のような話を聞いたことがあるママもいるかもしれません。
しかし、こういった話は迷信です。
妊娠中にママが食べたくなったもので赤ちゃんの性別がわかるという科学的根拠はないので、あまり気にしすぎないようにしましょう。
つわりがひどいときは食事が偏っても大丈夫？
つわり中、食生活に偏りが出ることに不安を感じる人もいるでしょう。
理想はさまざまな食材をバランスよく摂れることですが、食事が難しい場合つわり中に限っては食事の偏りは容認されています。
また、妊娠初期につわり・悪阻の症状がひどくて食事が摂れなくても、赤ちゃんの成長に影響を与えることはないと考えられています。
しかし、高カロリーのものや糖分が多いもの、塩分が多いものなど、肥満や妊娠糖尿病、妊娠高血圧症候群につながるものばかり食べてしまう場合や体重が減る・増えない場合は医師に相談してみましょう。
次のような工夫をするとつわり中でも食事がしやすくなりますよ。
つわり中の食事の工夫
食べ物の形状やのどごしを変えてみる（ドロドロ、さっくり、ぱさぱさ、など）
温度を変えてみる（温める、冷やす）
ストローを使い口の中に広げないようにして飲む
味付けは薄めで脂っぽくないものを選ぶ
1回の食事を分け少量・頻回にして食べる
つわりがおさまるのはいつからいつまで？
つわりの症状は妊娠5〜6週目頃から始まり、妊娠12〜16週までに落ち着く人が多いです。
しかし、つわりの症状は人により個人差があります。
つわりが全く出ない人、妊娠中期以降も残る人とさまざまです。
なかには、症状が重くなり「妊娠悪阻（にんしんおそ）」という状態になる人もいます。
食事が過度に偏っている場合や、食事や水分が摂れず体重が減っている場合は、産婦人科を受診しましょう。
つわり中のラムネに関するよくある質問
ここではつわり中のラムネに関するよくある疑問をご紹介します。気になる点を解消しましょう！
ラムネばかり食べているけど大丈夫？
ラムネしか食べられないときは早めに医師に相談しましょう
つわり中は食べられるものを食べるしかなく、ある程度食事が偏るのも仕方がないとされています。しかし、ラムネしか食べられないとなると、栄養不足や糖分の摂り過ぎなどが心配されるので、早めに医師に相談しましょう。
1日に食べていいラムネの量はどれくらい？
1日に食べていいラムネの量は決められていません
1日に食べていいラムネの量は決められていませんが、食べ過ぎには要注意です。 ほかの間食と合わせて、200kcal以内に納められるとよいですね。
食べづわり対策にラムネはおすすめ！ただし食べる量には注意しよう
粒が小さく、血糖値をスムーズに上げてくれるラムネは、食べづわり対策におすすめのお菓子です。
ただし、一気食いしたり食べ過ぎたりすると、血糖値が急上昇して体に負担がかかるので、食べるときは少しずつ食べるようにしましょう。
食べづわりに悩んでいるママは、バッグやポーチにラムネを忍ばせておくと少しずつ食べやすいので便利ですよ。ラムネを活用しながら、しんどいつわりを乗り切りましょう！
- ラムネは一気食い・食べ過ぎに要注意！
- 妊娠糖尿病の人は食べる前に医師に相談を
- ラムネを食べたら歯を磨こう
- 食べづわり対策に持ち歩くのもおすすめ
- ラムネしか食べられない日が続くときは早めに医師に相談しよう
【注意事項】
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本記事は妊娠中の方への情報提供を目的としており、診療を目的としておりません。
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