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アロマ分娩とは?分娩時にリラックスできるおすすめの香りを紹介!

バースプランにあるアロマ分娩とは?メニュー内容やおすすめの香りを紹介!

「アロマ分娩」という言葉を聞いたことはありませんか?

アロマ分娩は、陣痛中や分娩中にリラックスできる香りで、リラックスしながら出産する方法です。

しかし、アロマ分娩を希望する場合は、いくつか事前に調べておくことがあります。

この記事では、アロマ分娩について事前に知っておきたいこと、おすすめの香りなどを紹介します。

「アロマ分娩」という言葉を聞いたことはありませんか?

アロマ分娩は、陣痛中や分娩中にリラックスできる香りで、リラックスしながら出産する方法です。

しかし、アロマ分娩を希望する場合は、いくつか事前に調べておくことがあります。

この記事では、アロマ分娩について事前に知っておきたいこと、おすすめの香りなどを紹介します。

アロマ分娩とは?

アロマ分娩とは?分娩時にリラックスできるおすすめの香りを紹介!

病院・クリニックにおけるアロマ分娩とは、アロマセラピストによるアロマセラピーを取り入れた分娩方法です。

香りのあるアロマオイルを使って芳香浴や手や足のマッサージを行うことで、出産の緊張や陣痛の痛みを和らげたり、分娩促進のサポートを行います。

病院やクリニックにより対応が異なりますが、分娩前から出産後までアロマセラピストがフォローし、リラックスした状態での出産を目指す分娩方法です。

アロマ分娩の特徴

  • 専門知識・資格を持ったアロマセラピストが常駐することが多い

  • 精油での芳香浴、アロママッサージの施術が受けられる

  • 香りやマッサージにより不安や陣痛・分娩の痛みが和らぐ

アロマ分娩の施術では専門知識や技術が必要になるため、全ての病院・クリニックで対応しているとは限りません

アロマオイルやディフューザーの持ち込みがOKな病院もある

病院によっては、アロマオイルを持ち込んで自身や家族でマッサージをしたり、火を使わないものであればアロマポットやディフューザーの使用を認めていることもあります。アロマグッズを持ち込んでアロマ分娩に使いたい場合は、事前に持ち込めるかどうか確認しておきましょう。

アロマ分娩のメリット・注意点

アロマ分娩には、次のようなメリットと注意点があります。アロマ分娩で出産したいママ・パパは、事前に把握しておきましょう。

アロマ分娩のメリット

  • 痛みを和らげる効果が期待できる

  • マッサージを通じて安心感が得られる

  • リラックスできる

一方で、アロマ分娩やアロマの持ち込みには注意点もあります。

アロマオイルでリラックスしながらの出産に興味がある人はチェックしておきましょう。

アロマ分娩の注意点

  • 実施している病院・クリニックは多くない

  • 妊娠・出産時の状態によっては実施できないことがある

  • 人によっては香りで気分が悪くなる

  • 大部屋では実施できないことがある(香りが他の人に影響してしまうため)

アロマ分娩は比較的最近取り入れられ始めた分娩方法で、実施している病院・産院がまだ少ないのが現状です。

アロマ分娩を希望する場合は、事前に出産予定の病院・産院に実施しているかどうか確認しておきましょう。

先輩ママにアンケート!分娩時にアロマを使った?

先輩ママにアンケート「分娩時にアロマを使った?

先輩ママ100人に「分娩時に行ったこと」についてアンケートをとったところ、リラックスしたり、気分を紛らわせるために、アロマを活用した人は9人いました。

対応しているクリニックが多くないことや、アロマを使えることを知らなかった、分娩時の状況的にアロマを楽しむ余裕がなかった、といった声が多く見られました。

分娩・入院中に行ったこと

  • 立ち会い出産:55人

  • 産声の録音:23人

  • 分娩中の写真・動画撮影:17人

  • カンガルーケア:45人

  • 音楽を流す:12人

  • アロマを焚く:9人

  • その他:18人

※複数回答

 先輩ママ
先輩ママ
落ち着くリラックスできるアロマを選んだラベンダー系を使いました。
ゆじゅんさん/20代/専業主婦/東北地方在住/子ども2人のママ
 先輩ママ
先輩ママ
フランキンセンスを使いました。好きな香りだからです。
北キツネさん/30代/パート・アルバイト/中部地方在住/子ども1人のママ
 先輩ママ
先輩ママ
アロマの概念が全くなかった。今後出産する機会があれば検討したい。
りりーさん/40代/パート・アルバイト/九州・沖縄地方在住/子ども2人のママ
 先輩ママ
先輩ママ
病院が大きかったので他の人に迷惑になると思ったので使いませんでした。
ハチワレ35さん/40代/専業主婦/中国地方在住/子ども2人のママ
 先輩ママ
先輩ママ
アロマを使う選択肢がなかったので、今それを知ってアロマを使っても良かったなと思った。
ナッツさん/20代/専業主婦/四国地方在住/子ども2人のママ
 先輩ママ
先輩ママ
つわり中にバースプランを考えたので、ニオイが無理でアロマはなしにしたが、実母のタバコのニオイにイライラしたので、アロマでいいニオイの中分娩すれば良かったです。
村上推しさん/30代/パート・アルバイト/九州・沖縄地方在住/子ども2人のママ

アロマの香りが苦手な人や、病院の環境を理由に使わなかった人も見られました。アロマの香りとしては、ラベンダーや柑橘系の香りを選ぶ声も。

好きな香りがある人は取り入れてみてはいかがでしょうか。

アロマ分娩におすすめの精油7選

アロマ分娩とは?分娩時にリラックスできるおすすめの香りを紹介!

ここからは、アロマ分娩におすすめの精油を紹介します。

香り選びに迷ったときは、次の精油の中から選んでみてくださいね。

アロマ分娩におすすめの精油

  • ラベンダー

    やさしくさわやかなフローラルハーブの香り

  • クラリセージ

    ほのかな甘さのあるハーブの香り

  • ローズ

    華やかでエレガントな香り

  • ローマンカモミール

    リンゴのようなフルーティーな香り

  • オレンジスウィート

    フレッシュなオレンジの香り/他の精油とブレンドするのもおすすめ

  • マージョラム

    甘くスパイシーな香り

  • サイプレス

    スパイシーでウッディな木の香り

他にも、アロマ分娩では様々な精油が使われています。

複数の香りをブレンドして、オリジナルのアロマを作ってみるのもおすすめです。

アロマ分娩の流れ

アロマ分娩とは?分娩時にリラックスできるおすすめの香りを紹介!

ここでは、アロマセラピストがサポートを行うアロマ分娩の流れをご紹介します。

病院やクリニックによりメニュー・対応が異なるので事前に確認してくださいね。

アロマ分娩の流れ

  • 分娩前:香り選び・芳香浴・足浴

  • 分娩中:アロママッサージ・温湿布

  • 分娩後:リフレクソロジー

  • 産後:アロマトリートメント

オイルは好きな香りのものを選ぼう

アロマ分娩をする場合、中にはオリジナルのブレンドオイルを使う人もいます。妊娠中は香りに敏感になったり、好みが変わったりする人も多いので、自分が好きな香りを選んでみましょう。

アロマ分娩をバースプランに取り入れる際のポイント

アロマ分娩とは?分娩時にリラックスできるおすすめの香りを紹介!

香りでリラックスしながらお産に臨めるアロマ分娩ですが、いくつか注意することもあります。

資格を持ったプロに施術してもらう

アロマ分娩を行う際は、病院の体制やスタッフの専門知識の有無を確認しましょう。

香りの選定やマッサージには知識と技術が必要です。

出産間近の体は特にデリケートなので、必ず専門のセラピストに施術してもらいましょう。

体調に違和感を感じたらすぐに中止する

アロマ分娩中に気分が悪くなったり、肌がかゆくなったり違和感があるときは、すぐに申し出てアロマを使うのを中止しましょう。

妊娠中の体はデリケートなので、それまで平気だった香りや精油でも体に合わないことがあります。分娩中は母子の安全が最優先なので、少しでも違和感を感じたらすぐに医師や看護師・助産師に知らせてください。

パパの意見も踏まえてバースプランに盛り込むかどうか決める

バースプランを考える際は、パパの意見も聞くことが大切です。

アロマ分娩をするかどうか、パパの意見も踏まえながらアロマ分娩をするかどうか決めましょう。

アロマ分娩はリラックスしながら出産したい人におすすめ

出産に対して、不安や緊張を感じている人も多いでしょう。そのような人には、香りでリラックスしながら出産できるアロマ分娩を取り入れてみてはいかがでしょうか。

妊娠中期に入ったら、アロマ分娩などの出産方法も踏まえて、ママとパパで話し合いながらバースプランを考えてみましょう。

  • アロマ分娩はお産中にリラックスしたい人におすすめ
  • アロマ分娩ができるかどうかは事前に病院・産院に確認を
  • アロマ分娩で使う香りは好きなものを選ぼう
  • マッサージやトリートメントは専門家に施術してもらおう
  • 体調に違和感があればすぐに中止しよう

【注意事項】
本記事は公開時点での情報となります。
本サイトでは正確な情報を提供できるよう最善を尽くしておりますが、妊娠期の母体の状態は個々人により異なるためすべての方に適用できるものではございません。
記事の一部では妊娠中の方から寄せられた体験談を紹介しておりますが、個人の実体験に基づいており医学的根拠があるものとは限りません。専門家の見解と異なる意見も含まれるためご注意ください。
掲載情報に基づく判断はユーザーの責任のもと行うこととし、必要に応じて適切な医療機関やかかりつけの病院などに相談・受診してください。