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初回の妊婦健診は何をする?行くタイミングや服装などの注意点を解説!

初回の妊婦健診は何をする?行くタイミングや服装などの注意点を解説!

初めて妊婦健診を受けるママのなかには、「どんなことをするんだろう?」「痛くないのかな?」などの不安を感じている人もいるでしょう。

事前に何をするかがわかれば、リラックスして健診に臨めそうですよね。

初めての妊婦健診では、身体測定や医師による診察のほか、血圧測定や尿検査、超音波検査などを行います。

この記事では妊婦健診の費用や受ける際の服装などについて解説するので、初めての妊婦健診を受ける際に役立ててくださいね。

初めて妊婦健診を受けるママのなかには、「どんなことをするんだろう?」「痛くないのかな?」などの不安を感じている人もいるでしょう。

事前に何をするかがわかれば、リラックスして健診に臨めそうですよね。

初めての妊婦健診では、身体測定や医師による診察のほか、血圧測定や尿検査、超音波検査などを行います。

この記事では妊婦健診の費用や受ける際の服装などについて解説するので、初めての妊婦健診を受ける際に役立ててくださいね。

妊婦健診とは

初回の妊婦健診は何をする?行くタイミングや服装などの注意点を解説!

妊婦健診とは、妊娠中のママや赤ちゃんの状態を定期的にチェックするために行うもので、基本は14回あります。

妊婦健診を受けることで、病気が隠れていないか・赤ちゃんがすくすくと育っているかを確認できます。

妊婦健診では、医師や助産師などに妊娠・出産・育児に関する相談もできます。妊娠期間中に感じる不安や疑問を解消できるので、妊娠生活を安心して過ごせますよ。

産婦人科の初診を受けるタイミング

初回の妊婦健診は何をする?行くタイミングや服装などの注意点を解説!

「妊娠検査薬で陽性反応が出た」「生理が来ない」など妊娠の予兆があったら、生理予定日の1週間後を目安に、早めに産婦人科を受診しましょう。

妊娠周期を数えるときは、最後の生理がはじまった日を妊娠0日と数えるので、次の生理予定日の1週間後が妊娠5〜6週目にあたります。

この頃になると子宮内に胎嚢や赤ちゃんの心拍が確認でき、正式に妊娠が確定します。

検査を受けるタイミングが早すぎると、胎嚢がまだ見えず妊娠確定とはいえないので、日を改めて再診(再検査)となることもあります。あせらず生理予定日の1週間後まで待ちましょう。

産婦人科では、尿検査や超音波検査を行って、妊娠しているかどうかをチェックします。初診費用は病院によりさまざまですが、1万円程度をみておくとよいでしょう。

検査の結果妊娠が確定したら、住んでいる自治体の窓口で母子手帳の交付を受けてください。母子手帳と一緒に妊婦健診で使える補助券ももらえるので、次の妊婦健診からは費用の助成を受けられますよ。

初回の妊婦健診では何をするの?

初回の妊婦健診は何をする?行くタイミングや服装などの注意点を解説!

産婦人科を受診して、妊娠が確定したら妊婦健診がスタートします。

妊娠確定のために産婦人科を受診する際は、次のような検査を行います。

妊婦健診で行う検査の例

  • 尿検査

  • 体重測定

  • 血圧測定

  • 問診

  • 内診

  • 超音波検査

毎回行う検査もあれば、週数によって異なる検査もあります。

妊婦健診はどこで受けられる?

妊婦健診は、主に病院・診療所・助産所で受けられます

しかし、母子手帳の交付時にもらえる補助券は、基本的に母子手帳を交付した自治体でしか使えません。補助券を使える施設については、事前に自治体のホームページなどを確認しておきましょう。

妊婦健診のスケジュールと行われる検査

ここからは妊婦健診のスケジュールと、検査内容について解説します。

妊娠確定~23週のスケジュールと行われる検査

妊娠が確定したら、2~3週間後(妊娠8~9週目ごろ)に初期検診を受けます。

初期の検診では赤ちゃんの心拍や大きさを測ったり、血液検査や子宮がん検診を行ったりします。

妊娠12週目から23週目までは1ヶ月に1回の頻度で定期健診を行い、必要に応じて次の検査を実施します。

妊娠確定から23週までに行う検査

  • 血圧測定

  • 尿検査

  • 体重測定

  • 腹囲・子宮底長の測定

  • 血液検査(血液型・血算・血糖・各種抗体を期間内に1回実施)

  • 子宮頸がん健診(初期に1回実施)

  • 超音波検査

妊娠24週~34週のスケジュールと行われる検査

妊娠24~34週は健診の頻度が多くなり、2週間に1回のペースで検診があります

超音波検査は基本的におなかに機械を当てる経腹エコーで行われますが、妊娠の状態によっては経腟エコーで早産の可能性を調べることも。

また、この時期に妊娠糖尿病が疑われるママには、糖負荷試験を実施することもあります。

妊娠24週から34週までに行う検査

  • 血圧測定

  • 尿検査

  • 体重測定

  • 腹囲・子宮底長の測定

  • 血液検査(血算血糖を期間内に1回実施)

  • B群溶血性レンサ球菌検査(期間内に1回実施)

  • 超音波検査

妊娠36週~出産のスケジュールと行われる検査

妊娠36週目から出産まではさらに健診の間隔が短くなり、1週間に1回の頻度で実施されます。この時期から、NST(ノンストレステスト)が検査項目に加わります。

NSTとは、ママのおなかにセンサーをつけて、子宮収縮の有無や赤ちゃんの心拍をチェックする検査です。

NSTは36週以降に行う医療機関が多いとされていますが、なかには34週で実施する医療機関もあり、タイミングは医療機関ごとに異なります。

また、帝王切開で出産するママは、この時期に術前検査も行います。

妊娠36週から出産までに行う検査

  • 血圧測定

  • 尿検査

  • 体重測定

  • 腹囲・子宮底長の測定

  • 血液検査(期間内に1回実施)

  • 超音波検査

  • NST(ノンストレステスト)

出産予定日以降の健診は1週間に2回

出産予定日を過ぎても赤ちゃんが生まれない場合は、1週間に2回の健診が必要になります。出産予定日を過ぎても、妊娠42週までは正常な出産時期なのであまり心配しなくて大丈夫ですよ。不安なことがあれば、担当の医師や助産師さんに相談してみましょう。

初回の妊婦健診を受ける際の持ち物

ここからは、初回の妊婦健診を受ける際に持っていく物を解説します。

初回の妊婦健診時だと慣れておらず、忘れ物をしてしまうかもしれません。

健康保険証だけでなく、母子手帳と補助券を忘れずに持っていきましょう!

追加の検査が必要になったときに備えて、現金は多めに持っていくようにしてくださいね。

初回の妊婦健診に持っていくものリスト

  • 健康保険証

  • 母子手帳

  • 妊婦健診の補助券(クーポン)

  • 診察券

  • 現金(目安は1万円)

  • 基礎体温表(習慣的に測っている人)

  • 筆記用具

  • 生理用ナプキン(内診の際に出血することがあるため)

妊婦健診を受ける際の服装やメイクのポイント

妊婦健診を受ける際は、服装やメイクにも気を配りましょう。

診察が受けやすい服装・顔色がわかりやすいメイクを心がけるとよいですよ。

健診を受ける際の服装のポイント

  • フレアスカートなど内診を受けやすいボトムスを選ぶ

  • おなかが出しやすいトップスを着る(Tシャツ・スウェットなど)

  • タイツを避け靴下を履く(足のむくみをチェックするため)

健診を受ける際のメイクのポイント

  • 顔色を確認しやすいナチュラルメイクを心がける

  • ネイルはオフしておく(爪の色で血行をチェックするため)

初診・妊婦健診にかかる費用は?

妊娠中に14回も受ける妊婦健診、費用が心配という人もいるでしょう。ここからは、妊婦健診にかかる費用や、トータルでかかる費用について解説します。

初診の費用は自費

産婦人科の初診の費用は、すべて自費で支払う必要があります。

費用は地域や医療機関によって異なりますが、平均すると1万円前後かかるでしょう。

自治体が費用の一部を助成してくれる!

初診で妊娠が確定したら、母子手帳と一緒に補助券をもらえます。補助券があれば費用の一部が自治体から助成されるので、毎回の自己負担額を1,000~3,000円前後に抑えられます

助成額は自治体によって異なり、なかには全額助成してくれるところも。自治体の窓口で妊婦健診の補助券や受診券をもらったら、枚数や助成金額をチェックしてみましょう。

里帰り出産は後から費用が返ってくる!

妊婦健診の補助券は、発行した自治体でしか利用できないことがほとんどです。

里帰り出産で使用しなかった補助券がある場合は、出産後に申請すると費用の助成を受けられます。自治体のホームページなどで詳しく紹介されているので、チェックしてみてくださいね。

妊婦健診を受けない場合のリスク

妊娠期間中に14回も受ける必要がある妊婦健診。なかには「受けなくてもいいのでは?」「めんどうだな」と感じている人もいるかもしれません。

しかし、妊婦健診を受けずにいると、次のようなリスクがあるのできちんと受けるようにしましょう。

ママの異常に気づくのが遅れる

妊婦健診を受けずにいると、妊娠糖尿病や妊娠性高血圧といった病気に気づくのが遅れる可能性があるでしょう。

妊娠中は、免疫機能が低下して病気にかかりやすくなるうえ、使用できる薬も限られます。ママと赤ちゃんの健康を守るためには、合併症の早期発見・早期治療が必要不可欠です。妊婦健診を受けずにいると、合併症や病気の早期発見が難しくなってしまいます。

胎児・新生児の異常に気づけない

妊婦健診を受けずにいると、赤ちゃんの異常に気づくのが遅れ、死産になってしまったり、生まれてきても長く生きられなかったりします

妊婦健診を受けて事前に対処できていれば救えた命も多いといわれており、周産期の胎児・新生児の死亡を防ぐうえでも妊婦健診を受けることは重要です。

病院に受け入れてもらえないことがある

医療機関によっては、妊婦健診を受けていない場合は受け入れを拒否されることがあります。妊婦健診を受診していないと、ママや赤ちゃんの状態がわかりません。

この場合、ママが感染症を起こしていたり、赤ちゃんに異常があったりして、安全に出産できないおそれもあります。

状態がわからないまま出産するのはリスクが高いので、受け入れを拒否されることがあります。出産時に大変な思いをしないためにも、妊婦健診は定期的に受診しましょう。

初回の妊婦健診はしっかり準備を!費用や服装も事前に確認しておこう

初回の妊婦健診では、身体測定のほか血圧測定や尿検査、超音波検査、内診などを行います。できるだけおなかを出しやすく、内診を受けやすい服装で出かけましょう。

初回の妊婦健診時は、母子手帳や補助券を忘れずに持っていきましょう。追加で検査が必要になったときに備えて、現金を少し多めに持っていくと安心ですよ。

  • 初めての妊婦健診は母子手帳や補助券の忘れ物に注意しよう
  • 現金は多めに持っていくと安心
  • 内診や超音波検査があるので脱ぎ着しやすい服装で出かけよう
  • メイクは顔色が見やすいナチュラルメイクがベスト

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「今週のママのようす」では妊娠中のママの体調変化、過ごし方のアドバイスなどを毎週読むことができます。

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