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【小児科医監修】救急車を呼ぶべきか迷ったとき 休日や夜間の受診のヒント3

子どもはわずかな時間で容態が急変することがあります。
休日や夜間に、救急車を呼ぶべきか否か迷い、不安にかられたときの手助けにしてください。
子どもはわずかな時間で容態が急変することがあります。
休日や夜間に、救急車を呼ぶべきか否か迷い、不安にかられたときの手助けにしてください。

ヒント1:#8000 番に電話をして相談

「小児救急電話相談」(#8000)は、休日や夜間、子どもが急に病気になり、病院に行ったらいいのかなどに迷ったとき、電話(携帯電話も可)で相談ができるサービスです。全国同一の短縮番号で#8000にかけると、発信地の都道府県の相談窓口に自動転送されて、ベテラン看護師などから症状に応じた対処の仕方や、受診する病院などのアドバイスを受けることができます。各都道府県の実施時間帯は、厚生労働省のホームページで確認することができます。

ヒント2:http://kodomo-qq.jp で受診の目安を確認

「こどもの救急(ONLINE-QQ)」のウェブサイトでは、休日や夜間に子どもが急病になったとき、病院を受診するかどうかなどの判断の目安をのせています。気になる症状別にチェックをしていくと、最終的に子どもの症状に合った対処方法にいきつくことができます。また、家庭内事故の予防や対策なども紹介。都道府県別に自治体が公開している医療情報のサイトも紹介してあり、地域の病院の検索も行うことができます。サイトの監修は日本小児科学会です。

ヒント3:ふだんから救急の受診先を確認しておく

地域の小児救急医療制度がどのようになっているのかなどを、ホームドクターなどに問い合わせしておきましょう。救急指定病院はどこで、夜間休日急患診療所などはどこにあるのかを常に確認しておくと、すぐに子どもを連れて行くことができて安心です。ただし、昼間から症状のある場合は、夜になって症状が進んでしまい、あわてて救急医療機関を受診するのではなく、昼間のうちにホームドクターに診てもらうようにしましょう。

いざというときの救急車の呼び方マニュアル

  1. 「119」に電話をかける

    局番なしの「119」に電話します。通報後に消防署から確認の問い合わせが入ることがあるので、電源は切らないこと。

  2. 「救急です」

    「火事ですか? 救急ですか?」と聞かれるので、「救急です」と伝えます。

  3. (例)「子どもの意識がありません」

    「どうしましたか?」と聞かれるので、症状やけがの状況などを簡潔に伝えます。

  4. 「○○ 1 丁目○番地○号。目印の建物は○○です」

    「場所はどこですか?」と聞かれるので、その場所の住所や目印となるものを伝えます。

  5. 「名前は○○です。電話番号は 000-0000-0000」

    「お名前と電話番号を教えてください」と言われるので、答えます。

  6. 持参するものをすぐに準備

    電話を切り、健康保険証、母子健康手帳、お金、おむつ、タオルなどを準備します。

  7. 救急車が到着したら、救急隊員に報告

    症状や応急手当てした内容、今病気にかかっていれば病名、かかりつけ病院名、ホームドクターの名前などを伝えます。



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写真提供:ゲッティイメージズ

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