【小児科医監修】結膜炎 | MAMADAYS(ママデイズ)
目をこする赤ちゃん

【小児科医監修】結膜炎

結膜に病原菌が感染し、炎症が起こる。
【主な症状】目やに・充血
結膜に病原菌が感染し、炎症が起こる。
【主な症状】目やに・充血

ウイルスや細菌が感染し、目やにや充血が

まぶたの裏側と白目の表面を覆っている結膜に細菌やウイルスが感染し、充血、目やに、涙目などの症状が現れます。乳幼児の場合、かぜの後で体力が低下したときなどによくかかります。原因によって、細菌性結膜炎、ウイルス性結膜炎、アレルギー性結膜炎に分けられます。

目の組織

上下のまぶたの裏側と白目の表面を覆っている薄い膜が結膜。この部分が炎症を起こしたのが結膜炎です /イラスト:浅羽ピピ

細菌性結膜炎

肺炎球菌などの細菌による感染が原因で起こる結膜炎です。細菌性結膜炎の場合は、うみが混じった黄色っぽい目やにがたくさん出るのが特徴です。症状は比較的軽く、短期間で治ります。

ウイルス性結膜炎

涙がたくさん出て目が真っ赤に充血し、まぶたがはれ上がるなど、症状が激しく出ます。完治までにかなりの時間がかかります。特にアデノウイルスによる流行性角結膜炎は「はやり目」と呼ばれ、感染力が強く、目やにがたくさん出ます。のどが痛み、リンパ節がはれ、高熱が出ることもあり、完治までに2〜3週間かかる場合があります。

アレルギー性結膜炎

目が充血し、かゆみが強く、涙が出るのが特徴です。まぶたがはれることもあります。赤ちゃんには少なく、4〜5歳になってから、よく見られます。

【治療】医師の指示どおりに処方された目薬を使う

目やにや目の充血などの症状があるときは、眼科を受診しましょう。眼科では、原因と症状に合わせた点眼薬が処方されるので、指示どおりに使います。

結膜炎のタイプ別治療法

細菌性結膜炎の場合は、抗生物質の入った点眼薬で治療していきます。1週間ほど点眼薬を続ければ目の充血が取れ、目やにも出なくなります。

ウイルス性結膜炎の場合は、直接効く薬はありません。治療には、炎症を抑えるためにステロイド剤の点眼薬と、二次感染の予防のために抗生物質の点眼薬をあわせて使います。

アレルギー性結膜炎の場合は、かゆみ止めや、アレルギーが起こりにくくなる成分の入った抗アレルギー剤の点眼薬を使って治療していきます。

目やにのホームケア

目やにが出ていたら、清潔なガーゼを指に巻き付け、やさしくふき取ってあげましょう。ふくときは、目がしらから目じり方向へ向かってふきます。

タオルは別にして、家族への感染を予防

細菌性結膜炎やウイルス性結膜炎の場合は、ほかの人にうつす可能性があります。特にウイルス性結膜炎は感染力が非常に強いので、注意が必要です。家族に感染しないよう、完全に治るまでは子どもとほかの家族のタオルなどは別にしましょう。

写真提供:ゲッティイメージズ

※当ページクレジット情報のない写真該当

  • 出典

    最新決定版 0~6才 赤ちゃんと子どもの病気とホームケア
    加部一彦監修、学研プラス ※情報は掲載時のものです
    https://hon.gakken.jp

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