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妊娠中のとまどいQ&A 出産編

妊娠中のとまどいQ&A 出産編

ずっと待ち望んでいた妊娠でも、パパも赤ちゃんができることを喜んでくれていても、いざ、本当に妊娠したことがわかると、こみ上げてくる不安な思いがあります。それはパパも同じ。ここでは出産にまつわるママ、パパのとまどいを集めてみました。
ずっと待ち望んでいた妊娠でも、パパも赤ちゃんができることを喜んでくれていても、いざ、本当に妊娠したことがわかると、こみ上げてくる不安な思いがあります。それはパパも同じ。ここでは出産にまつわるママ、パパのとまどいを集めてみました。

次も流産したら…と思うと不安です

 前回の妊娠で流産しました。自然なことだったとわかっていても、後ろめたい気持ちをぬぐい切れません。また同じことが起きたらもう立ち直れないような気がして、不安でいっぱいです。

  • 現在の妊娠に不安があれば、かかりつけの産科医に相談しましょう

     流産の悲しみはたとえようがないものだと思います。原因がママになくても、自分を責めてしまうのは仕方ありません。でも、現実にはすべての妊娠の10~15%の確率で流産は起こります。今、あなたのからだに、新しい命が芽生えているということは、何よりすばらしいことだと思います。
     また、現在の妊娠に不安があれば、かかりつけの産科医に遠慮なく相談しましょう。流産の兆候がないかをチェックしながら、安心して出産にのぞんでください。

お産が近づくにつれ不安でいっぱいになります

 お産が近づくにつれてブルーな気分に。もし障害がある子だったらどうしようと、わけもなくこわくなったり、このまま仕事を続けたいけれど、実際できるかしらと不安になったりします。

  • こわくなるのは当たり前

     お産がこわくなるのは、はじめてだったらあたり前です。おなかで赤ちゃんが育つにつれてからだが重く感じられ、行動範囲も狭くなるとブルーになりがちです。
     障害のある赤ちゃんが生まれる確率は1%。成長する段階でわかる障害が3~4%といわれます。障害があっても治療できることも多く、障害があっても元気に社会に適応している人は、たくさんいます。
     赤ちゃんが健康かどうか気になるということですが、どんな赤ちゃんでも自分たちの子として育てていこうという前向きな気持ちをもってください。
     妊娠中はいろいろなことが不安です。そういう気持ちはごく自然なものです。閉じこめてしまわないで素直にパパなどに話をし、聞いてもらうと安心できるでしょう。

さかごで帝王切開出産になるのではないかと心配です

 以前さかごだと診断されてから、ようやく直ったと思ったら、妊娠後期に入ってから再びさかごだと診断されてしまいました。このまま直らなければ、帝王切開出産になるのではないかと心配です。これからさかごが直る確率はあるのでしょうか。私に何か原因があったのでしょうか。

  • お産直前にくるりと向きが直っていることも

    妊娠何週めかによってさかごが直る確率は変わります。しかし、妊娠24~27週のときにさかごと診断されたママの90%は、出産に至るまでに自然に直ったという統計が出ています。妊娠34週を過ぎると、直りにくくなるといわれていますが、お産直前にくるりと向きが直っていることもあります。中には子宮の病気でさかごになりやすい人もいますが、赤ちゃんの位置はたまたまなので、さかごの予防法はありません。医師の指示を仰ぎましょう。

出産施設によって金額に差があるのはなぜ?

 妊娠がわかったので、出産施設を調べていたところ、産院によって初診料や健診料がちがうということを知りました。
 出産施設によってあまりにも金額に差があったので、安さだけで出産施設を決めてよいのかと心配になってきました。この料金の差には、何があるのでしょうか。

  • 健康保険の適用を受けないため

     出産施設によって費用が異なるのは、お産は病気ではなく、「健康保険の適用を受けないため」です。
     また、大学病院や総合病院など大きいところは費用が高そうと敬遠しがちですが、その分緊急なことにも対応できたり、リスクのあるママや胎児も出産ができる設備や人員が整っていたりします。
     出産施設を選ぶ際に、費用で決めるのもひとつの手ではあります。妊娠、出産では今までの生活と比べて費用がかさむので、どこを選ぶかは家族で話し合って、決めることをおすすめします。

無痛分娩のメリットデメリットを教えてください

 出産時の痛みに耐える自信がありません。少しでも痛みを軽減したく、無痛出産を考えています。しかし、周りに無痛出産を経験した人がいないので、いまいちよくわかりません。メリットとデメリットを教えてください。

  • 陣痛が弱くなることが多いですが、ママの体力消耗が少なくなります

    無痛出産とは、麻酔を使ってお産の痛みをやわらげながら出産する方法です。陣痛の痛みが軽くなるので、ママの体力消耗が少なくなります。
     しかし、陣痛が弱くなることが多く、子宮収縮薬の使用や吸引や鉗子による出産が多くなります。
     赤ちゃんへの影響ですが、局所麻酔ならば、影響はほとんどありません。全身麻酔の場合は、赤ちゃんに麻酔の成分が伝わり、眠ったまま生まれることもありますが、これも一時的なことなので心配はいりません。また、下半身への「硬膜外麻酔」によるトラブルもときにあります。
     管理に手間がかかるため、費用が高くなります。

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写真提供:ゲッティイメージズ

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