えびはいつから食べられる?
えびは生後1歳頃の完了期からOK!食物アレルギーに注意して
えびは離乳食完了期の生後1歳〜1歳6ヶ月頃の完了期以降から与えることができます。
離乳食時期の赤ちゃんの胃腸はまだ未発達です。えびは離乳食がある程度進んだ完了期に与えましょう。また、食物アレルギーを引き起こす可能性もあるので、赤ちゃんの様子を見ながら少量から与えてください。
どのくらいの量を食べさせたらよい?
子ども用スプーンのひとさじから始め、徐々に量を増やしていきましょう。
初めて食べさせる場合は、少量をほかの食材と混ぜずに与えます。
離乳食の進め方についてはこちらの記事も参考にしてください。
えびの固さや大きさの目安
子どもの成長に合わせて、食材の大きさや固さを変えます。
えびの時期別の大きさ・固さの目安

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下ごしらえのコツは?
・殻付きのえびを使用する場合は、殻と背ワタを取ります。
管理栄養士からのワンポイントアドバイス
えびの背ワタが残っていると口当たりの悪さや臭みの原因となるので、取り除きましょう。
むいたえびを刻んで片栗粉をまぶし、洗い流すことで臭みが取れます。
ゆでて使用する場合、熱湯でしっかり加熱してから。また料理を作る場合もしっかり加熱しましょう。
食物アレルギーについて
えびは、特に食物アレルギーが出やすい食品です。
そのため、初めて食べる際は少量から始めましょう。
また、万が一アレルギーを起こした場合すぐに病院へ行けるよう、平日の午前中など医療機関を受診出来る時間に与えるようにしましょう。
アレルギーについての注意点
レシピには、特定のアレルギー体質を持つ場合にアレルギー反応を引き起こすおそれのある食品を含む場合がございます。
また、初めて召し上がるお子さまには注意が必要ですので、様子を見ながら少量から食べさせてください。
[特定原材料] 卵、乳、小麦、えび、かに、そば、落花生
[特定原材料に準ずるもの] アーモンド、あわび、いか、いくら、オレンジ、キウイフルーツ、牛肉、くるみ、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン、 ごま、カシューナッツ
必ず「料理を楽しむにあたって」の「乳幼児への食事提供について」を事前にご確認の上ご利用をお願いいたします。
誤飲や誤嚥による事故を予防するポイント
- 離乳食は月齢の目安のサイズを参考に、食べやすい大きさにして与えましょう。
- 一口の量は子どもの口に合った無理なく食べられる量にし、自分で手づかみ食べや、スプーンで食べる場合は、量が多くないか、咀嚼して飲み込んでいるか、様子をみましょう。
- ミニトマト、豆類は、そのままの大きさだとのどに詰まる危険があります。カットして安全な大きさにしましょう。のどに張り付く餅、噛むことが難しいこんにゃくや野菜、固い食材も飲み込むことが難しくなります。
- 誤って気管支に入りやすいピーナッツなどの固い豆・ナッツ類は、5歳以下の子どもには与えないでください。
- 年長の子どもが、乳幼児にとって危険な食品を与えないよう注意しましょう。
写真提供:ゲッティイメージズ
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