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幼稚園の入園願書を書くときのポイントや注意点

幼稚園の入園願書を書くときのポイントや注意点

幼稚園の願書にはママやパパの視点で子どものことを自由に書くような欄が多く、どう書いていいか迷いますよね。この記事ではそんな幼稚園の願書を書くポイントを解説します。
幼稚園の願書にはママやパパの視点で子どものことを自由に書くような欄が多く、どう書いていいか迷いますよね。この記事ではそんな幼稚園の願書を書くポイントを解説します。

幼稚園の願書とは?

幼稚園の願書は、生年月日や住所などの基本的事項に加え「発育面」や「教育方針」など、普段考えることの少ない項目があることが特徴です。改めて我が子と向き合う機会にするつもりで、取り組んでみましょう。

願書の主な記入内容

園によって保護者や子どもに求めるものが変わり、記入内容も園によって様々ですが、代表例を見ていきましょう。

代表的な内容

  • 家族構成
  • 家庭の教育方針
  • 入園希望の理由
  • これまでの生育歴

(出産時の様子・首の座りやおすわり、発語の時期・主な養育者など)

  • 子どもの特徴

(好きな遊び・長所・短所など)

など

願書の書き方

園によって願書の書式に違いはあっても、記入したほうがよい内容には共通点があります。項目ごとに見ていきましょう。

入園希望の理由

【記入例】

幼稚園の教育方針に共感しているため

子どもが育つ環境として恵まれているから

見学の際に先生の雰囲気がよかった

など

入園希望の理由については「家から近いため」や「友人が通っている」といった状況的な理由よりも、「幼稚園の教育方針に共感しているため」など、「実際に好感を持っているポイント」や、「園のこだわり」について触れると、入園させたいという想いが伝わりやすくなるでしょう。

子どもの長所・短所

我が子の長所は思いつきやすいですが、短所についてはなかなか言い切ることが難しいものです。短所を書くときは、長所とリンクする形で書くことによって、その子の持つ短所への印象が変わります。

【記入例】

短所「自分の気持ちを言葉で伝えることが苦手」

長所「周りの人の気持ちを考え、優しさのある行動をとる」

つまり、「言語」で伝えることはできないとしているが、その分伝える手段として「行動」によって伝えることができる、といった、長所と短所が対になるように考えてみてはいかがでしょうか。

教育方針

子育ての中で大切にしていることや、家庭内のルール、育てたいと思っている力について記載するといいでしょう。

【記入例】

食事をするときは、食べ物に感謝する気持ちを持つ。

心配なことや不安なことがあったら、家族に相談する。

発育状況

願書を書く時点で、「子どもができること」について書くといいでしょう。

【記入例】

食事が終わると、自分で食器を台所に運ぶ。

トイレトレーニングは完了している。

2〜3人の友達と一緒に、楽しく遊ぶことができる。

など

書くときの注意点

うそは絶対NG

入園させたい気持ちが強くても、子どものことをよく見せるために、大げさな表現や、うそを書いてしまうことはNGです。仮に入園できたとしても、子どもができないことをやらされてしまったり、過度なプレッシャーによって登園したくないという気持ちを持ってしまったりすることにつながります。

書く際の基本的なルール

記入の際は、消えないように黒のペンで書きましょう。また、通常の願書と同様に、修正液やテープの使用はNGです。訂正の際は、必ず印鑑を使ってください。その場合、シャチハタは不可となります。落ち着いて書くために、余裕を持って取り組みましょう。

願書を書く前に

焦って書くことになると、思わぬミスをしてしまうこともあります。願書を書く前に、事前準備をしておくこともポイントです。以下の準備を整えておけば、落ち着いて願書を書くことができるかもしれません。

写真を事前に撮っておく

願書に付ける写真を準備しておきましょう。子どもの顔がきちんと見えていることと、普段の表情に近い写真であることが望ましいです。

願書のコピーを取っておく

願書は大切な書類ですので、書き損じを防止するためにコピーを取り、下書きとして使用するといいでしょう。

何を書くかノートにまとめる

入園希望の理由や教育方針などの文章を記入するスペースも限られているため、事前に書きたいことを整理しておくと安心です。ノートにまとめるとき、文字数や言葉の使い方などについても、気を配ってみましょう。

説明会や見学などに参加する

周りの噂や建物の外観、幼稚園のウェブサイトなどの印象だけに頼らず、時間がとれるようであれば、目星の幼稚園に実際に足を運び、雰囲気を味わっておくとよいでしょう。送り迎えの経路などの確認もできるので、散歩がてら子どもと一緒に見に行けるとよいですね。

まとめ

幼稚園の入園準備に伴い願書が必要な場面があればそれは改めて子どもの成長について向き合うことのできる、いいタイミングとも言えるでしょう。解説したようなポイントを押さえ、子どもの日々の様子を見て、落ち着いて書いてみてくださいね。

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