【助産師監修】添い乳のやり方や注意点は? | MAMADAYS(ママデイズ)
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【助産師監修】添い乳のやり方や注意点は?

【助産師監修】添い乳のやり方や注意点は?

授乳する際の姿勢には縦抱きや横抱きなどいくつかの種類があります。今回はその中でも添い乳について解説します。
授乳する際の姿勢には縦抱きや横抱きなどいくつかの種類があります。今回はその中でも添い乳について解説します。

添い乳とは?危険なこと?

添い乳とは、赤ちゃんとママが横になりながら授乳する方法です。

添い乳のいいところ

添い乳のいいところは、横になれることでママが休息しながら授乳できることにあります。赤ちゃんの月齢が低ければ低いほど、1日の授乳の回数は多く授乳するママの負担も大きくなります。子どもの月齢や発育状況にもよりますが、夜間にも授乳を行う場合もあり、1日に10回以上授乳する時期もあります。

1日に複数回も授乳することで、人によっては腰痛や肩こり、足のむくみなどを感じる場合もあります。そんなときに添い乳は、横になりながら授乳できるので、ママの負担を軽減してくれるかもしれません。

添い乳の危険性

しかし添い乳には危険性があります。特に疲れているときや体調が悪いときに添い乳をしようと考えているママは注意が必要です。

添い乳をすることで、授乳しながらうっかり寝てしまい、ママが赤ちゃんに覆いかぶさってしまう可能性があるからです。ママが赤ちゃんに覆いかぶさることで赤ちゃんが窒息する危険があります。

日本周産期新生児医学会によると、少なくとも生後6ヶ月まで、できれば1歳までは両親とのベッドの共有を避けるよう提言しています。

添い乳がいけないわけではありませんが、添い乳は添い寝ではないことを覚えておかなくてはなりません。体がつらい状態ではうっかり寝てしまいかねないので、普段の体勢での授乳がつらくなる前に添い乳をするなど、安全に授乳しましょう。

添い乳のやり方は?

①やわらかすぎないベッドやマットの上などで赤ちゃんとママが横になる。高さを調整したりママの腕を置くためのクッションや枕を準備しておく

②赤ちゃんとママのおなかとおなかが合わさるように密着する。このとき赤ちゃんの体と顔の前面が常に同じ方向を向き、首がひねった状態にならないようにする。必要があればクッションやバスタオルを丸めたものなどで赤ちゃんの背中を支える

③おっぱいを突き出すように授乳する

授乳終了後のげっぷは普段の授乳後と同様に行います。

詳しくは動画で解説しているこちらのリンクを参考にしてみてください。

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添い乳の注意すべきポイント

①やわらかすぎないベッドやマットで横になる

ベッドやマットがやわらかすぎると、赤ちゃんが埋もれて窒息するリスクがあります。

②添い乳しながらママがそのまま寝ない

ママが気づかない間に赤ちゃんが窒息する可能性があるので、赤ちゃんの鼻がおっぱいでふさがれていないことを確認し、赤ちゃんが寝てしまったらおっぱいを口から離す。

③無理のない姿勢で行う

ママや赤ちゃんにとってつらい姿勢のままだと、飲み方が浅く上手に授乳できない可能性があります。枕やタオルを用いて高さを調整しましょう。

添い乳は横になれて楽な反面、伴う危険もあります。注意事項をきちんと守り、添い乳の方法が合っているか心配な場合、もっと詳しく知りたい場合など、授乳のことについては、助産師に遠慮なく相談しましょう。

参考

・一般社団法人 日本周産期新生児医学会、「母子同室実施の留意点 」、2020年12月1日閲覧

・厚生労働省、「乳幼児突然死症候群(SIDS)について 」、2020年12月1日閲覧

写真提供:ゲッティイメージズ

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