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ぬいぐるみを処分するには? 供養、寄付なども検討してみては?

罪悪感でぬいぐるみを捨てられない人必見!効率的で安心な処分方法を紹介

子どもが大きくなり使わなくなったぬいぐるみ。思い出が詰まっていて捨てられず、そのままにしている人も多いのではないでしょうか。使わなくなったぬいぐるみの処分方法にはどんなものがあるか、紹介していきます。
子どもが大きくなり使わなくなったぬいぐるみ。思い出が詰まっていて捨てられず、そのままにしている人も多いのではないでしょうか。使わなくなったぬいぐるみの処分方法にはどんなものがあるか、紹介していきます。

ぬいぐるみを捨てたい!

子どもが大きくなってきて遊ばなくなってきたり、ボロボロになってもう手放したいと思ったりするぬいぐるみの処分に悩むことはありませんか?大きいから処分するのが面倒だったり、子どもがとても気に入っていたから処分するのに罪悪感を覚えたり……思い当たる人もいるかもしれません。とはいえ、いつまでも残しておくわけにはいきませんよね。

本記事ではぬいぐるみの処分の方法をいくつか紹介します。手間や経済的なポイントだけでなく、心情的な面でも適切な方法を取り上げていますので、あなたにぴったりな処分方法が見つかるはずですよ。

ぬいぐるみを処分する方法は?

ぬいぐるみの処分方法は大きく分けて以下のとおりです。

  • 燃えるゴミとして処分する
  • 不用品回収を依頼する
  • リサイクルショップなどで売る
  • 親戚や友人に譲る
  • 寄付する
  • 供養する

一つずつ解説していきます。

燃えるゴミとして処分する

ぬいぐるみは基本的に燃えるゴミとして処分することができます。処分の方法は各自治体によって異なるため、確認しましょう。また、自治体によっては大きさが30cmを超えると粗大ゴミ扱いになる場合もあります。こちらも自治体ごとに方法が違いますので、自己判断で処分する前に確認しましょう。

燃えるゴミでぬいぐるみを処分する場合は、いくつか注意が必要です。地域のルールや近隣の方々への配慮を含む大事なポイントとなりますので、燃えるゴミとして処分したい人は必ず読んでくださいね。

金属など不燃ゴミのパーツは外す

ぬいぐるみにはプラスチックや金属など、不燃ゴミとして扱われる素材のパーツがついていることがあります。そのため、可燃ゴミとしてまとめる前にパーツ類を外さなければなりません。パーツがついたままゴミの集荷場所に置いておいても、不燃ゴミが混じっていると見なされて回収されない場合があります。必ず付属のパーツを確認して取り外してから処分しましょう。

できるだけ小さく解体してから処分する

ぬいぐるみは解体してから処分することをおすすめします。理由は2つあります。1つ目は、大きいぬいぐるみをコンパクト畳んで処分することができるからです。先ほど、ぬいぐるみは大きすぎると粗大ゴミとして扱われてしまうと説明しました。大きいサイズのぬいぐるみは原形のままだと粗大ゴミとして出さなければなりませんが、解体して小分けすると小さくなるので粗大ゴミとして処分しなくて済みます。

小さく分けて処分することで粗大ゴミとしての回収費用がかからないですし、他のゴミとまとめて処分できるようになるのでゴミ袋代も節約することができます。具体的な解体方法については後半で紹介します。

ぬいぐるみが入っていると思われないように処分する

ぬいぐるみは生き物の形をしているものであったり、子どもが大切にしているおもちゃであったりするので、特別な気持ちや感情を抱くことも珍しくありません。そのため、人によってはぬいぐるみがゴミと一緒に処分されているのを見ると、ショックを受けたり、気分を害してしまったりすることもあります。

近隣の方々への配慮として「ぬいぐるみが捨てられている」と思われないように処分しましょう。ボロ布に包んだり、一緒に入れるゴミで隠したりすれば、外からぬいぐるみが見えなくなります。

燃えるゴミとして処分する際の大事な注意点をお伝えしました。しかし、ぬいぐるみをゴミとして処分をするのは経済的な負担だけでなく、環境や近隣へのことを考えると最善の方法とはいえません。これから紹介する処分方法にはゴミとして処分することで懸念されることが解消されたものもありますので、続きもチェックしていってくださいね。

ぬいぐるみを不用品回収に依頼する

自宅の不用品を回収してくれる不用品回収サービスで、ぬいぐるみを引き取ってもらうことができます。回収されたものはリサイクルショップや発展途上国に運ばれて、新しい持ち主の手に渡ります。ぬいぐるみ単品では受け付けてもらえなかったり、割りに合わないコストがかかったりすることがあるので、他にも回収してほしい不用品がある人におすすめの方法です。

注意しなければならないのは、不用品回収サービスは自治体の委託や許可がないと行ってはいけないため、無断で実施している業者に依頼しないようにしましょう。不用品回収は、買取サービスがついていなければ基本的に回収業者にお金を払わなければなりません。「無料で回収する」と謳う業者は、無認可である可能性もあるので安易に依頼をしないようにしましょう。

ぬいぐるみをリサイクルショップなどで売る

ぬいぐるみの状態がよく、まだ使えるようであればリサイクルショップで買い取ってもらえることがあります。近所のリサイクルショップへの持ち込みを検討するなら、事前にぬいぐるみは受け付けているか確認をとりましょう。

リサイクルショップによっては、ぬいぐるみの買取に力を入れているところもあります。ぬいぐるみの状態やブランドなどを丁寧に査定してくれるので、思わぬ金額がつく可能性も。出張買取サービスやメールでの見積もりサービスを実施している店舗があるので、遠方からでも気軽に利用できます。

ぬいぐるみを親戚や友人に譲る

業者や店舗を利用するほどでないと思うのであれば、親戚や友人に譲ってはいかがでしょう。子どもが大きくなって使わなくなったぬいぐるみは、親戚や友人の幼い子どものおもちゃとして引き取ってもらえるかもしれません。

他の処分方法よりも簡単な方法ではありますが、もらう側への配慮を忘れてはいけません。譲る前にぬいぐるみを洗濯したりクリーニングに出したりして、できるだけきれいで衛生的な状態で渡すようにしましょう。引き渡すときに破損などないか互いに確認しておけば、安心して譲り渡せます。

ぬいぐるみを寄付する

NPO法人などでぬいぐるみの寄付を募っている団体があり、ぬいぐるみの寄付と同時に募金をする仕組みになっています。ぬいぐるみを寄付すればするほど寄付金額も上がり、発展途上国の子どもたちへのポリオワクチン費用などにあてられます。ぬいぐるみは経済的困窮を強いられる子どもたちのおもちゃとしてリユースされます。

寄付団体に連絡をして集荷してもらうことでぬいぐるみを寄付することができます。慈善活動になるので報酬をもらうことはありませんが、発展途上国や貧困国の子どもたちの役に立てる社会的な取り組みに参加できる、意義のある選択といえるでしょう。

ぬいぐるみを供養する

日本は昔から、すべてのものに神が宿る「八百万の神」が存在する考えが伝わっており、生き物や人の形をしたぬいぐるみや人形に対する敬意をもつ風習が根付いています。そのため、ぬいぐるみをゴミのように処分するのは罰当たりであることとして、恐れている人も少なからずいます。ですので、「ぬいぐるみの呪いが怖い」と思うのは決しておかしいことではありません。

「人形供養」はぬいぐるみへの敬意をもって手放すことができる方法です。処分を考えると精神的な不安を抱いてしまう人は、人形供養によって気持ちよくぬいぐるみとお別れをすることができるかもしれませんよ。

大きいぬいぐるみの処分の方法は?

抱きしめられるほどの大きなぬいぐるみは処分に困ってしまいますよね。それが理由で、いつまでも捨てられない人もいるでしょう。「捨てたい」という気持ちがあるうちに行動に移せるよう、大きなぬいぐるみの処分方法について紹介します。

パーツに分けて処分する

記事の前半で簡単に説明したとおり、大きなぬいぐるみはパーツや部位に解体して処分するようにしましょう。部位のつなぎ目にハサミなどを入れて、分けていきます。ぬいぐるみの中綿は状態によっては手芸用品に再利用することができるので、利用目的があればとっておいてもいいかもしれませんね。

中綿を抜いたぬいぐるみは小さく畳みやすくなるので、コンパクトにして処分しましょう。その際、金属などの燃えないゴミになる部品などを取り除くのを忘れないようにしてくださいね。

ぬいぐるみが捨てにくい場合は?

ぬいぐるみを解体したり、お金に替えたりすることに罪悪感や心苦しさを感じるよう人は決して少なくありません。また、子どもはぬいぐるみに愛着を持っていることがあるので、大人の判断で処分をして子どもの心を傷つけてしまう恐れもあります。処分する時期をあらためてみたり、家族と話しあってみたりして、お互いが心から納得いく形で処分してはいかがでしょう。

譲る・寄付する・供養する

ぬいぐるみの処分に後ろめたさを感じるのであれば、ぬいぐるみがまた人の役に立つことや、敬意を持ってお別れをすることができる方法がいいかもしれません。「今までありがとう」と感謝の思いを持ってぬいぐるみを手放すことができるでしょう。

ぬいぐるみを手放そう

ぬいぐるみの処分方法をいくつか紹介しました。自分にぴったりな方法は見つかりましたでしょうか?ぬいぐるみは他のおもちゃに比べて思い入れが強くなりやすいです。しかし、手間や面倒が理由でいつまでも放置をしておくのは考えものです。ぬいぐるみを手放すと新しい生活を迎えられたり、新しい持ち主がぬいぐるみを大切にしてくれたり、いい行いにつながるかもしれません。子どもの成長やライフスタイルの区切りにあわせて、ぬいぐるみを手放してみてはいかがでしょうか。

  • ぬいぐるみは基本的に燃えるゴミで処分できる
  • ぬいぐるみを捨てる前に不燃パーツと分けておく
  • 大きいぬいぐるみはパーツに分解する
  • ぬいぐるみが捨てにくいときは寄付や譲渡を

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