トモニテ
ベビーサークルはいつまで使える?必要性や活用ポイントを紹介

ベビーサークルはいつまで使える?必要性や活用ポイントを紹介

子どもが動き始めると、ベビーサークルを検討する人も多いのではないでしょうか。購入やレンタルを考えたときに気になるのが、ベビーサークルはいつから、いつまで使えるのかということ。この記事では、ベビーサークルの必要性や活用ポイント、いつまで使えるのかを紹介します。
子どもが動き始めると、ベビーサークルを検討する人も多いのではないでしょうか。購入やレンタルを考えたときに気になるのが、ベビーサークルはいつから、いつまで使えるのかということ。この記事では、ベビーサークルの必要性や活用ポイント、いつまで使えるのかを紹介します。

本記事で扱う商品・サービスには、アフィリエイト広告が含まれます。

ベビーサークルとは?

ベビーサークルとは、動き回る赤ちゃんを部屋の危険な場所から守るために設置する囲いのことです。

基本的には、赤ちゃんが普段すごしている場所の周りを囲って使うものになります。赤ちゃんの遊び場や安全なスペースを確保したい時に使用し、形状や素材には多くの種類があります。

家事などで目を離すときに、赤ちゃんをベビーサークルに入れておくと安全が確保され安心です。

ベビーサークルはいつからいつまで使える?

どのくらいの期間使うことができるのかは、ベビーサークルの購入やレンタルを検討しているママやパパにとって気になる点でしょう。

値段も安いものではなく、大型で設置にはスペースも必要になるので、できるだけ長く上手に活用したいですよね。

ここではベビーサークルはいつからいつまで使うことができるのか、確認してみましょう。

いつ頃から使えるか

まず、「いつ頃から使えるか」についてみていきましょう。

使用開始時期には決まりはありませんが、寝返りで転がったり、ズリバイやハイハイが始まるなど、赤ちゃんの行動範囲が広がる5ヶ月から8ヶ月頃からの使用がおすすめです。

転がったりハイハイで移動ができるようになると、少し目を離した隙に、あっという間に移動してしまいます。そんな時にベビーサークルで行動範囲を制限してしまえば安心ですね。

きょうだいやペットがいる場合、きょうだいが遊ぶ細かいおもちゃや、ペットの食事を口にする恐れがあるので、早めから使用する人もいます。

いつまで必要か

ベビーサークルは2歳頃までの使用が目安です。赤ちゃんの成長やベビーサークルの設置方法によって使用できる期間が変わってきます。

赤ちゃんを囲んで使用する場合は、歩き始める頃には使わなくなったという人が多い傾向です。歩き始めた子どもにとって、ベビーサークルの中だけでは退屈に感じ、揺さぶったり押し倒してしまうこともあります。

行動範囲を制限する目的の場合は歩き出す1歳〜1歳半頃までが目安です。

子どもを囲えなくなったら、テレビやゴミ箱、引き出し付きの棚など、近づいてほしくない場所を囲う使い方もあります。言葉での意思疎通ができる頃には不要になるため、2歳頃までが目安です。

ベビーサークルは必要?メリット・デメリット

ベビーサークルはどんな時に必要なのでしょうか。ここでは、どんなシーンで役立つのか、メリット・デメリットをそれぞれ紹介します。

家庭ごとのライフスタイルも判断材料の1つ。ベビーサークルの購入を迷っている方は、自分のライフスタイルも考えながら検討してみて下さいね。

メリット・必要なシーン

まず、ベビーサークルのメリットを紹介します。

  • 赤ちゃんのための安全なスペースが確保できる
  • 少し目を離す時にも安心できる
  • きょうだいやペットと生活スペースを分けることができる
  • 赤ちゃんを囲う以外にも使用することができる

リビングなど間取りが広い場所で安全なスペースを確保したい場合、ベビーサークルが活躍します

料理をしたり洗濯をしたり、トイレや入浴など、常に赤ちゃんを見守ることは難しいものです。きょうだいがいる場合、赤ちゃんが口に入れやすい小さなおもちゃで遊ぶこともありますよね。

ベビーサークルは同じ空間内でもスペースを分け、赤ちゃんの安全確保ができるのがメリットです。

デメリット・不要な人

ベビーサークルのデメリットもご紹介します。

  • 囲われることで赤ちゃんが嫌がる場合がある
  • 部屋が狭くなる
  • 赤ちゃんの行動範囲が限られる、狭くなる
  • 購入や処分に費用がかかる

大きく、設置スペースを取るのがデメリットです。その圧迫感から、ベビーサークルの中を嫌がる赤ちゃんもいます。

また、サイズの大きいベビーサークルは保管スペースの確保が必要になり、処分するときは費用や手間がかかります。検討する際には、自宅の間取りや収納場所も念頭に入れてきましょう。

設置したい部屋のスペースが限られている場合や、ベビーベッドやバウンサーなどがある場合、ベビーサークルはなくても問題ない場合もあります。

ベビーサークルを代用するアイデア

ベビーサークルを設置してみたいけれど、購入やレンタルには、踏み切れないという人もいるのではないでしょうか。

そのような場合、ベビーサークルの代用も1つの案です。

  • 棚で区切る
  • 牛乳や段ボール、ペットボトルなどの廃材で手作りする
  • 100均のワイヤーネットをつなげて活用する

どの方法も比較的、高額な費用はかかりません。棚で区切って、スペースを確保する場合には、壁も使うと、上手に囲うことができますね。

また、手作りする場合は、倒れないようにある程度の重さや、耐久性が必要なので、試す場合は注意してくださいね。

ベビーサークルは購入・レンタルどっちがよい?

設置をすると決めた次に悩むのは、購入とレンタル、どちらにするかではないでしょうか。ベビーサークルは購入にもレンタルにもそれぞれのメリット、デメリットがあります。

メリットやデメリット、それぞれの費用を理解したうえで検討することがおすすめです。

購入するメリット・費用

ベビーサークルを購入するメリットは、自分で所有しているベビーサークルのため傷や破損などを気にしなくてよい、使い回しができるという点です。

赤ちゃんが使用していると、予期せぬことで傷がついてしまったり、破損してしまったりすることも。自分の所有しているものであれば、そこまで神経質になる必要がありません。

費用は使用期間が長くなればなるほど、レンタルより安く済みます。2人目を予定していたり、ママやパパのきょうだいの子どもに譲ったりできる場合は購入を検討してもよいでしょう。

木製、メッシュ、ポリエステルと素材はさまざまなものがありますが、金額は数千円〜2万円ほどで購入できます。

◼︎ベビーサークルの金額の目安

  • 木製:1万円〜
  • メッシュ製:5,000円〜
  • プラスチック・ポリエステル製:1万円〜

レンタルするメリット・費用

ベビーサークルをレンタルするメリットは、返却できるので保管場所に困らないこと、いろんなベビーサークルを試すことができることです。

ベビーサークルのレンタル費用は、種類や期間によって異なりますが、手頃なものだと半年でも1万円以下で借りることができます。

  • 2週間:4,000円〜
  • 1ヶ月:5,000円〜
  • 3ヶ月:6,000円〜
  • 6ヶ月:7,000円〜

購入前に試すこともできるので、購入に踏み切れない場合はまずはレンタルしてみるとよいでしょう。

ベビーサークルの種類と選び方

ベビーサークルはおおまかに4つのタイプがあります。

木製タイプ

自然の素材でできた木製タイプは、おしゃれでインテリアにも合わせやすいのが特徴。組み合わせ方や、角度が変えられるものを選ぶと、長く使いやすく、おすすめです。

メッシュタイプ

外からも中からも見通しやすく、赤ちゃんも安心できる環境です。メッシュを取り外して、自宅で洗濯できるものもあり衛生的で嬉しいポイント。軽量でコンパクトなタイプも多く、移動して使うことを検討している人には便利です。

プラスチックタイプ

簡単に水拭きができ、お手入れがしやすいタイプです。また、ジョイント部分の組み合わせパターンが多いなど、柔軟に変形できるといった特徴もあります。ゲートとしての使用を考えている人には、組み合わせパターンも多く使い勝手がよいかもしれませんね。

マットタイプ

全体がクッション性のあるマットが特徴です。柔らかい素材で怪我をしにくいのも安心。汚れも簡単に拭き取ることができるので、いつでも衛生的に保てます。

ベビーサークルを長く使うための活用法

ここでは赤ちゃんの月齢・年齢に合わせてどのように活用できるかをご紹介します。

生後10か月前後まで

生後10か月までは、少し目を離す場合の安全確保としてベビーサークルが活躍します。寝返りを始める生後5ヶ月頃からハイハイを始める8〜10ヶ月頃は、行動範囲が広がると同時に、興味のあるものを何でも口に入れて確かめることが多い時期です。

赤ちゃんの行動範囲を制限できるので、サークル内の環境に気をつけておけば、誤飲などのリスクも回避できるでしょう。

生後10ヶ月頃までは一日中過ごしてくれる場合もあるでしょう。

1歳前後まで

1歳前後でつかまり立ちや歩き始める頃になると、外に出たがったり長い時間を過ごすことが難しくなってくる場合があります。

一時的な安全地帯として使うほか、つかまり立ちをする高さに、仕掛けのあるおもちゃを取り付け、立ちながら遊べる環境を作るとよいでしょう。

1歳~2歳頃まで

1歳~2歳頃になると、ベビーサークルの中で過ごすのが難しくなってきます。

押し倒そうとしたり、またぐ・足をかけて登ろうとしたりする姿などが見られ始めたら、ベビーサークルとしてではなく、別の使用方法を考え始めましょう

リビングで使用する場合は、テレビや開けられたくない棚を囲ったり、観葉植物や、ゴミ箱なども柵の中に入れてもよいでしょう。

変形できるタイプのベビーサークルであれば、部屋の出入り口や、扉や階段の前のガードとして使用してもよいかもしれません。

関連記事
赤ちゃんの後追いが激しいとなかなか家事ができませんよね。そんなとき、おもちゃ付きベビーサークルを使えば赤ちゃんが自分で入って遊んでくれるかもしれません。家事をしながら赤ちゃんを見守ることができて、とても便利!

ベビーサークル卒業後に気をつけるポイント

ベビーサークルがあったから防げていた危険もあります。ベビーサークルを卒業したあとも気をつけたいポイントをチェックしておきましょう。

家具の角にはコーナーガードを利用

角のある棚やテーブル、テレビ台などにはコーナーガードをつけましょう。

バランスが上手く取れない子どもは思わぬ場所でも転倒し、家具にぶつけてしまうことがあります。また、食卓テーブルなど、子どもの頭や顔の高さにある家具もあるでしょう。

コーナーガードは、ホームセンターや100円ショップでも簡単に手に入るので、ベビーサークルを卒業したら家具の角をしっかりと点検しましょう。

引き出しはロックする

引き出しが開かないかの確認も必要です。中に危険なものがなくても、引き出しを引っ張った際に、子どもの体や足に落ちて怪我をする恐れがあります

「まだ、開け方を知らないから」と油断していると、勝手に開けて散らかしたり、開けた引き出しを階段にして登っていたり、子どもの行動は予想できません。

手の届く引き出しや棚はロックすることをおすすめします。

危険な場所やものは封鎖&撤去

ガードやロックができない危険な場所は封鎖し、危険なものは片付けておくことも大切です。

子どもにとって家の中は興味を引くものばかり。1度気になると、あの手この手を使って開けようとしたり、高い場所にあるものはよじ登って取ろうとすることもあります。

危険なものや触れさせたくないものは、子どもの視界に入らないところにしまいましょう。階段やお風呂、トイレ、ドラム式洗濯機など、事故の危険がある場所は、日頃から家族みんなで鍵をかけるように決めておくとよいでしょう。

上手にベビーサークルを活用しよう!

ベビーサークルは多くの家庭では0歳〜1歳までは有効活用ができそうです。1歳以降も工夫することで子どもを危険から遠ざけることができるでしょう。

ベビーサークルを選ぶときは、間取りだけでなくライフスタイルも踏まえ、購入するのかレンタルするのかを考えましょう。

ベビーサークルを活用して子どもを危険から守るのに役立ててくださいね。

  • ベビーサークルは1歳頃までは大活躍!
  • 1歳以降は嫌がるかも。ほかの活用法も検討しよう
  • ベビーサークルは購入もレンタルもできる
  • ベビーサークル卒業後も危険な場所から子どもを守ろう

育児が不安なママ・パパをサポート

ママデイズの記事は、アプリでもっと便利に読むことができます。
アプリは記事を読む以外にも、低月齢の赤ちゃんの成長記録に便利な「育児記録」の機能もあります。

ボタンタップで手軽な育児記録

ママデイズアプリの育児記録

© every, Inc.

生まれてすぐの赤ちゃんの生活リズムを把握するためにつけるべき育児記録。
ママデイズのアプリなら、ボタンタップで簡単につけられて便利です。
パートナー間での共有はもちろん、じいじやばあばなどその他のご家族にも共有することで育児をシェアしやすくなります。

1週間ごとの記録がグラフでまとめて見れる

ママデイズ_育児記録_睡眠記録

© every, Inc.

食事・睡眠・排泄・体温の記録では、1週間分の記録をまとめて見ることができます。
睡眠のまとめで周期が見えると、お昼寝のタイミングなどが予想しやすくなるので便利です。

大切な成長記録を印刷して残せる

android_sub_2208x1242_PDF (2) 1

ママデイズアプリに記録した育児記録は、無料でPDFファイルとして出力ができます。
身長・体重も記録できるので、将来お子さんに見せてあげるために印刷・保管しておくのはいかがでしょうか。

写真提供:ゲッティイメージズ

※当ページクレジット情報のない写真該当