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スープはつわり中でも食べやすい!おすすめレシピと注意点を紹介【管理栄養士監修】

スープはつわり中でも食べやすい!おすすめレシピと注意点を紹介【管理栄養士監修】

つわり中は、吐き気や胃のむかつきなどで、思うように食事が喉を通らないママも多いですよね。

「おなかの赤ちゃんのためにも、少しでも栄養を摂りたい!」というときは、スープを試してみませんか?

スープは、食材の栄養や旨みだけでなく水分も補えて、消化もよいおすすめの食べ物です。

スープを食べる際の注意点や、妊娠中におすすめのスープレシピも紹介します。

つわり中は、吐き気や胃のむかつきなどで、思うように食事が喉を通らないママも多いですよね。

「おなかの赤ちゃんのためにも、少しでも栄養を摂りたい!」というときは、スープを試してみませんか?

スープは、食材の栄養や旨みだけでなく水分も補えて、消化もよいおすすめの食べ物です。

スープを食べる際の注意点や、妊娠中におすすめのスープレシピも紹介します。

つわり中にスープが食べやすい理由

つわり中でも、スープは比較的食べやすい食べ物です。

つわり中にスープが食べやすい理由

  • 食材が煮込まれて柔らかい

  • 冷やしても食べられる

  • トマトやコンソメ、クリームスープなど味のバリエーションが多い

つわり中は、気分が悪くなって固形物が食べられなかったり、匂いが気になって温かいものを受け付けなくなったりする人が少なくありません。

その点、スープは食材がやわらかく煮込まれていて飲み込みやすく、冷たい状態でも食べられるものが多いので、つわり中でも食べやすいでしょう。

トマトスープやコンソメスープ、クリームスープなど味のバリエーションが多く、自分が無理なく食べられる味が見つけやすいのもポイントです。

つわり中にスープを食べたときの赤ちゃんへの影響は?

つわり中にスープを食べても、赤ちゃんに影響はありません。

ただし、食べ過ぎると塩分の摂り過ぎや摂取カロリーをオーバーしてしまうことがあります。

塩分過多やカロリーオーバーから妊娠性高血圧や妊娠糖尿病になると、赤ちゃんの発育や出産に影響が出ることがあります。

ハーブなどは妊婦・胎児への安全性が確認できないものがあります。

通常の食事で摂取する分には問題ないと考えられていますが、避けたほうがよいでしょう。

つわり中にスープを食べるメリットは?

つわり中にスープを食べるのには次のようなメリットがあります。

つわり中にスープを食べるメリット

  • いろいろな食材の栄養が余すことなく摂れる

  • 味のバリエーションが豊富で飽きにくく食べやすい味が見つかりやすい

  • 口あたりが良く食べやすい

  • 水分補給になる

  • 冷やしても食べられる

  • 材料を切って煮込むだけなので作りやすい

スープは1皿でたくさんの食材、栄養が摂れるのでつわり対策に活用してみてはいかがでしょうか。

つわり中におすすめのスープ5選

ここからはつわり中にストックしておくと便利な市販のスープを紹介します。

気分が悪くキッチンに立てないときや、家族の食事を用意する際にも便利なので、気になる商品があればチェックしてみてくださいね。

つわり中におすすめのスープ5選

  • スープストックトーキョー カジュアルボックス 6スープセット

    店舗で人気のメニューが6種類セットになった冷凍スープです。スリムなパッケージでストックしやすく、レンジで温めるだけで本格的な味が楽しめます。

  • とろり濃厚スープ食べ比べお試しセット(3個入)

    常温で長期間保存できるレトルトスープです。化学調味料や着色料、香料を使わずに作られたスープはやさしい味わい。なめらかな口当たりと素材本来の味わいが楽しめます。

  • 野菜をMOTTO スープ 6個 セット

    ごろっとした具材がたっぷり入った野菜スープです。常温で長期間保存できるのがポイント。食べ応えがあるスープが好きな人におすすめです。

  • 選べるポタージュスープお試し3食セット

    食品添加物や動物性の油脂エキス類、砂糖を加えずに仕上げた体にやさしいポタージュスープです。動物性油脂を使っていないので、冷たい状態でもなめらかな口当たりです。6種類の中から好きなものを選んで購入できます。

  • 野菜と豆の具だくさんポタージュセット

    野菜と豆がごろごろ入った食べるスープです。1食あたりカロリーは100kcal以下、食塩相当量も1g以下でヘルシーなのがポイント。小腹が空いたときにもおすすめです。

スーパーの惣菜コーナーでは調理済みのスープが購入できたり、具材を入れるだけで簡単に調理できる商品もあるので活用してみましょう

つわり中にスープを食べるときの注意点

つわり中にスープを食べるときは、食べる量や味つけに注意が必要です。

食べるときの注意点を解説します。

食べ過ぎに注意する

低カロリーのスープでも食べ過ぎるとカロリーオーバーになってしまいます。

クリームスープやマカロニなどが入っているスープはカロリーが高くなりがちなので、食べ過ぎに注意しましょう。

食べる際は、他の食事と組み合わせて1日あたりの摂取目安カロリー以内に収まるようにしたいですね。

濃い味のスープは避ける

濃い味のスープは塩分の摂り過ぎにつながります。自分でスープを作るときは、だしや食材の旨みを活かしたスープにしましょう

香りのよい食材や、旨みの強いきのこ類などを加えると、薄味でも満足感のある味に仕上がりますよ。

つわり中に不向きなスープは?

つわり中でも食べやすいスープですが、中には不向きなものもあります。次のようなスープは、妊娠中に食べるのを控えてくださいね。

激辛スープ

妊娠中は、胃腸に負担がかかる激辛スープは避けましょう。

辛みのあるスープが食べたいときは、ピリ辛程度の辛さに抑えて作ってみてくださいね。

ハーブを使ったスープ

ハーブのなかには、香りが強すぎたり、子宮を収縮させたりするものがあります。

妊娠中に食べるスープは、ハーブを使っていないスープがおすすめです。

脂質が多いスープ

脂質が多いスープも避けましょう。

生クリームを使ったクリームスープや、油をたっぷり使ったスープは胃腸に負担がかかる上に高カロリーです。

カロリーオーバーを避けるためは控えたほうが無難です。食べたい場合は、頻度に注意し、量を調整してカロリーオーバーにならないようにしてくださいね。

つわり中に特に食べやすいスープは?

つわり中は、冷たいものや酸味があるものが食べやすいと感じる妊婦さんは多いですよね。つわり中に食べやすいスープを紹介します。

冷たいスープ

温かいものが食べにくい場合は、冷たいスープにすると食べやすくなることがありますよ。

冷たいスープなら食べられる際は、ガスパチョやヴィシソワーズなどの冷製スープを試してみましょう。

特にガスパチョは材料を切ってミキサーにかけるだけで手軽に作れるうえ、さっぱりとした味わいなのでおすすめです。

酸味のあるスープ

酸味があるスープも、つわり中に食べやすいでしょう。

酢やレモン、梅干し、トマトなどを活用して酸味をプラスしてみてください。

意外なところでは、もずく酢もスープに活用できます。1パック加えるだけで適度な酸味と食べ応えが出るので試してみてくださいね。

つわり中におすすめのスープレシピ

ここからは、つわり中におすすめのスープレシピを紹介します!

食べ応えがあるものから香りが良いものまで簡単に作れるものをピックアップしましたので、気になるレシピがあれば試してみてくださいね。

豆苗の簡単スープ

豆苗のシャキシャキとした食感とごま油の香りが食欲をそそるスープです。しいたけを加えることで、味に深みが出ます。おいしく作るポイントは、豆苗を加えたら煮すぎないこと。食感を残すと食べ応えもアップします。

材料(2人分)

  • 豆苗 1/2パック

  • しいたけ 2個

  • 絹ごし豆腐 150g

  • A水 350cc

  • A鶏ガラスープの素 小さじ1

  • A醤油 小さじ1

  • ごま油 小さじ1

作り方

  • 1.豆苗は根元を切り落として食べやすい長さに切る。しいたけは根元を切り落として軸とかさに分けて薄切りにする。豆腐は食べやすい大きさに切る。

  • 2.鍋にAを入れて中火にかけ、煮立ったらしいたけと豆腐を加えて1〜2分煮る。

  • 3.豆苗を加えてさっと煮て、ごま油を加えて完成。

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豆苗はえんどう豆を発芽させた緑黄色野菜の仲間です。
実は妊娠期に必要な栄養素である葉酸が多く含まれています!
さっと火を通せばシャキシャキとした食感を楽しめます。

つわり中のスープの好みで子どもの性別がわかる?

「つわり中にしょっぱいものが食べたくなると男の子(女の子)」のような話を聞いたことはありませんか?

しかし、これらの話はあくまでも迷信です。つわり中にママが食べたくなったもので赤ちゃんの性別がわかるという科学的根拠はありません。

つわりがひどいときは食事が偏っても大丈夫?

つわり中、食生活に偏りが出ることに不安を感じる人もいるでしょう。

理想はさまざまな食材をバランスよく摂れることですが、食事が難しい場合つわり中に限っては食事の偏りは容認されています。

また、妊娠初期につわり・悪阻の症状がひどくて食事が摂れなくても、赤ちゃんの成長に影響を与えることはないと考えられています。

しかし、高カロリーのものや糖分が多いもの、塩分が多いものなど、肥満や妊娠糖尿病、妊娠高血圧症候群につながるものばかり食べてしまう場合や体重が減る・増えない場合は医師に相談してみましょう。

次のような工夫をするとつわり中でも食事がしやすくなりますよ。

つわり中の食事の工夫

  • 食べ物の形状やのどごしを変えてみる(ドロドロ、さっくり、ぱさぱさ、など)

  • 温度を変えてみる(温める、冷やす)

  • ストローを使い口の中に広げないようにして飲む

  • 味付けは薄めで脂っぽくないものを選ぶ

  • 1回の食事を分け少量・頻回にして食べる

つわりがおさまるのはいつからいつまで?

つわりの症状は妊娠5〜6週目頃から始まり、妊娠12〜16週までに落ち着く人が多いです。

しかし、つわりの症状は人により個人差があります。

つわりが全く出ない人、妊娠中期以降も残る人とさまざまです。

なかには、症状が重くなり「妊娠悪阻(にんしんおそ)」という状態になる人もいます。

食事が過度に偏っている場合や、食事や水分が摂れず体重が減っている場合は、産婦人科を受診しましょう。

つわり中のスープに関するよくある質問

ここではつわり中のスープに関するよくある疑問をご紹介します。気になる点を解消しましょう!

スープの食べ応えをアップするのにおすすめの食材は?

  • パスタやそうめん、春雨をプラスするのがおすすめです

    スープの食べ応えをアップするには、パスタやそうめん、春雨をプラスするのがおすすめです。ただしスープパスタなどにした場合はそれだけカロリーもアップするので、食べ過ぎには注意してくださいね。

1日に食べてもいいスープの量はどれくらい?

  • 1日に食べてもいいスープの量は決められていません

    1日に食べてもいいスープの量は決められていません。他の食事と合わせて1日の摂取カロリー以内に収められるとよいですね。

つわり中にスープはおすすめ!あっさりしたスープで水分&栄養を補おう

具材がやわらかく煮込まれていて、栄養を余すことなく摂れるスープは、食欲が落ちやすいつわり中におすすめのメニューです。

体調が悪いときのためにレトルトや冷凍のスープをストックしておくのもおすすめですよ。ただし、食べ過ぎには注意してくださいね。

食べられるときに食べられそうなスープを食べて、つわり中の栄養・水分不足を防ぎましょう。

  • レシピが豊富で食べやすいスープはつわり中におすすめのメニュー
  • 温めるだけで食べられる冷凍やレトルトのスープはストックしておくと便利
  • 冷たいスープや酸味のあるスープはつわり中でも食べやすい
  • おいしくても食べ過ぎには注意しよう

【注意事項】
本記事は公開時点での情報となります。
本記事は妊娠中の方への情報提供を目的としており、診療を目的としておりません。
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