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妊婦はプルーンを食べてもいい?摂取量の目安や子宮収縮効果について解説!

妊婦はプルーンを食べてもいい?摂取量の目安や胎児への影響、子宮収縮効果について解説!

食物繊維や鉄分が豊富なイメージのプルーンを、妊娠中のおやつに食べてもよいのかな?と迷う妊婦さんは多いでしょう。

妊娠中でなくても1日に食べてよい量が設定されていたりと、心配な点がありますよね。

この記事では、妊婦さんがプルーンを食べるときの注意点を紹介します。

食物繊維や鉄分が豊富なイメージのプルーンを、妊娠中のおやつに食べてもよいのかな?と迷う妊婦さんは多いでしょう。

妊娠中でなくても1日に食べてよい量が設定されていたりと、心配な点がありますよね。

この記事では、妊婦さんがプルーンを食べるときの注意点を紹介します。

妊婦はプルーンを食べても大丈夫!

プルーンは、西洋スモモの総称です。一般的には半生状のドライフルーツをイメージする人が多いでしょう。

食物繊維やビタミンが豊富なプルーンは、妊娠中におすすめの食品です。

ただし、糖分が多くカロリーが高いので、体重管理が大切な妊娠中の食べ過ぎには注意が必要です。

また、妊娠中に限らず、食べすぎるとお腹が緩くなることもあります。

妊婦は1日何個までプルーンを食べてもいい?

妊娠中にプルーンを食べる場合は、間食として1日4〜5粒(40g)程度を上限にするとよいでしょう。

妊娠中のフルーツの1日の摂取量の目安は200gとされています。乾燥前のプルーン4、5粒が200g程度です。

また、プルーン4〜5粒(40g)は約100kcalで、妊娠中の間食の目安とされている200kcalにも収まっています。

妊娠中に嬉しいプルーンの栄養素

プルーンは食物繊維をはじめとして、妊娠中に摂りたい栄養素を豊富に含んでいます。

ここでは、いくつかの栄養素を紹介します。

食物繊維

プルーンは食物繊維が豊富なことでよく知られています。

また、「ソルビトール」という天然の甘み成分も含まれており、このソルビトールは、便の水分量を増やし、便をやわらかくして便通を良くする働きがあります。

妊娠中はつわりによる食事の減少や水分不足、体内の女性ホルモンの変化、運動不足などによって便秘に悩まされる人も多いです。

食物繊維とソルビトールによって、便秘を予防できます。

カリウム

カリウムは、体内の塩分(ナトリウム)を体外に排出する働きがあります。妊娠中にカリウムを積極的に摂ることで、むくみ予防につながります。

ホルモンバランスの変化や、子宮による圧迫で血流が悪くなること、血液量が増えることなどによりむくみやすいです。

むくみやすい妊娠中には、カリウムを積極的に摂りましょう。

ビタミンA

ビタミンAは、ヒトの視覚・聴覚・生殖等の機能維持、成長促進、皮膚や粘膜の保持、タンパク質合成などに関与する大切なビタミンの一つです。

妊娠中は、ビタミンAの過剰摂取に注意が必要と言われますが、これはレバーやうなぎに含まれる動物性のビタミンAに限った話です。

プルーンに含まれるビタミンAは、過剰な分は体外に排出されるので心配ありません。

妊娠中にプルーンを食べる時の注意点

妊娠中に嬉しい栄養素がたくさん詰まったプルーンですが、いくつか注意も必要です。

1日4〜5粒なら問題ありませんが、過剰に食べるといくつかのデメリットが心配されます。

ソルビトールによってお腹がゆるくなる

プルーンに含まれる食物繊維とソルビトールによって便秘予防効果が期待できますが、一方で大量に摂取するとお腹を下しやすくなるという一面もあります。

ソルビトールは便秘薬(緩下剤)の成分として使われることもある成分です。

多くの市販のドライプルーンのパッケージにも、食べ過ぎによってお腹がゆるくなる可能性がある旨が注意書きされています。

妊娠中に限らずプルーンの食べ過ぎには注意が必要です。

ポリフェノールによる胎児への影響

プルーンにはポリフェノールも含まれています。抗炎症作用や抗酸化作用があるとされ、健康にいいと言われるポリフェノールですが、妊娠中は過剰摂取を避けましょう。

特に妊娠後期にポリフェノールをたくさん摂取すると、胎児や新生児の心不全や肺高血圧症を引き起こす可能性があるという報告があります。

妊娠中のポリフェノールの摂取についてはわかっていない部分も多く、具体的な摂取上限量は決められていません。

胎児に胎児動脈管早期収縮という異常が起きた症例では、ポリフェノールを毎日500~1000mgほど摂っていたようです。

プルーン100gに含まれるポリフェノールは184mgなので、プルーン1個が10gだとするとポリフェノール500mgを摂取するにはプルーン27個を食べることになります。

ポリフェノールの観点だけでいうと、よほど大量に毎日プルーンを食べない限りは問題はないと言えそうです。

妊娠中のプルーンは適度に楽しんで

プルーンは妊婦に嬉しい栄養素を豊富に含んでいますが、一方で食べすぎるとお腹がゆるくなる可能性やポリフェノールを取りすぎてしまう可能性があります。

1日4〜5粒程度を、適度に間食として取り入れると良いでしょう。

ぜひ妊娠中の栄養管理に役立ててくださいね。

  • 1日4〜5粒であれば妊娠中にプルーンを摂取しても問題ない
  • 大量摂取、過剰摂取は避ける
  • ソルビトールの働きでお腹がゆるくなる可能性がある
  • ポリフェノールの過剰摂取によって胎児に悪影響が出る可能性がある

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