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生理が遅れてる!妊娠が疑われる日数や考えられる原因は?

生理が遅れてる!妊娠が疑われる日数や考えられる原因は?

生理予定日になっても生理が来ない場合、その原因が「妊娠」によるものなのか、またはそのほかの原因によるものなのか、早く知りたいですよね。

生理が遅れる原因は、妊娠以外にも複数の可能性が考えられます。また、妊娠を正確に判断するためには、検査の時期も重要です。

この記事では、生理が遅れる理由や原因について解説します。

生理が遅れている場合でも焦らず、自身の状況をしっかりと把握して適切な対処ができるよう、ぜひ参考にしてみてください。

生理予定日になっても生理が来ない場合、その原因が「妊娠」によるものなのか、またはそのほかの原因によるものなのか、早く知りたいですよね。

生理が遅れる原因は、妊娠以外にも複数の可能性が考えられます。また、妊娠を正確に判断するためには、検査の時期も重要です。

この記事では、生理が遅れる理由や原因について解説します。

生理が遅れている場合でも焦らず、自身の状況をしっかりと把握して適切な対処ができるよう、ぜひ参考にしてみてください。

生理が1週間遅れたら妊娠の可能性も考えて

生理周期が規則正しい人であれば、生理が1週間遅れている場合は妊娠の可能性が考えられます。

女性の生理周期は個人差があるため、数日遅れたからと言って必ずしも妊娠しているわけではありません。

しかし、性行為を持った後に生理が遅れるという状況であれば、妊娠の可能性を考慮する必要があるでしょう。

妊娠している場合、生理が遅れるだけでなく、吐き気や乳房の張り、疲労感などの妊娠初期症状が現れることがあるため、これらの症状が現れていないかもチェックすることが大切です。

妊娠初期症状とは?

妊娠の初期症状には下記のようなものがあります。

生理の遅れの他にもこのような症状があるときは、妊娠の可能性を考えてみましょう。

ただし、妊娠初期症状には個人差があり、必ずこの症状が出るということはありません。

妊娠の初期症状

  • おりものの量が増えたり、色が茶色っぽく変わったりする

  • 生理痛に似た下腹部の痛みやおなかの張り。むずむずするような感覚や、おなかを引っ張られるような感じなど、人によって症状はさまざま。

  • 胃がキリキリと痛む、ムカムカするといった症状が現れ、吐き気を伴うケースがある。

  • おりものくらいの量から生理のような量の出血がある(色には個人差がある)

  • 睡眠をしっかりとっても強い眠気に襲われる

  • 起きることがつらいと感じるような身体のだるさ

  • 体が熱っぽく、ほてりを感じる

  • めまいや立ちくらみの症状がでる

  • 生理前の症状のような胸の張りやたり乳頭の違和感、痛みを感じる

  • においに敏感になり、今まで何も感じなかった匂いが突然苦手になる

妊娠検査薬はいつから使える?

妊娠検査薬は、生理予定日から1週間後に使用することを推奨しているメーカーがほとんどです。生理周期が安定している場合、この時期を目安に検査してみることで、より正確な判定ができます。

妊娠検査薬は、受精卵が着床した後に増える hCG というホルモンを検出することで、妊娠の有無を判断します。hCGが尿中に検出可能な量に達するのは着床から数日経ってからであることが「生理予定日から1週間後」を検査日として推奨している理由です。

生理周期が不安定な場合は、性行為を行なった日から数えて3週間後を検査日の目安にする方法があります。

早い段階で検査を行った場合、まだ十分にhCGが分泌されておらず結果が陰性となる可能性が高いです。

生理予定日がはっきりしない、または不規則な生理周期の場合、遅めのタイミングで検査薬を利用することを推奨します。

病院に行くタイミングは?

生理が遅れた後、妊娠検査薬で陽性反応が出た場合は、生理予定日から2週間後までに受診するようにしましょう。

受診のタイミングが早すぎると、子宮内に「胎のう」と呼ばれる赤ちゃんの袋を確認することが難しくなります。また、心拍が確認できず、1週間後に再受診が必要になるケースもあります。

逆に遅すぎると、異常妊娠があった場合の処置が遅れ、命にかかわる可能性が出てくるため、適切なタイミングで受診することが大切です。

妊娠検査が陰性なのに生理が遅れる場合は?

生理が遅れる原因は、妊娠だけではありません。

たとえば、ストレスや生活習慣の変化、体調不良などによりホルモンバランスが乱れると生理周期が不規則になることがあります。

また、卵巣の疾患、甲状腺機能障害などの病気が原因で生理が遅れることもあります。

妊娠検査薬を使用するタイミングが早すぎた場合、妊娠しているにもかかわらず陰性となる可能性があるため使用するタイミングが非常に重要です。

いずれにせよ、生理の遅れが続く場合は、検査や医師への相談をおすすめします。

妊娠以外に生理が遅れる原因

生活スタイルの変化や心の状態など、さまざまな影響を受けて生理が遅れたり、月経周期が乱れたりすることがあります。

また、病気が原因となっている場合は適切な治療が必要です。

妊娠以外で生理が遅れる原因について解説します。

ホルモンバランスの乱れ

生理周期は、おもにエストロゲンとプロゲステロンという2つのホルモンのバランスによって調節されています。

ストレス、不規則な生活習慣、食事の乱れ、過度な運動などがホルモンバランスを乱すことがあり、ホルモンバランスが崩れると生理周期に影響を与え、生理が遅れることがあります。

日々の生活でストレスをためないように心掛け、バランスの良い食生活や適度な運動を取り入れることで、ホルモンバランスを整えましょう。

激しいダイエット

激しいダイエットは体内のエネルギーを過度に消費し、栄養が不足することによりホルモンバランスが乱れ、生理周期を乱す原因となります。また、急激に体重を落とすと体がストレスを感じ、これもホルモンバランスを乱す要因の一つです。健康な体重管理とバランスの良い食事が、生理周期を整えるためには重要とされています。

ストレスや睡眠不足

身体がストレスや睡眠不足といった負荷にさらされると、自己防衛の一環として生理機能が抑制されることがあります。とくにホルモンバランスはストレスや睡眠の影響を大きく受け、生理周期の乱れにつながるのです。具体的には、ストレスを感じると体内でコルチゾールというホルモンが分泌されます。このホルモンが多く分泌されると、女性ホルモンの一つで生理周期を調節するプロゲステロンの分泌が抑制され、生理が遅れる可能性があります。また、睡眠不足は体のリズムを狂わせ、生理周期に影響を与えます。ストレス管理と適切な睡眠時間の確保は、健康な生理周期を維持するために重要です。

激しいダイエット

性器の未発達

卵巣など性器が未発達な段階では、ホルモンのバランスが不安定であるため、生理周期が不規則となることがよくあります。生理が始まってもすぐに正常な周期が確立するわけではありません。卵巣が充分に発達するまでには時間がかかり、この過程は個人差があります。

定期的な生理サイクルが確立されるまでには、通常、最初の生理から数年を要します。これは心配する必要のない自然な過程です。

しかし、生理の周期が非常に不規則である、または他の体調不良の症状が伴う場合には、専門家に相談することをおすすめします。

更年期、閉経

更年期は一般的に45歳から55歳頃に始まりますが、個々の体質や生活状態により始まる年齢はさまざまです。

この時期は卵巣の機能が次第に低下し、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌量が減少します。このため、生理周期が不規則になったり、生理が来なくなったりします。

また、閉経は一定期間(通常は12カ月以上)生理が来なくなった状態のことです。これは、卵巣が完全に機能を停止しエストロゲンがほとんど分泌されなくなった状態であるため、生理は自然に止まります。

甲状腺の病気

甲状腺の病気は、ホルモンのバランスを崩すことにより生理不順を引き起こす場合があります。

甲状腺は体の様々な機能を調節する重要なホルモンを分泌する器官です。

その中には生理周期を制御する女性ホルモンの生成に影響を与えるものがあります。甲状腺が過剰にホルモンを分泌するバセドウ病や、逆にホルモンの分泌が不足するハシモト病などが引き起こす影響の一つに、月経異常があります。

生理が遅れるとすぐに甲状腺の病気を疑う必要はありません。ただし、生理不順が続く場合や他の症状(急な体重の変動、疲労感、イライラ、頻脈など)がある場合には、医療機関に相談することをおすすめします。

産婦人科で行う検査・治療

生理が遅れて受診する場合、婦人科でどのような検査・治療を行なうか知っていますか。どんな検査を行なうか事前に知っておくことで、安心して受診できるようになります。婦人科に行くことに不安がある人は検査内容を参考にしてみてください。

基礎体温のチェック

基礎体温は、起床直後、まだ何も活動を始めていない状態で測定した体温のことです。この基礎体温は、女性のホルモンバランスの変化により、周期的に変動します。とくに、排卵日前後とその後の黄体期では体温が上昇し、生理が始まると再び下降する特徴があります。そのため、基礎体温を測定することで、排卵が行われているか、またはホルモンバランスに異常がないかを確認することが可能です。

甲状腺機能障害や更年期など、体温に影響を及ぼす病状の有無や、妊娠の有無を確認するために基礎体温の変化を確認し、異常があるかをチェックすることもあります。

経腟超音波検査・内診

生理が遅れているときに、婦人科で経腟超音波検査や内診を受ける人もいます。これは、生理の遅れが妊娠の可能性を示しているか、あるいは別の女性特有の健康問題を示しているかを判断するためです。経腟超音波検査は、子宮や卵巣の異常を調べる検査で、子宮内膜の厚さや卵巣の状態、さらには早期の妊娠も確認することができます。一方、内診は具体的な症状や不快感がある場合、不正出血や痛みの原因を探るために行われます。これらの検査により、妊娠は勿論のこと、子宮筋腫や卵巣嚢腫などの疾患についても早期に発見し治療を開始することが可能です。

ホルモン検査

総合的な健康状態、生活習慣、ストレスレベルなどを評価した後、ホルモン検査を行なうことを提案される可能性があります。血液中のホルモン量を調べることで、生理遅延の原因がホルモンの異常によるものであるかどうか、またどのホルモンが問題を引き起こしているのか確認可能です。おもに検査するのは、女性ホルモンの一種であるエストロゲンやプロゲステロン、性腺機能に影響を与える下垂体ホルモンのFSH(卵胞刺激ホルモン)、LH(黄体形成ホルモン)などです。これらのホルモンは、生理周期や排卵に密接に関連しており、異常なレベルが見られると月経異常や不妊の原因となる可能性があります。

生理の遅れが気になるときは産婦人科へ

女性の体は、生活リズムや心身のバランスによって健康を維持しています。そのバランスを表すもののひとつが月に一度の生理です。

しかし、ストレスや生活習慣の変化、病気などにより生理が遅れることがあります。

生理の遅れに気づいたら、そのほかに普段と違う症状はないかなど、現在の自身の状態を正確に把握することが重要です。

生理の遅れが続いているときは、産婦人科で相談してみてください。

ホルモンバランスの乱れや病気、妊娠の可能性など、さまざまな可能性を考えて診察してくれます。早期発見、早期治療によって後々の健康を確保するためにも、適切なタイミングで医療機関を頼ることをおすすめします。

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