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新生児が寝すぎているようで心配!チェックしたいポイントと適切な対応を解説

新生児が寝すぎているようで心配!チェックしたいポイントと適切な対応を解説

「寝る子は育つ」と昔からいわれますが、赤ちゃんが1日のうち大半を寝て過ごしていると「こんなに寝てばかりいて大丈夫?」と心配になるママ・パパもいるでしょう。

赤ちゃんが寝すぎていても特に問題ありませんが、場合によっては起こしてあげたほうがよいこともあります。この記事では、赤ちゃんが寝すぎているときにチェックしてほしいポイントや、適切な対応方法を解説します。

「寝る子は育つ」と昔からいわれますが、赤ちゃんが1日のうち大半を寝て過ごしていると「こんなに寝てばかりいて大丈夫?」と心配になるママ・パパもいるでしょう。

赤ちゃんが寝すぎていても特に問題ありませんが、場合によっては起こしてあげたほうがよいこともあります。この記事では、赤ちゃんが寝すぎているときにチェックしてほしいポイントや、適切な対応方法を解説します。

新生児の寝すぎは何時間から?どれくらい寝るの?

新生児が寝すぎているようで心配!チェックしたいポイントと適切な対応を解説

新生児は、とにかくよく眠るものです。一般的に、新生児期は1日のうち16~20時間は眠るといわれています。

大人の平均睡眠時間が7時間程度であることを考えると「寝すぎ!」と思うかもしれませんが、赤ちゃんが1日の大半を寝て過ごすのはごく自然なことですよ。

赤ちゃんは、一度にまとまって寝るのではなく、1〜4時間寝て1〜2時間起きるというサイクルを繰り返します。

授乳の間隔が空きすぎると赤ちゃんの体調が悪くなってしまうことがあるので、5時間以上寝続けている場合は起こしてあげたほうがよいでしょう。

新生児期は短い睡眠サイクルを繰り返す赤ちゃんが多い

新生児期の赤ちゃんは、まだ昼と夜の区別がついていません。体の機能が成長している最中であるうえ、眠りも浅い傾向にあります。

そのため、夜にまとまって眠ることはせず、1~4時間寝て1~2時間起きるという短い睡眠サイクルを、昼夜を問わず繰り返すのが特徴です。

寝ている赤ちゃんを起こしても問題ない?

新生児が寝すぎているようで心配!チェックしたいポイントと適切な対応を解説

基本的に、赤ちゃんが気持ちよさそうに寝ているなら、起こさずに寝かせておいてかまいません

しかし、様子がおかしかったり、5時間以上も寝ていて目を覚ます気配がなかったりする場合は、起こしたほうがよいこともあります。

不安なことがあれば、医師に早めに相談してみましょう。

新生児が寝すぎと感じたときのチェックポイントと対応

新生児が寝すぎているようで心配!チェックしたいポイントと適切な対応を解説

ここからは、赤ちゃんが寝すぎていると感じたときのチェックポイントと対応方法を解説します。寝ているときは、こまめに様子を確認してあげてくださいね。

赤ちゃんの様子

まずは赤ちゃんの様子をチェックしてみましょう。苦しそうにしている、体温が極端に高い・低い、呼吸が止まっているといった場合は、速やかに医師の診察を受けましょう。

小さな変化に気づくためにも、こまめに様子を見てあげてくださいね。

SIDS(新生児突然死症候群)に注意!

生後2~6ヶ月頃になると、SIDS(乳幼児突然死症候群)を発症することがあります。

SIDSは、赤ちゃんが何の前触れもなく突然命を落とす原因不明の病気で、うつ伏せで寝かせると発症リスクが上がるとされています。

SIDSの発症リスクを下げるためにも、1歳までは仰向けで寝かせ、様子をときどきチェックして寝姿勢を直してあげましょう。その際、呼吸の様子もチェックしてみてくださいね。

眠り続けている時間

新生児期の赤ちゃんは、1~4時間程度寝て、1~2時間起きるというサイクルを繰り返すことが多いといわれています。

5時間以上寝続けている場合は、授乳のために一度起こしてあげるとよいでしょう。

長い時間、頻繁に寝てしまうことが続くようであれば、病院に相談してください。

脱水の兆候

おしっこの量が減っていたり、たくさん汗をかいたりしている場合は、脱水を起こしている可能性があります。

赤ちゃんを起こして、ミルクや母乳を飲ませてあげましょう。

赤ちゃんは、体温調節機能が未熟で、大人よりも脱水になりやすいといわれています。

寝ている赤ちゃんを起こすのは少しかわいそうですが、脱水になる前に水分を摂らせてあげてください。

体重の増え方

ミルクや母乳を飲む量が少ないと、赤ちゃんの体重がなかなか増えないことがあります。

健康な赤ちゃんの場合、1日に25〜50gずつ体重が増えていくのが目安です。

体重があまり増えない場合は、こまめに授乳して栄養をしっかり摂らせましょう。

新生児の起こし方

ぐっすり眠っている赤ちゃんを起こすのはかわいそうですが、少し工夫することで赤ちゃんが気持ちよく目を覚ませます。

新生児を起こすときは、次のことを意識してみましょう。

新生児の起こし方

  • やさしく体を刺激する(やさしくトントンする、手足をくすぐる)

  • やさしく声をかける

  • おむつを替える

  • 窓やドアをあける

  • ガーゼでやさしく顔を拭く

寝ている赤ちゃんを起こすときは、試してみてくださいね。

新生児が寝すぎだと感じる際のよくある質問

新生児が寝すぎだと感じる際によくある質問を紹介します。寝すぎと感じる場合の疑問や不安を解消しましょう!

新生児期に寝すぎる赤ちゃんは将来病気になりやすい?

  • よく寝るからといって病気になりやすいとは限りません

    よく寝る赤ちゃんが病気になりやすい・病気であるという医学的根拠はありません。しかし、心配な場合は一度小児科に相談してみましょう。

新生児期に寝すぎる赤ちゃんは自閉症などの発達障害?

  • 新生児の段階で発達障害かどうかはわかりません

    よく寝るからといって、発達障害があるという医学的根拠はありません。 発達障害のサインは、成長するにつれ少しずつ目立つようになります。 新生児の段階で障害があるかどうかはわかりません。

続けて5時間以上は寝すぎかも。様子をときどきチェックしてみよう

新生児期の赤ちゃんは、1~4時間寝て、1~2時間起きるという短い睡眠サイクルを繰り返しています。1日の大半を寝て過ごしていますが、続けて5時間以上寝ている場合は寝すぎかもしれません

赤ちゃんが寝すぎていると感じたら、まずは赤ちゃんの様子をチェックしてみましょう。気持ちよさそうに寝ているなら、そのまま様子を見ていて大丈夫です。

少しでもおかしいと感じることがあれば、やさしく起こすか、小児科の医師に一度相談してみてくださいね。

  • 新生児期の赤ちゃんは1日の大半を寝て過ごす
  • 赤ちゃんは1~4時間寝て1~2時間起きる睡眠サイクルを繰り返している
  • 5時間以上続けて寝ているときは様子をチェックしてみよう
  • 気持ちよさそうに寝ているなら様子を見てOK
  • 心配なことがあれば、小児科で相談してみよう

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