妊娠糖尿病になり、注意しても体重が増えてしまったら? | MAMADAYS(ママデイズ)
体重計に乗る妊婦

妊娠糖尿病になり、注意しても体重が増えてしまったら?

自分でコントロールできない場合は栄養士から指導を受けましょう

胎盤から出るホルモンが原因

 糖尿病とは膵臓から分泌されるインスリンが不足し、血液中のブドウ糖がうまく利用できなくなって、尿中に糖が排出される病気です。この異常が妊娠したことで起こるのが妊娠糖尿病。妊娠中は胎盤から血液を通じて赤ちゃんにブドウ糖が送られます。より多くのブドウ糖を送るために、胎盤から出るホルモンの影響でインスリンの作用が抑制されるので、糖尿病のような状態になってしまうのです。

 妊娠糖尿病を発見するために、毎回妊婦健診で尿糖を検査します。基準値を超えた場合や、2回続けて陽性だった場合は、より詳しい検査に進みます。

胎児や産後の母体にも深刻な影響が

 母体が糖尿病にかかっていると、赤ちゃんが4kg以上の巨大児になることが多く、奇形の原因となることもあります。生まれた赤ちゃんが糖代謝異常になるという心配も。また母体の血管が高血糖でダメージを受け、妊娠高血圧症候群を併発したり、羊水過多症になることもあります。

 妊娠が原因の病気なので、出産すれば治ることが多いのですが、近年の研究では、妊娠糖尿病にかかった人のうち40%以上の人が5年以内に糖尿病を発症するという報告があります。

予防・治療は食生活の改善から

 塩分や糖分を控えた、薄味で低カロリー・高たんぱくの食事を心がけましょう。治療の場合は症状に応じて摂取カロリーを制限します。自分でできない時は栄養士に相談を。それでも血糖値が正常にならない場合はインスリン治療が行われます。

予防も治療も、適度な運動が大事です。毎日の生活の中にウォーキングなどの軽い運動を取り入れましょう。またストレスを感じると血糖値を上げるホルモンが分泌されるので、自分に合った解消法を見つけて、穏やかな気持ちで過ごしましょう。

写真提供:ゲッティイメージズ

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