
【小児科医監修】子どもの病気 4~6歳の受診の目安
子どもから体調を具体的にくわしく聞きましょう。ただ、遊びたいために「あまり痛くない」と言ってみたり、甘えたいために過剰に表現したりすることも。
子どもから体調を具体的にくわしく聞きましょう。ただ、遊びたいために「あまり痛くない」と言ってみたり、甘えたいために過剰に表現したりすることも。
子どもから症状をよく聞くと同時に、体調をくわしく観察
子どもから体調を具体的にくわしく聞きましょう。ただ、遊びたいために「あまり痛くない」と言ってみたり、甘えたいために過剰に表現したりすることも。客観的に子どもの状態を見るようにします。
食べない、眠れない、遊ばない
好きなものも食べたがらない、不安や痛みで眠れない、遊ばずにグッタリしているなど、ふだんと違うようすがあるときは病院へ。
発熱などとともに吐く
ストレスがきっかけで吐くことは、この時期の子どもには多いもの。しかし、発熱など嘔吐以外にも症状を伴うときは受診を。
顔色や唇が青ざめる
急に顔色が青白くなり、唇やつめなどが紫色のチアノーゼ状態になってグッタリしているときは、すぐに受診を。ふだんに比べて顔色が悪く、目がトロンとしていたりした場合も病院へ。
明確に痛みを訴えている
はっきりとここが痛い、苦しいと言っていて、見た目にも状態がひどく悪い場合は、時間外でも受診をします。
40度近くの高熱
2日以上40度近い高熱が続いたりしてグッタリしているときは、自己判断で解熱剤などを使わずに、まず早めに受診を。
息づかいが苦しそう
呼吸が不規則になったり、鼻が詰まっていないのに息切れがして胸を痛がったりしたときは、大至急病院へ。
けいれんが5分以上続く
5分以上けいれんが続いているときは、すぐに救急車を。けいれん後に意識障害を起こしているときも至急受診を。
写真提供:ゲッティイメージズ
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