
【小児科医監修】ウイルムス腫瘍
おなかにしこりができる腎臓がん。
【主な症状】腹部のしこり・血尿・嘔吐・発熱
【主な症状】腹部のしこり・血尿・嘔吐・発熱
おなかにしこりができる腎臓がん。
【主な症状】腹部のしこり・血尿・嘔吐・発熱
【主な症状】腹部のしこり・血尿・嘔吐・発熱
【症状】幼児に多い腎臓がんで、おなかにしこりができる
腎臓(じんぞう)にできる悪性の腫瘍です。腎芽腫(じんがしゅ)とも呼ばれます。傾向として2〜3歳の子に見られることが多く、片側の腎臓にできることが多いようです。
胎児期に腎臓がつくられる過程で、何らかの原因で細胞が変化し、腫瘍になると考えられています。
最初は腹部のふくらみで気がつきます。手でふれると、かたいしこりができます。腹痛、血尿、吐き気を伴うこともあり、病気が進行すると、食欲低下、下痢、便秘、発熱などの症状も見られます。
【治療】早期に発見し、腫瘍のある腎臓を摘出
腫瘍がある腎臓を摘出し、抗がん剤や放射線療法を行います。
ウイルムス腫瘍は、進行が比較的ゆっくりしているのが特徴。腫瘍ができるがんの中ではもっとも治療成績が良好です。早期に発見できれば、抗がん剤や放射線療法を行わず、腎臓の摘出だけで完治することもあります。
写真提供:ゲッティイメージズ
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