
妊娠中の貧血を防ぐ食事のポイント
ママの60%が鉄欠乏症貧血になるといわれるほど、妊娠中は鉄分が不足しがち。食べ合わせを工夫して吸収しやすくしましょう。
ママの60%が鉄欠乏症貧血になるといわれるほど、妊娠中は鉄分が不足しがち。食べ合わせを工夫して吸収しやすくしましょう。
食品に含まれる鉄分量

鉄分はからだに吸収されにくく、食事でとりにくい栄養素。妊娠中は貧血になりがちなので鉄分の多い食品を意識してとり、からだへの鉄分の吸収を助けるたんぱく質、ビタミンCを合わせてとるとよいでしょう。
鉄分の多く含む食品は、上記のとおりです。
かきやあさりは、鉄分はもちろん、たんぱく質もたっぷり含んだ栄養価の高い素材です。とくにかきは、「海のミルク」ともいわれ、ビタミン、ミネラルがとても豊富な食材です。
鉄分の多い食材としてよく挙げられるのがレバーですが、レバーは、とりすぎるとコレステロールを上げてしまうので、食べすぎには注意します。
ほうれん草は必ずアク抜きを
ほうれん草はアクを多く含みますが、アクは鉄分の吸収を妨げます。ゆでたら流水にさらしアク抜きを忘れずにしましょう。
ひじきは鉄分が多く低カロリー
ひじきの煮物をまとめてつくっておくと、ご飯に混ぜてひじきご飯にしたり、ひじき入り卵焼きにしたりと重宝できます。
たんぱく質とビタミンCを同時に
たんぱく質は魚介類、肉類、乳製品などから、ビタミンCはほうれん草、大根などの野菜、レモン、みかんなどの果物から摂取を。
写真提供:ゲッティイメージズ
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