【医師監修】1ヶ月健診時の赤ちゃんの体重の目安 増えない、増えすぎの場合は? | MAMADAYS(ママデイズ)
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【医師監修】1ヶ月健診時の赤ちゃんの体重の目安 増えない、増えすぎの場合は?

【医師監修】1ヶ月健診時の赤ちゃんの体重の目安 増えない、増えすぎの場合は?

1ヶ月健診までの間、「赤ちゃんの体重が増えない」、逆に「体重が増えすぎ」など、不安に思うことががたくさんありますよね。
今回は、パパ小児科医(ぱぱしょー)こと加納友環先生が1ヶ月健診時の体重にまつわる疑問にお答えします。
1ヶ月健診までの間、「赤ちゃんの体重が増えない」、逆に「体重が増えすぎ」など、不安に思うことががたくさんありますよね。
今回は、パパ小児科医(ぱぱしょー)こと加納友環先生が1ヶ月健診時の体重にまつわる疑問にお答えします。

赤ちゃんの体重が増えない場合、どうすればいいの?

まず最も多いのは「体重がなかなか増えない」といった悩みです。

体重増加の目安は?

産婦人科を退院してから1ヶ月健診までの間で、1日平均約25〜30gほどの増加が目安となります。下回る場合は、一旦経過観察となることが多いでしょう。

目安をきったらただちに異常、とはなりませんが、大きく下回った場合は、授乳回数や授乳方法などに問題がある可能性を考えます。

赤ちゃんの体重が増えない理由

赤ちゃんが母乳やミルクを飲む回数が少なかったり、適切なポジションで飲めていないなど飲ませ方の問題である場合もあります。また、病気がもとで飲めていない場合もあります。

赤ちゃんの体重が増えないときにできること

かつては母乳栄養で体重増加不良がみられれば、ミルクを足すよう指導されることが多かったのですが、今はまず授乳方法を見直すことが優先されることが多いです。

母乳にしてもミルクにしても、ポジションを調節することで改善することも多く、助産師など授乳の専門家に相談しましょう。母乳育児をサポートする団体「ラ・レーチェ・リーグ」のサイトも参考になります。

母乳栄養は感染症のリスクを下げたり、乳児突然死症候群のリスクを下げるなど様々なメリットがあるので、可能な範囲でおすすめをします。

ただし、「どうしても完全母乳で」という思いが強くなると、ママが辛い思いをしたり、赤ちゃんが十分に栄養を摂取できないことが起こり得ます。

混合育児でも母乳のメリットは得られますし、ミルク育児でも子どもはちゃんと育ちますので、必要に応じてミルクを使用してください。

病気が原因の場合は、先天的に飲む力が弱かったり、何度も嘔吐したり、病気により体力の消耗が大きい場合には、体重が増えないといったことが起こる可能性があります。

体重が何日も全く増えないときは、1ヶ月健診より前でも受診を考慮しましょう。

病気ではない場合でも、母乳で育つ赤ちゃんの体重は緩やかに増加するパターンをとることがあり、全身状態に問題なければ経過を見ます。

赤ちゃんの体重が増えすぎているときは?

逆に体重が増えすぎることもあります。1日に70gほども増えるような子にも出会ったこともあります。

栄養たっぷりで問題となることは少ないですが、お腹が張ってつらそうにしていたり、何度も嘔吐するような場合は、少し調整が必要となるでしょう。

ママの母乳分泌がとても多い場合などは乳腺炎の心配もあるので、乳房の張りや痛み、熱などの症状に注意するほか、搾乳の方法などを助産師など専門家と相談してください。

1ヶ月健診でビタミンKを摂るのはなぜ?

1ヶ月健診のときにはそのほかにも発達に問題がないか、ほかの先天的な病気が隠れていないかのチェックやビタミンKの内服もします。

赤ちゃんは生まれてから通常3回、ビタミンKのシロップを内服しますが、これは出血を止めるための凝固因子を作るために必要なビタミンだからです。

ビタミンKが欠乏すると血を止める機能に異常が生じて、消化管出血や脳出血を起こす可能性があります。

ミルクにはあらかじめ添加されていますが、母乳中には少ないため、補充が必要です。

3回の内服はミルク育児の赤ちゃんを含め、全ての赤ちゃんが行いますが、母乳栄養が中心の場合は、1ヶ月健診以降も3ヶ月までビタミンKを補充する方法もあります。

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体重増加が良好で、元気に母乳やミルクを飲んでいたら大きな問題がないことが多いですが、大きな病気、小さなトラブル含めて悩みがたくさんあるのが1ヶ月健診です。

この時期は不安が強くなり、心身ともに辛く感じているママは多いです。周囲のサポートは不可欠で、医療従事者はそんなママをサポートしたいと考えています。

受診時には「こんなこと聞いてもいいのかな……」と飲み込まず、不安な点は納得いくまで質問してスッキリしてくださいね。

参考:栄養委員会・新生児委員会による母乳推進プロジェクト報告「小児科医と母乳育児推進」、日本小児科学会雑誌 115巻 8 号 1363~1389、2011年(2020年4月10日閲覧)

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