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里帰り出産で産みたい!まず何をすればいい?準備するものは?

里帰り出産で産みたい!まず何をすればいい?準備するものは?

妊娠がわかり、里帰り出産を検討しているママやパパもいると思います。里帰り出産は産前産後の大変な時期に家事や子育てを手助けしてもらうことができ、安心して出産に臨むことができるというメリットがあります。今回は里帰り出産の流れや準備するものをまとめました。
妊娠がわかり、里帰り出産を検討しているママやパパもいると思います。里帰り出産は産前産後の大変な時期に家事や子育てを手助けしてもらうことができ、安心して出産に臨むことができるというメリットがあります。今回は里帰り出産の流れや準備するものをまとめました。

里帰り出産の流れ

里帰り出産をすることで、産前産後の大変な時期に、家事や子育てを手伝ってもらうことができ、安心して出産に臨むことができます。

とはいえ、自宅と実家を行き来することになるので、産婦人科の手続きや準備するものをどうすればいいのか悩んでしまうこともありますよね。

里帰り出産をすると決めたら、まずはどうすればいいのか、簡単に里帰り出産の流れについてご紹介したいと思います。

里帰り先の病院を決める

妊娠がわかり、里帰り出産をすると決めた場合は、まず里帰り先の病院を調べましょう。

産婦人科によっては、妊婦健診のみ行っていて分娩を取り扱っていなかったり、以前は分娩を行っていたが医師が高齢などの事情で件数を制限していたりするところもあります。

大都市では分娩できる産婦人科が限られているため、初期の段階で締め切ってしまっているところもあるので注意しましょう。

妊娠がわかった段階で、早めに里帰り先で分娩を希望する病院に電話で連絡を入れておくと安心です。

病院によって、連絡を入れた際に「妊娠〇週にもう一度連絡」「〇週までに一度診察が必要」と必要なアクションを説明してくれます。

里帰り出産を予定している場合は、妊婦検診を受け入れられない産婦人科もあるので確認しましょう。

自宅近くの産婦人科も、里帰り先の産婦人科と情報の共有をする必要があるため、分娩予約ができた段階でどこの病院で産むことになるのか伝えておくとよいです。

里帰りする

里帰りのタイミングは産院によっても「36週までに来れば大丈夫」というところから、「28週までには来てほしい」というところまで様々です。

また、自宅近くで妊婦健診を行っている産婦人科が分娩を行っていない場合、「妊婦健診は妊娠〇週まで」と決められている場合もあります。

双方の産婦人科に確認し、大体の目安を聞いておきましょう。

また、里帰り先までの移動手段は決めていますか?

移動手段はなるべく移動時間が短く振動の少ないものが安心です。

飛行機で移動する場合は注意しましょう。

飛行機には搭乗規定があります。航空会社にもよりますが、出産予定日の29日前までならば問題ないですが、出産予定日の28日前からは、医師の診断書と本人の誓約書(確認書)が必要となります。

出産予定日の14日前になると、医師の同伴も必要となります。

出産予定日の28日前より手前でも予定日がはっきりしない場合や、双子以上の妊娠の場合は、診断書を求められる場合もあります。

航空会社ごとに規定があり配慮してもらえること(搭乗時間や座席など)もあるので、事前に確認しておくとよいですね。

ほかの乗り物に関しても、妊婦健診時に先生と相談しておくとよいでしょう。

里帰り出産で準備するもの

現在の自宅と実家と双方で準備するものが異なる

事前にリストアップして、家から持っていくもの、地元で買うもの、病院で必要なものと分類しておくと便利です。

入院準備で必要なもの

入院準備で必要なものは病院によっても違います。

最近は支給品がすべて揃っていて手ぶらで入院できるところもあります。

まずは分娩予定先の病院で、必要な持ち物を聞いておきましょう。

  • 母子手帳
  • 診察券
  • 健康保険証
  • 会社や保険会社に提出する際に必要な書類(医師に記入してもらう必要があるもの)
  • パジャマ(前開きのもの)
  • 産褥ショーツ
  • 産褥ニッパー
  • 授乳ブラ
  • タオル
  • 洗面用具
  • お茶などの飲み物
  • おにぎりやゼリー飲料などの軽食
  • 化粧道具
  • 携帯電話の充電器
  • 筆記用具
  • 退院時の服と靴

実家に持っていくもの

基礎化粧品や洋服など、実家に持っていくものをリストにしました。

産後は赤ちゃんのものなど荷物が増えるので、持って帰ることを考え、必要最低限のものを持っていくようにしましょう。

  • 母子手帳
  • 産婦人科からもらう診療情報提供書(里帰り出産先への紹介状)
  • 健康保険証
  • 産後すぐ提出が必要な書類(役所の書類はダウンロードが可能な場合も)
  • 衣類・下着(マタニティ用・産後用)
  • 基礎化粧品
  • メイク道具
  • スマートフォン
  • 充電器
  • カメラやビデオなど記録用品
  • ゲームや本など趣味のもの

地元で購入するもの

赤ちゃんが生まれてから必要なものに関しては、自宅で買って持っていくよりも、地元で購入してしまったほうが楽な場合が多いです。

ネット通販などを活用すると、玄関先まで配送してくれるので便利ですよ。

  • 新生児用おむつ
  • 赤ちゃんの肌着
  • ベビーウェア
  • 哺乳瓶
  • 哺乳瓶消毒用具
  • 粉ミルク
  • ベビーバス
  • ベビーソープ
  • 赤ちゃん用の衛生用品(綿棒・保湿剤など)
  • ベビー布団
  • 抱っこ紐

場合によっては必要となるもの

出産後必ず使うわけではないものの、場合によっては必要となるものもあります。

地元で購入するのか、自宅で購入して置いておくのか、夫や実家の家族と相談して決めておきましょう。

実家で使う用にレンタルするという手もあります。

  • チャイルドシート(退院時車で帰る場合は必要)
  • ベビーカー
  • 抱っこ紐
  • ベビーベッド
  • バウンサーやハイローチェア

入院、出産時にあると便利なもの

絶対に必要ではないけれど、入院時や出産時にあると便利なものもあります。

必要に応じて準備しておいてくださいね。

  • 産後の補正下着
  • 産褥ナプキン(生理用ナプキンで足りる場合も)
  • 入院用のスリッパ
  • 陣痛を和らげるテニスボールやゴルフボール
  • 円座クッション
  • 授乳クッション

まとめ

初めての妊娠・出産で、わからないことも多く、ついつい荷物が多くなってしまうこともあるかもしれません。

里帰り先で購入できるものは里帰り先で購入するようにして、ママが身軽に行くことができるようにしておくと移動も安心です。

また、移動手段によっては宅配サービスなども活用しましょう。

里帰り出産の場合、多くは夫としばらく離れることになります。離れることは寂しいと同時に不安もあるかもしれません。こまめに連絡が取れるようにしておきましょう。

準備リストを参考に、里帰り出産を快適に過ごせることを願っています。

出産前の準備については、こちらの記事でも紹介しています。

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写真提供:ゲッティイメージズ

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