妊婦健診当日は朝ごはんを食べても問題ない？おすすめメニューや妊娠中の食事のポイントを解説！

妊婦健診当日の朝ごはんは、いつもどおりに食べましょう。

妊娠中は医師から食事について指示がない限り、食事を抜いたり制限したりせず普段と同じ食事を摂ってください。

少しでもよい結果を出したいからと、当日だけ朝ごはんを抜いたり普段と違うものを食べたりしても、体重が減ったり血液検査の結果がよくなったりすることはありません。

むしろ、朝ごはんを抜いたことで健診後におなかが空いてしまい、反動で一気に食べてしまう可能性もあるでしょう。

食生活が不規則になり、血糖のバランスが悪くなったり便秘になったりするおそれもあるので、朝ごはんはしっかり食べてくださいね。

妊娠中は食事の内容・量への気配りや体重管理がとても大切です。いつもどおりの朝ごはんを食べて、必要な栄養を摂取するよう心がけてくださいね。

ここからは、妊婦健診前日と当日の食事のポイントを解説します。正しい検査結果を得るためにも、次のことを意識してみましょう。

前日・当日ともに食事の量はいつもどおりを心がけましょう。食べすぎたり、健診直前に食べたりすると血糖値が高くなることがあります。

一方、絶食すると血糖のコントロールが難しくなるため、低血糖症状が出たり、妊娠糖尿病の状態を悪化させたりすることも。

つわりがひどく食べられない、医師から指示された、といった事情がない限りは、普段どおりの朝ごはんを食べましょう。

前日の食事は、寝る直前の食事を避けましょう。寝る直前まで食べていると、翌日の検査で正しい結果が得られなくなることがあります。寝る前におなかが空いてしまって、そのままではどうしても眠れない！という場合は、消化がよいものを少しだけ食べるようにするとよいでしょう。

甘い物やジュースを摂りすぎると、血糖値が高くなってしまいます。

また、お茶やコーヒーなどカフェイン入りの飲み物も、大量に飲むと赤ちゃんの成長に影響を及ぼすおそれがあるので注意しましょう。

水分補給をするなら、砂糖が入っていないノンカフェインのお茶や水などがおすすめですよ。

ここからは、妊婦健診当日におすすめの朝ごはんメニューを紹介します。どれも簡単に作れて栄養満点のメニューなので、試してみてくださいね。

わかめの香りとかつおの旨みに、梅干しの酸味が合わさってさっぱり食べやすい味わいのおにぎりです。具材を入れて炊飯器のスイッチを入れるだけなので、忙しいときも簡単に作れますよ。冷凍保存もできるので、まとめて炊いておにぎりにしておくと小腹が空いたときにもサッと食べられます。

朝はあまり食欲がわかないという人には、いちごバナナスムージーがおすすめです。いちごの酸味とバナナの甘みが感じられるまろやかなスムージーは、葉酸だけでなくカルシウムやタンパク質もしっかりチャージできるのがポイント！牛乳を無調整豆乳に変えて作ってもおいしくできます。

就寝中に冷えた体を温めたいなら、食べ応えのある具だくさんのスープがおすすめです。あさり缶を使えば、あっという間においしいクラムチャウダーが作れますよ。あさりには、妊娠中に不足しがちな鉄分が多く含まれているのもポイント。まとめて作って冷凍しておけば、レンジで温めるだけで手軽に食べられます。

葉酸やタンパク質が豊富な枝豆と、カルシウムが豊富な牛乳を組み合わせた簡単リゾットです。冷凍の枝豆とツナ缶を使って作るので、包丁・火を使わずにレンジひとつで作れます。電子レンジで加熱しますが、使うチーズはできるだけプロセスチーズを使ってくださいね。

パン派のママにおすすめなのが、ブロッコリースプラウトとアボカドのサンドイッチ。ブロッコリースプラウトとアボカドには、妊娠中に摂りたい葉酸が豊富に含まれています。アボカドを加えることで、少なめのマヨネーズでもしっかりコクのある味わいに仕上がりますよ。

ここからは、妊娠中の食事のポイントを2つ解説します。健康的な妊娠生活を過ごすために、ぜひ意識してみてくださいね。

妊娠中は、刺身などの生ものや、生ハム・ナチュラルチーズ、カフェインを含む飲み物や食べ物、アルコールなどは避けましょう。これらを食べると、感染症にかかったり、おなかの赤ちゃんに影響したりすることがあります。

妊娠中は、妊娠前よりもバランスがよい食事を心がけましょう。食事の献立は、主食・主菜・副菜を揃えることを意識してみてください。食事に取り入れにくい果物などは、間食で摂るとよいですよ。

そのうえで、鉄・葉酸・カルシウムなどの栄養素を積極的に摂りましょう。鉄や葉酸は赤ちゃんの発育に特に必要です。また、カルシウムは妊娠中に不足しがちなので、意識的に摂取するとよいでしょう。

ただし、つわりがひどいときはバランスがよい食事にこだわる必要はありません。食べられるときに食べられそうなものを食べて、体力を落とさないようにしましょう。

妊婦健診当日であっても、朝ごはんを抜く必要はありません。むしろ絶食すると正しい検査結果が出ないことがあるため、いつもどおりに食べましょう。

また、妊娠中は食べられない食品もあるので、なかなかバランスがよい献立を考えるのは手間ですよね。その場合は、主食・主菜・副菜を組み合わせた献立を意識してみてください。食べすぎ・栄養の偏りに気をつけながらしっかり食事を摂って、妊娠期間を健やかに過ごしましょう。

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