トモニテ
お七夜の料理はどうする?簡単なお祝い膳の準備のポイントも解説

お七夜の料理はどうする?簡単なお祝い膳の準備のポイントも解説

出産後すぐにやってくる行事、お七夜。お七夜では料理を用意しお食事をしながらお祝いをすることが一般的とされています。ママは出産して間もない時期ですので負担をおさえて準備を進めたいですよね。この記事ではお七夜の概要や用意したい料理や簡単レシピなどをご紹介します。
出産後すぐにやってくる行事、お七夜。お七夜では料理を用意しお食事をしながらお祝いをすることが一般的とされています。ママは出産して間もない時期ですので負担をおさえて準備を進めたいですよね。この記事ではお七夜の概要や用意したい料理や簡単レシピなどをご紹介します。

お七夜ってどんな行事?

お七夜とは

お七夜は赤ちゃんの誕生を祝い、健やかな成長への願いを込めておこなわれる行事です。生まれて7日目の夜に行われるという理由から「お七夜」と呼ばれています。

お七夜では、親戚を招いてお祝いすることが一般的とされています。祝い膳を用意して食事をしたり、赤ちゃんの名前を決めて命名書に記したりします。ほかにも記念撮影や、足形や手形をとってお祝いする家庭もあるようです。

生後7日目に行う習わしのお七夜ですが、ママにとっては出産後で体調も万全ではない時期でしょう。お七夜には、必ずしも「生後7日目の夜でなければならない」という決まりはありません。ママの体調に配慮しながら、落ち着いたタイミングでお七夜のお祝いをしてもよいでしょう。

お七夜の「祝い膳」はどんなもの?

お七夜では「祝い膳」と呼ばれる食事を用意します。家族や親戚で祝い膳を囲いながら、楽しく食事をすることでムードも高まりそうですね。

お七夜の祝い膳では、日本料理を用意するのが一般的です。日本で代々食べられてきた、縁起がよいとされる食品を取り入れることがポイントになります。縁起物である尾頭のついた鯛やお赤飯といったメニューが適しているでしょう。

また、お七夜の祝い膳には地域による違いもあるようです。地域の習わしを取り入れたお食事を用意するのもよいでしょう。

お七夜の料理の準備で気をつけたいこと

出産直後のママの身体を労わろう

赤ちゃんが生まれて間もなくやってくるお七夜。生後7日に行うことが基本といわれるお七夜ですが、ママの体調は万全でないことも多いですよね。まだ入院している期間に、お七夜の時期がやってくる場合もあるでしょう。

せっかくのお祝いですので、できるかぎりママと赤ちゃんの負担を減らして楽しいお七夜にしたいものです。そのため「お七夜の時期だけど、まだ体調が整っていない」状況でも心配しすぎる必要はありません。ママと赤ちゃんの体調を最優先にして、お七夜は産後の状況が落ち着いてからゆっくり行うことが大切です。「お七夜は生後7日」という習わしにとらわれすぎる必要はありません。

また「豪勢な手料理を振る舞わなければ……」と心配になってしまうこともあるでしょう。お七夜のお料理は、必ず手作りを用意するという決まりはありません。そのときの状況に合わせてできる範囲でお祝いをすることが、楽しいお祝いにつながるでしょう。

赤ちゃんとママの体調を最優先にして、無理なくお七夜ができるといいですね。

お七夜の料理は宅配で簡単に!

お七夜の料理の準備には、大きく分けて2つの方法があります。自分で食材を用意して手作りしてもよいですし、宅配サービスやデリバリーを利用することもひとつの選択肢です。

出産後すぐのママにとって、祝い膳を作ることは簡単なことではないですよね。宅配やデリバリーなどさまざまなサービスを利用することで、無理なくお七夜の準備を進めることができるでしょう。

宅配のメリットやデメリット

お七夜の料理で宅配サービスを利用する場合の、メリットやデメリットをチェックしてみましょう。

メリットはなんといっても「準備の負担が軽減されること」です。食材の買い出しからメニューの考案、調理の時間を省くことができます。ご自身でお好みのメニューを考えることができるため、自由度の高い祝い膳を用意できる点もメリットです。

それに対して、宅配サービスを利用するデメリットは「コストがかかること」です。祝い膳を手作りする場合よりも、金額が高くなってしまう可能性があるでしょう。また、宅配時間が固定されていたり、献立の融通が利きにくかったりする場合もあります。

メニューと料金

メニューと料金お七夜で用意する料理の宅配は、インターネットからも簡単に申し込むことができます。

季膳味和楽天市場店では、お七夜にぴったりな「鯛と命名書セット」を5,940円(税込)で取り扱っています。天然鯛の姿焼きに、手形足形用紙と命名書がセットになった商品です。お七夜を盛り上げるのに活躍してくれそうなアイテムが揃います。

ほかにもお祝い事に最適な「お料理セット」は6,480円(税込)から注文可能です。紅白蒲鉾や梅干しやお赤飯、なますなどを使用した縁起のよいメニューが揃っています。カステラ卵には、幸福を招く・長寿といった意味のある「寿」の文字が入っています。

メニューによって価格設定はさまざまです。またレンタル食器のサービスを併用することで、食器の準備に悩まされずに済むでしょう。予算や目的に合わせて宅配サービスを選択できれば、お七夜の準備がぐっと楽になりそうですね。

祝い膳を手作りする場合

手作りするメリットやデメリット

お七夜の料理を手作りするメリットとデメリットを見ていきましょう。

祝い膳を手作りする場合は「自分が食べたいものを選択できる」というメリットがあります。出産後で食べたいものが限られている場合にも、体調に合わせたメニューを考案できます。

手作りする場合のデメリットは「時間と手間がかかりやすい」点でしょう。出産後の状況での料理は負担になってしまう可能性があります。親戚を呼ぶ場合は、人数分の料理を用意する必要が出てくる場合も。簡単なレシピを参考にしながら料理することで、負担の軽減につながるかもしれませんね。

簡単に作れる料理とそのコツは?

お七夜の祝い膳を作るときは、簡単に作れる料理を取り入れると準備が楽になるでしょう。ここでは、すぐにできるお七夜のレシピとコツについてご紹介していきます。祝い膳を手作りする際の参考にしてくださいね。

尾頭付きの鯛

下処理済の鯛に塩を擦り込み、アルミホイルで包みます。魚グリルに鯛を入れ、中火から弱火の順で焼いていきます。火が通ればアルミホイルを外し、約1分焼きましょう。余熱で中まで火を通すため、グリルで約15分放置するのがコツです。

下処理されている鯛を使用すれば、グリルで簡単に調理できますね。

赤飯

小豆を茹で、煮立ったらいちど水を捨てます。再度水を入れて沸騰させ、弱火にします。柔らかくなったら冷まし、小豆と煮汁に分けます。炊飯器に煮汁ともち米、小豆を入れて炊飯します。

小豆を茹でておけば、炊飯器にもち米と一緒に入れるだけで赤飯が完成します。手作りしてもよいですし、市販のものを使用するのも時間短縮になるでしょう。

お吸い物

和風だしと水を鍋に入れて火にかけます。麩を入れて煮立て、醤油少々を加えて味を調えましょう。お好みでわかめを入れても美味しくなります。

鍋に入れて煮るだけのお吸い物は、テクニックいらずで簡単にできるレシピです。調理に時間がかかりそうな汁物も、和風だしと自宅にある具材を使って楽に作りましょう。

筑前煮

鶏もも肉を鍋で炒めて、れんこんやにんじん、こんにゃくを入れます。水と和風だし、お酒と砂糖を入れて煮立て、醤油やみりんで味付けしましょう。めんつゆや白だしで味付けするのもよいですね。

鍋で具材を煮ている間に、別の料理ができる点もいいところです。縁起物のごぼうとれんこんにんじんが入ったお七夜にぴったりな煮物も、簡単に作ることができます。

きゅうりとわかめの酢の物

きゅうりを輪切りにして、塩もみしましょう。お酢と砂糖、醤油少量を混ぜておきます。水で戻した乾燥わかめときゅうりを調味料に漬けます。

酢の物も簡単に調理できる1品なので、お七夜のお祝い膳に取り入れてもよいでしょう。味がぼやけてしまわないように、きゅうりの水気をよく切ることがコツです。

「命名式」に必要なもの

お七夜では「命名式」を行う習慣があります。名前をお披露目する際などに使用する用紙が命名書です。一般的に、命名書への記名には筆や筆ペンを使用します。名前の代筆をおこなってくれるサービスも出ていますので、使用してみるのもひとつの手でしょう。

記名した命名書は神棚に飾ったり、ベビーベッドの近くに飾ったりすることが多いようです。ご家族の目に入りやすい場所や、赤ちゃんの誕生を実感できるところに飾るとよさそうですね。

また、地域によっては内祝いに添える風習もあるようです。その際は、内祝いに「命名札」という小さめの用紙を添えて贈る場合が多いです。

詳しくはこちらの記事も参考してみてくださいね。

赤ちゃんの命名紙おすすめ5選 書き方の例も紹介!

関連記事
赤ちゃんが生まれたら、お七夜などに「命名紙」に名前を書くという風習があります。初めての出産であれば「どうやって書いたらいいの?」とわからない場合もありますよね。今回は、命名紙の書き方や種類などについて解説します。
関連記事
命名書ってご存知ですか?
赤ちゃんの最初のイベント「お七夜」で使用する紙なんです。
今回は命名書の入手方法や書き方などをご紹介します。

赤ちゃんにとって初めての祝い事である「お七夜」での料理や祝い膳についてご紹介しました。産後間もない時期の行事ですので、無理のない範囲でお祝いできるように工夫できるといいですね。宅配サービスや簡単レシピを活用したり家族と協力したりしながら、できるだけ楽に準備を進めていきましょう。

  • お七夜は生後7日目に行われる赤ちゃんの誕生を祝う行事
  • 生後7日のルールにとらわれずママと赤ちゃんの体調を最優先に行う事が大切
  • 準備を楽に進めるために料理の宅配サービスを使用するのもひとつの手段
  • お七夜では命名式を行うことが多くその際は命名書を使用する場合がほとんど

育児が不安なママ・パパをサポート

トモニテの記事は、アプリでもっと便利に読むことができます。
アプリは記事を読む以外にも、低月齢の赤ちゃんの成長記録に便利な「育児記録」の機能もあります。

ボタンタップで手軽な育児記録

トモニテアプリの育児記録

© every, Inc.

生まれてすぐの赤ちゃんの生活リズムを把握するためにつけるべき育児記録。
トモニテのアプリなら、ボタンタップで簡単につけられて便利です。
パートナー間での共有はもちろん、じいじやばあばなどその他のご家族にも共有することで育児をシェアしやすくなります。

1週間ごとの記録がグラフでまとめて見れる

トモニテ_育児記録_睡眠記録

© every, Inc.

食事・睡眠・排泄・体温の記録では、1週間分の記録をまとめて見ることができます。
睡眠のまとめで周期が見えると、お昼寝のタイミングなどが予想しやすくなるので便利です。

大切な成長記録を印刷して残せる

android_sub_2208x1242_PDF (2) 1

トモニテアプリに記録した育児記録は、無料でPDFファイルとして出力ができます。
身長・体重も記録できるので、将来お子さんに見せてあげるために印刷・保管しておくのはいかがでしょうか。

写真提供:ゲッティイメージズ

※当ページクレジット情報のない写真該当