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ベビー服のサイズ一覧|月齢・身長・体重ごとの目安と選び方のポイント

ベビー服のサイズ一覧|月齢・身長・体重ごとの目安と選び方のポイント

ベビー服のサイズ選びで悩んだことはありませんか?この記事では、ベビー服のサイズの目安を月齢、身長、体重ごとに紹介しています。サイズの選び方や注意点もまとめているので、ネットでの買い物やプレゼントでベビー服を選ぶときの参考にしてくださいね。
ベビー服のサイズ選びで悩んだことはありませんか?この記事では、ベビー服のサイズの目安を月齢、身長、体重ごとに紹介しています。サイズの選び方や注意点もまとめているので、ネットでの買い物やプレゼントでベビー服を選ぶときの参考にしてくださいね。

ベビー服ってどんな服?

一般的にベビー服は50センチから100センチまでのサイズで、目安としては3歳前後までの子ども向けに作られています。

JIS規格では乳幼児サイズが規定されており、国内ブランドのベビー服の多くがJIS規格を基準に作られています。

3歳までの子どもは男の子も女の子も体格差が少ないので、男女ともに身幅に余裕のあるゆったりシルエットのものが多いのが特徴です。

ママやパパが着替えさせたり、自分で着替える練習を始める時期でもあるため、肩部分にボタンがついていたり、袖が細すぎないようにと、着替えやすさにも配慮されて作られています。

一方、110センチ以上のサイズはキッズ服となり、ベビー服よりもタイトなシルエットに作られたものが多くなります。

ベビー服ののサイズ一覧と年齢ごとの特徴

いつ、どのようなサイズを選べばよいか難しいのがベビー服。まずはベビー服のサイズを一覧でご紹介します。

ベビー服サイズの目安

© every, Inc.

  • 50サイズ 身長:50センチ 体重:3kg
  • 60サイズ 身長:60センチ 体重:6kg
  • 70サイズ 身長:70センチ 体重:9kg
  • 80サイズ 身長:90センチ 体重:11kg
  • 90サイズ 身長:90センチ 体重:13kg
  • 100サイズ 身長:100センチ 体重:16kg

子どもの成長は個人差がありますので、この数値はあくまで目安となります。

ベビー服のサイズは身長を基準にしていますが、目安となる体重もあります。子どもの月齢と標準的な身長・体重は、母子手帳にある成長曲線も参考になるでしょう。

50サイズ:新生児~3ヶ月

生後3ヶ月以内の赤ちゃんは、50サイズがメインです。

この頃の赤ちゃんは、昼夜を問わず寝ている時間が長く、おむつ替えの頻度も多いのが特徴です。一般的に首がすわるのは3ヶ月頃になるので、50サイズのベビー服は首すわり前の子でも着替えやすい、前開きで上下がつながったロンパースタイプを選ぶ人も多いでしょう。

服選びの際は、おむつ替えがしやすい股下にボタンがあるものを選ぶとよいでしょう。赤ちゃんは肌もデリケートなので、素材は綿100%のものがおすすめです。

子どもにもよりますが、3ヶ月頃になると50サイズのベビー服があっという間にサイズアウトしてしまいます。生後2ヶ月を過ぎたら60サイズも含めて検討してみましょう。

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60サイズ:3ヶ月~6ヶ月

60サイズは生後3ヶ月から6ヶ月頃の赤ちゃん向けのサイズです。

この時期の赤ちゃんは、ようやく首がすわります。首がすわると、前開きではなく、かぶるタイプの服にもチャレンジしやすくなります。

中には、ごろんしている体勢から身体をひねって自分で寝返りをはじめる子もいるでしょう。足をバタバタしたり寝返りをしたり、動くことも増えてくるので、ベビー服はぴったりではなく、動きやすいゆとりのあるものを選ぶのがよいでしょう。

70サイズ:6ヶ月~12ヶ月

70サイズは生後6ヶ月から12ヶ月(1歳)頃が目安です。

寝返りや寝返り返りをして転がったり、ずりばいやハイハイ、つかまり立ち、つたい歩きとどんどん動けるようになっていきます。

動きが活発になる時期なので、基本的には動きやすいサイズがよいでしょう。

ずりばいやハイハイの時期は、膝が出た服装だと床や地面で膝をこするので注意しましょう。また、つかまり立ちやつたい歩きの時期になると、裾が長いと転んでしまう危険があるので大きすぎるボトムスは避けましょう。

つかまり立ちが安定してくると立ったままの姿勢でおむつを変えることもできるようになります。上下が分かれたセパレートタイプの服に切り替えもできる時期になります。

80サイズ:1歳~1歳半

80サイズは1歳から1歳半が目安です。

一人で立って歩くことができるようになる子も多い時期で、よちよち歩きから歩行が安定し、走ることもできるようになっていきます。

活発に走り回ることが増えて、外遊びの機会も増えるでしょう。動きやすいもの、汚れても洗いやすいものを選ぶのがおすすめです。

90サイズ:2歳

90サイズは2歳頃が目安です。

ひとりで着替える練習を始めたり、トイレトレーニングをはじめる家庭も多いのではないでしょうか。

子どもが自分で脱いだり着たりしやすいように、タイトなものよりもゆとりのあるシルエットの洋服を選ぶのがおすすめです。

また、色や柄など、自分の服のデザインや着心地にこだわりがある子もいるかもしれません。服を選ぶ際は、サイズだけでなく好みを聞いたり、一緒に選ぶ機会を作れるとよいかもしれませんね。

100サイズ:3~4歳

100サイズの目安は3歳から4歳頃です。

幼稚園や保育園などに通う子は、休日用の服と通園用の服など用途に合わせて服を使い分けすることもあるでしょう。

着る機会が多いものはジャストサイズを、ジャケットやアウターなど着る機会が少ないものは1サイズ大きめを選んでおくと長く着ることができるでしょう。

ベビー服のサイズ選びのポイント

ベビー服選びのポイントをご紹介します。目安のサイズと合わせて参考にしてくださいね。

赤ちゃんの体型に合わせた服を選ぶ

赤ちゃんによって体型は異なります。

肉付きがよくぽっちゃりした子、ほっそりした子、骨格ががっちりしていたり、手足が長かったりと、子どもによって体格が違います。

また、服もゆったりめの作りもあれば、ピッタリとタイトな作りの服もあります。

赤ちゃんの体型に合わせて、日本ブランドよりも外国ブランドを選ぶ、アイテムによっては1サイズ大きめを選ぶなど、子どもの体型に合った選び方ができると失敗も少なくなるでしょう。

サイズ表記はあくまで目安に

70サイズの洋服を身長70センチの子ども全員がジャストサイズで着ることができるとは限りません。

身長だけでなく、体重、月齢など総合的に見て服を選びましょう。赤ちゃんの体型によっては、身幅や着丈など、各箇所のサイズもチェックするとよいでしょう。

表記サイズが同じでもブランドによって実際のサイズ感は変わってきます。

靴のサイズは特に個人差が大きく、目安サイズが合わないことも珍しくありません。甲高や幅広など足の形にも特徴があり、ブランドによってのサイズ感の違いも大きいので試着してからの購入がおすすめです。

海外ブランドはサイズ感に注意

海外ブランドのベビー服は日本ブランドのベビー服とはサイズ表記もサイズ感も違います。

◼︎アメリカ(US)

アメリカのサイズは、身長ではなく月齢、年齢が基準で記載されています。

「new born」は新生児サイズ、3mもしくは3mosは3ヶ月サイズ、2Tは2歳サイズ、という意味で表記されています。

目安の身長や体重は、ブランドによって違うため確認が必要です。日本のブランドのベビー服と比較すると、手足が長め、身幅は細め、襟ぐりは小さめな傾向にあります。

◼︎ヨーロッパ

ヨーロッパのサイズは、身長が基準で記載されている場合と、月齢や年齢で記載されている場合があります。身長が基準の場合は、50サイズからはじまり、56、62、と6センチ刻みでの表記になります。

「74/80」と2つの数字が並べて記載される場合は、は74センチ~80センチという意味で表記されています。

日本のものよりサイズの幅が小さいため、ぴったりのものを購入するとあっという間にサイズアウトしてしまうので、サイズ選びは少し大きめを選ぶのがおすすめです。

月齢や年齢で記載される場合もあります。

6m、6mois(フランス)、6mesi(イタリア)は6ヶ月サイズという意味です。2a、2ans(フランス)、2anni(イタリア)は、2歳サイズという意味になります。

日本のブランドのベビー服よりも、手足が長め、身幅は細め、襟ぐりは小さめに作られている傾向にあります。

◼︎韓国

韓国は号数やXS・Sなどで表記されています。

1、3、5という数字で表記されている場合は1号、3号、5号を意味し、XS、Sなどと表記されることもあります。

サイズの例)

  • 1号:日本の60サイズ
  • 3号・XSサイズ:日本の80サイズ
  • 5号・Sサイズ:日本の90サイズ
  • 7号・Mサイズ:日本の100サイズ

しかし、各ブランドごとにサイズ感の差も大きいため、ネット通販を利用する場合は、細かくサイズの目安が記載されているサイトを利用すると安心です。

赤ちゃんの成長段階に合わせる

赤ちゃんの成長や発達には個人差があります。

70サイズを着る赤ちゃんの中には、まだハイハイ前の赤ちゃんもいれば、つかまり立ちを始める赤ちゃんもいます。90サイズを着る子の中には、まだおむつの子もいれば、もうパンツで過ごす子もいるでしょう。

同じサイズでも赤ちゃんの成長の段階が違えば、服を選ぶときの基準も変わってきます。

サイズだけでなく、成長段階も考慮して選ぶようにしましょう。

自我が出てきたら要注意

生まれたばかりの赤ちゃんは、ママやパパが選んだ服を着てくれますが、子どもに自我が出てくると思い通りに着てくれないことも。

「ピンクの服しか着たくない!」「電車の絵がついた服がいい!」「ズボンは長ズボンじゃないといや!」など、その子の好みがはっきりしてくると、好みから外れた服を着てくれない子もいます。

個人差がありますが、セール品を来シーズンのために買う場合や、お下がりをもらう場合など、好みによっては着てくれないことがあることを念頭に入れておくとよいでしょう。

大きめのサイズはアイテムによって不向きな場合も

ベビー服はすぐにサイズアウトしてしまうので、大きめを買って少しでも長く着てほしい、という人も多いのではないでしょうか。

しかし、なんでも1サイズ大きめを購入すると不便だったり、似合わない場合もあります。

◼︎アウター・ジャケット

サイズがフィットしていないと、服はかっこいいのに似合っていない「着られている感」が出てしまうことも。厚手の生地は袖を折り返すこともできないので、ジャストサイズになるまで着用できないこともあります。

◼︎トップス

サイズが大きいとデザインによっては首周りが開きすぎるため、肌着が見えたりだらしない印象になります。

◼︎ズボン・ボトムス

サイズが大きいとウエストがゆるすぎてずり落ちてきたり、脱げやすいことがあります。裾を折って着せる場合、砂場で遊んだりすると折った部分に砂がたまり、洗濯が大変になることも。

大きすぎるベビー服は、動き回って遊ぶときに袖がひっかかったり、裾を踏んで転んだりする可能性があります。袖が長いと、食事の際に汚れやすいというデメリットも。

一方で、ベストタイプのアウターや、肩紐が調整できるタイプのサロペット、身幅がゆったりしたシルエットのふんわりワンピースは比較的長く着ることができるでしょう。ワンピースはサイズアウトしても、ズボンに合わせてチュニックとして着用できるので、女の子にはおすすめです。

大きめサイズを選ぶときは、アイテムの利用シーンを想定して選びましょう。

サイズアウトしたものを無理して着せない

ぴったりサイズになったり、少しきつくなったりしたベビー服を着せたくなることもあるかもしれません。

しかし、小さくなってしまった服は、動きにくいだけでなく、場合によっては成長の妨げになることもあるため着せない方がよいでしょう。

例)

  • 適度なゆとりがなく寝返りがしづらい・ハイハイがしづらい
  • ウエストがきつくなったズボンを履いていてごはんを食べたいけど苦しい
  • 丈が短くなったトップスでお腹が冷えてしまう

特に、言葉でコミュニケーションがとれない時期は、ママやパパが様子を確認し、ピッタリかゆとりのあるサイズを選んであげるようにしましょう。

試着して選ぶのがベスト

ベビー服も試着ができるお店があります。試着をすれば、サイズ選びで失敗することは避けられます。

服だけでなく、靴やアウターはメーカーにより作りが異なることもあるため、試着をしてフィット感を確認しましょう。

何着も続けて試着をすると赤ちゃんは疲れて不機嫌になることも多いものです。できるだけ試着点数は少なく済ませましょう。

また、赤ちゃんによっては、よだれが多かったり、吐き戻してしまうこともあるでしょう。試着で汚してしまいそうなときは、洋服を身体にあててサイズ感をチェックしましょう。

プレゼントは大きめサイズがおすすめ

出産祝いやお誕生日のプレゼントでベビー服を贈るときに悩むのがサイズです。

直接確認することができるのであれば、ほしいサイズを聞いてから贈れば間違いありません。確認できない場合は、月齢や年齢から目安のサイズを確認し、大きめのサイズのものを選びましょう。

出産祝いの場合、50~60サイズはすぐに必要になるサイズなので、自分で用意している場合もあります。小さいサイズのお出かけ着などはすぐにサイズアウトしてしまうので、70サイズや80サイズと少し先を見越して選ぶとよいでしょう。

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ベビー服はサイズを参考に少し大きめを選ぶのがおすすめ

ベビー服のサイズ選びは、サイズ表記だけでなく、目安の月齢、身長、体重を目安に、体格や発達状況も考えて選ぶと失敗を避けられるでしょう。

サイズ以外にも、動きやすさ、着心地、デザインなど、子ども目線で選ぶのもポイントです。ベビー服はかわいいものがたくさんあるので、楽しみながら服選びができるとよいですね。

  • ベビー服を買うときは1サイズ大きいものを選ぶとよい
  • サイズ選びは身長・体重・体格を踏まえて選ぶとよい
  • 小さくなった服は動きづらく成長を妨げることもあるため着せない
  • 大きすぎる服は転んだりケガの原因になることもあるため注意が必要

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写真提供:ゲッティイメージズ

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