おくるみは寝かしつけにいつまで使う?巻き方やうまく卒業する方法も解説 | MAMADAYS(ママデイズ)
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おくるみは寝かしつけにいつまで使う?巻き方やうまく卒業する方法も解説

おくるみは寝かしつけにいつまで使う?巻き方やうまく卒業する方法も解説

「おくるみはいつまで使うの?」「何ヶ月まで寝かしつけに使える?」など、乳児のおくるみについて悩んでいる人に向けて、おくるみを使う時期やメリット、注意点を紹介します。また、おくるみを卒業したあとの活用方法もまとめているので、ぜひ参考にしてくださいね。
「おくるみはいつまで使うの?」「何ヶ月まで寝かしつけに使える?」など、乳児のおくるみについて悩んでいる人に向けて、おくるみを使う時期やメリット、注意点を紹介します。また、おくるみを卒業したあとの活用方法もまとめているので、ぜひ参考にしてくださいね。

おくるみとは

おくるみとは、赤ちゃんを包む布のことをいいます。育児の必須アイテムではないのでバスタオルなどで代用することも可能ですが、赤ちゃん用に作られているおくるみは、敏感な赤ちゃんの肌にも安心して使うことができますよ。

必要枚数は、布のおくるみであれば1、2枚あれば十分です。

おくるみを使うのはいつからいつまで?

「おくるみはいつからいつまで使えるの?」「おくるみでの寝かしつけはいつまで?」とおくるみの卒業時期に悩む人も少なくないでしょう。

おくるみの使用期間は新生児から寝返り前までが目安です。

寝返りの時期は赤ちゃんによって異なりますが、厚生労働省の調査では生後2〜3ヶ月未満では全体の1.1%、生後3〜4ヶ月で14.4%、生後4〜5ヶ月で52.7%の赤ちゃんが寝返りするというデータが出ています。

赤ちゃんの成長は個人差があり、成長のスピードは予測できず、昨日までできなかった寝返りが急にできるようになる可能性もあります。

早い場合では、生後2〜3ヶ月未満で寝返りをする赤ちゃんもいるため、いつ寝返りしてもおかしくない生後2ヶ月頃になったら、おくるみの卒業を考えはじめましょう。

出典:厚生労働省、「 一般調査及び病院調査による乳幼児身体発育値及び発育曲線について、Ⅱ 調査結果の概要 表9 一般調査による乳幼児の運動機能通過率」

おくるみを使うメリット

「おくるみにはどんなメリットがあるの?」とおくるみについて知らないことも多いかもしれません。おくるみは、赤ちゃんにもママ・パパにもうれしいメリットがいくつかあります。

赤ちゃんが安心する

赤ちゃんをおくるみに包むことで、ママのおなかの中にいたときと近い状態を再現できるため、赤ちゃんが安心するといわれています。赤ちゃんによってはおくるみに包むだけで泣き止んだり、スムーズに眠りにつける場合もあります。

寒さ対策になる

おくるみは、冬の寒い時期や夏場の冷房などの寒さ対策にも最適です。

服を脱ぎ着させるのは大変ですが、包むだけのおくるみであれば簡単に体温を調節することができますよ。ただし、夏場やおくるみの素材によっては熱がこもりやすいので素材を変えるなどの注意が必要です。

抱っこがラクにできる

赤ちゃんの首が座るまでは抱き方にも注意が必要ですが、おくるみで包むことで楽に抱っこすることができます。「生まれたばかりの赤ちゃんはふにゃふにゃで、抱っこするのがこわい」という人は、ぜひ試してみてくださいね。

おくるみを使うとモロー反射を防ぎぐっすり眠れる?

モロー反射は赤ちゃんの意思に関係なく起きる原始反射です。寝ているときにモロー反射が起きるとびっくりして泣いてしまう赤ちゃんもいます。

モロー反射を防ぐため、おくるみに包んで寝かしつけることを推奨しているものがあります。昼寝の際など、おくるみを使うことで赤ちゃんがぐっすり眠ることができるかもしれません。

しかし、おくるみの使用はSIDS(乳幼児突然死症候群)、股関節脱臼などのリスクが指摘されているため、睡眠中もおくるみを使用する場合は専門家に確認してから使いましょう。

「寝かしつけがこんなに大変とは……!」と悩まれるママは多いのではないでしょうか。なかにはおっぱいを飲み終えても、またすぐに泣いてしまう赤ちゃんもいますよね。そんな赤ちゃんでも眠りやすくなる「新生児の寝かしつけのコツ」を助産師のさきさんにお答えいただきました。

モロー反射については、こちらの記事で詳しくまとめています。

赤ちゃんが驚いたように両手を広げる「モロー反射」が激しいと、何か異常があるのか心配になってしまいますよね。この記事では、モロー反射が見られるのはどんなときなのか、モロー反射が激しいときや弱いときにはどうしたらいいのかについて解説します。

おくるみをスムーズに卒業する方法

おくるみでの入眠に慣れていると、おくるみの卒業を試みてもうまくいかないこともあります。

ママやパパの中には、「赤ちゃんが寝返りの練習を始めたので、そろそろおくるみを卒業したい」「おくるみがなくても抱っこができそうだけど、まだ不安」など、上手なおくるみの卒業方法を知りたい人も多いのではないでしょうか。

ここからは、おくるみをスムーズに卒業する方法をご紹介します。

徐々に巻き方を変えていく

定番の「基本巻き」や「おひな巻き」で赤ちゃんを包んでいる場合は、除々に巻き方を変えていきましょう。

同じ巻き方でも緩く巻いてみたり、手を出して下半身だけ包んだりすると、少しずつおくるみなしでも眠れるようになるかもしれません。

手を出す巻き方は、ほかにも「クロス巻き」があります。

段階を踏んで、最後にはおくるみなしで眠れるようになるといいですね。

スリーパーに移行する

おくるみで眠るのに慣れて卒業が難しい場合、寝返りしたときでも動くことができるよう、腕を出すタイプのおくるみに移行しましょう。

包まれる感覚のあるスリーパーを使うのもおすすめです。スリーパーは寝冷えなどの寒さ対策にも役立ちます。冬に赤ちゃんが布団を蹴って困っている人は、ぜひ試してみてくださいね。

卒業後のおくるみの使い道は?

おくるみは卒業してからも、お昼寝の際のブランケットや、外出時の授乳ケープとして使うことができます。また「赤ちゃんのときの思い出を残したい」と考える人は、クッションカバーや巾着などにリメイクするのもおすすめです。

おくるみの種類

おくるみの種類は、主に「一枚布タイプ」「面ファスナータイプ」「ファスナータイプ」の3種類ですが、それぞれ形や使い方が異なります。

たくさん種類があるので、「どれを選んだらいいか分からない」と悩む人も多いのではないでしょうか。

ここからは、おくるみの特徴を簡単にご紹介します。メリット・デメリットも解説しているので、ぜひママ・パパと赤ちゃんにぴったりのおくるみを選ぶ参考にしてくださいね。

一枚布タイプ

一枚布タイプは、最も一般的で使い勝手のいいおくるみです。

サイズは色々あるので、赤ちゃんの身長に合わせて選ぶといいでしょう。おくるみ以外にも、ブランケットや授乳クッションなどさまざまな使い方ができるので、卒業後も長く使いたいと考える人にもおすすめですよ。

面ファスナータイプ

面ファスナータイプのおくるみは、「スワドルミー」が有名です。赤ちゃんを置いてマジックテープを止めるだけなので、簡単に赤ちゃんを包むことができます。

ただし、適正サイズが決まっているので赤ちゃんが大きくなったら買い換える必要があります。

一枚布タイプのようにほかの用途がないことも購入前に知っておきましょう。

ファスナータイプ

「スワドルアップ」で有名なファスナータイプのおくるみは、赤ちゃんを置いてファスナーを締めるだけでOKの便利なおくるみです。

赤ちゃんは「ばんざいポーズ」で「足はM字」の姿勢ですが、ファスナータイプのおくるみはそんな赤ちゃんの自然な体勢を妨げることなく、モロー反射を予防してくれます。

ただし赤ちゃんが苦しくないよう、赤ちゃんの成長とともにおくるみもサイズアップして、買い足さなければなりません。

また一枚布とは違い、使い道が限られるのもデメリットと言えるでしょう。

素材もいろいろ

おくるみの素材には「ガーゼ」「フリース」「ボア」「キルト」「タオル地」などいろいろな種類があるので、どれを買えばいいのか迷いますよね。

基本的に、家の中であやしたり寝かしつけに使うのであれば、綿100%のおくるみがおすすめです。

家の中など室内では暖房や冷房をかけるため、綿100%のおくるみであれば調整しやすくオールシーズン快適に過ごすことができるでしょう。

おくるみの巻き方

ここでは、おくるみの巻き方をご紹介します。おくるみを上手に巻くことで、赤ちゃんの安心感をより高めてあげることができますよ。

巻き方がよくわからない場合は無理におくるみを使用せず、助産院や病院などで専門家に相談してからの使用がおすすめです。

基本巻き

「基本巻き」は、最も一般的なおくるみの巻き方です。はじめておくるみを使う人は、この「基本巻き」から試してみてはいかがでしょうか。

①おくるみをひし形に置き、上の角を中心に合わせて折ってダイヤのような形にする。

②折り目に赤ちゃんの肩が合うように寝かせる。

③左の角を赤ちゃんに被せ、背中の下に入れ込む。

④下の角を持ち、右上に巻く。

⑤最後に右の角を左側に巻きつけて完成。

「基本巻き」は赤ちゃんの首から上だけが出る巻き方です。左→下→右と順番に体に巻き付けるので、上手に巻けるとほどけにくいですよ。

おひな巻き

「おひな巻き」は次の手順で行います。

①おくるみを四角い状態に置き、おくるみの上に、頭が出るように赤ちゃんを寝かせる。

②左上の角を右斜め下に向かって巻き、赤ちゃんのお尻の下に入れ込む。

③右上の角は、左下の角に向かって同様に巻く。

④左下の角を赤ちゃんの右上に巻く。

⑤同様に、右下を左上に向かって巻き、首の後ろにまわして完成。

「基本巻き」と同じく、赤ちゃんの首から上だけが出る巻き方です。ママがスムーズに巻けるほうを試してみてくださいね。

手を出せるおひな巻きの巻き方はこちらの動画で紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

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クロス巻き

赤ちゃんが手足を上手に動かせるようになってきたら、「クロス巻き」もおすすめです。

①おくるみの上下どちらかの端の左右を入れ替え中心をクロスさせる。

②赤ちゃんの頭が出るよう、クロスさせたおくるみの中心に赤ちゃんを寝かせる。

③対角となる角を持ち、赤ちゃんを包むように結ぶ。

④同様に、余った角同士を結んで完成。

「クロス巻き」は顔と手が出る形になるので、モロー反射が落ち着いて、手を動かすのが楽しくなってきた赤ちゃんにもぴったりです。おくるみがはだけやすくて困っている場合は、ぜひ「クロス巻き」を試してみてくださいね。

おくるみで巻くときに注意すること

おくるみを巻くときに、注意すべきポイントがあります。

使い方を誤ると赤ちゃんに怪我を負わせてしまうことになるかもしれません。おくるみを使う前にはあらかじめ注意点を知っておきましょう。

赤ちゃんが嫌がるときはやめる

赤ちゃんがおくるみを嫌がって泣くときは、使用を避けましょう。

赤ちゃんが安心するといわれているおくるみですが、おくるみが苦手な赤ちゃんもいます。

もし不慣れな場合は、巻くのに時間がかかって泣いている可能性もあります。素早く巻けるように、ぬいぐるみなどで練習するのもおすすめですよ。

またおくるみに慣れている赤ちゃんも、ときには嫌がることがあるかもしれません。その日の機嫌や、気温が暑くないか、おむつが濡れているかなど、ほかの要素で嫌がっている可能性はないか考えてみましょう。

乳幼児突然死症候群(SIDS)

SIDS(乳児突然死症候群)は睡眠中、それまで元気だった赤ちゃんが突然死に至るという悲しい病気です。

SIDSの原因は詳しくは分かっていませんが、「うつぶせとあおむけのどちらでも発症しますが、あおむけよりうつぶせに寝かせたときのほうが発生率が高い」という調査結果が厚生労働省より発表されています。

赤ちゃんの命を守るためにも、おくるみをした赤ちゃんからは目を離さないように注意しましょう。

また、体温が高い状態で亡くなった事例もあるため温めすぎないように注意し、寝返りを始める頃にはおくるみでの寝かしつけは避けましょう。

参考:厚生労働省、乳幼児突然死症候群(SIDS)について(2022年4月18日参照)

股関節脱臼

赤ちゃんは股関節がやわらかいので、正しい体勢でおくるみを使わなければ、股関節脱臼をしてしまう可能性があります。

無理に強く巻いたりしないようにしましょう。

股関節脱臼を防ぐために、「股間から下を強く固定しない」「まっすぐな状態で固定しない」「足がM字になるよう、下半身はゆるめに巻く」などのポイントに注意しておくるみを巻いてあげてくださいね。

おくるみは寝返り前には卒業しよう

おくるみは、赤ちゃんが寝返りをする可能性のある生後2〜3ヶ月を目安に卒業しましょう。

巻き方を変えたり、ほかのアイテムに移行したりして、スムーズに卒業できるといいですね。おくるみは、赤ちゃんが安心して眠ることができる便利なアイテムです。ママ・パパの休息のためにも、おくるみを使ってみてはいかがでしょうか。

  • おくるみの使用は寝返り前までが目安
  • SIDSや股関節脱臼などリスクがあることも使用前に知っておくことが大切
  • 巻き方がわからない場合は専門家に確認してから使う
  • おくるみは無理に巻かないように自然な体勢になるように使う