
【小児科医監修】生後0〜1ヶ月の赤ちゃんのよくある気がかり②
抱き癖がつくのが心配です
抱き癖はついていいものです
以前は「抱き癖がつくからあまり抱っこをしない方がいい」と言う人もいましたが、現在は抱っこ推奨派が主流。抱っこは赤ちゃんにとってもママやパパにとっても情緒の安定につながる重要なスキンシップであることがわかっています。抱っこができるのも人生で考えれば短い間。ぜひ、たくさん抱っこしてあげてください。
授乳中に眠ってしまったら起こしてゲップさせるべき?
横向きに寝かせて様子を見ましょう
おっぱいを飲むのは赤ちゃんにとっても体力が必要。疲れて途中で寝てしまう子も多くいます。そんなときは、吐き戻してものどに詰まらないよう、横向きに寝かせて様子を見ましょう。
赤ちゃんに話しかけるのがちょっと苦手です
できるだけ話しかけてあげて
「赤ちゃんのお世話をしていると自然と話しかけてしまう」というママやパパは多いのですが、なかには「赤ちゃんに話しかけるのが気恥ずかしい」という方もいますね。ただ、「まだ言葉はわからないから」と、ずっと話しかけずに過ごしていると、言葉の発達に影響が出る懸念もあります。言葉かけは成長にとって、とても大切な刺激。テレビなどから流れる言葉は単なる「音」でしかありませんが、ママやパパの言葉は、自分のために向けられた特別なものなのです。泣いたら「おなかがすいたの? おしっこかな?」、オムツ替えのときは「おしっこがいっぱい出たね」「さっぱりしたね」など、動作や気持ちなど何でもいいので、やさしい声でたくさん話しかけてあげましょう。
写真提供:ゲッティイメージズ
※当ページクレジット情報のない写真該当
連載の目次
【小児科医監修】生後0〜1ヶ月の赤ちゃんのよくある気がかり①
第1回【小児科医監修】生後0〜1ヶ月の赤ちゃんのよくある気がかり②
第2回【小児科医監修】生後1〜2ヶ月の赤ちゃんのよくある気がかり①
第3回【小児科医監修】生後1〜2ヶ月の赤ちゃんのよくある気がかり②
第4回【小児科医監修】生後2〜3ヶ月の赤ちゃんのよくある気がかり
第5回【小児科医監修】生後3〜4か月の赤ちゃんのよくある気がかり①
第6回【小児科医監修】生後3〜4ヶ月の赤ちゃんのよくある気がかり②
第7回【小児科医監修】生後4〜5か月の赤ちゃんのよくある気がかり①
第8回【小児科医監修】生後4〜5ヶ月の赤ちゃんのよくある気がかり②
第9回【小児科医監修】生後5〜6か月の赤ちゃんのよくある気がかり①
第10回【小児科医監修】生後5〜6か月の赤ちゃんのよくある気がかり②
第11回