【医師監修】妊娠中、熱が出た!薬を飲んでも大丈夫? | MAMADAYS(ママデイズ)
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【医師監修】妊娠中、熱が出た!薬を飲んでも大丈夫?

【医師監修】妊娠中、熱が出た!薬を飲んでも大丈夫?

なんとなく体がだるい、熱っぽい感じがする……。妊娠中の体調は変化しやすく、それが生理的な変化なのか病気の兆候なのか、自分ではなかなか判断しづらいですね。今回は妊娠中に発熱したときの薬の服用や対処法をご説明します。
なんとなく体がだるい、熱っぽい感じがする……。妊娠中の体調は変化しやすく、それが生理的な変化なのか病気の兆候なのか、自分ではなかなか判断しづらいですね。今回は妊娠中に発熱したときの薬の服用や対処法をご説明します。

妊娠中の発熱、原因は?

女性の基礎体温は、ホルモンバランスによって周期的に変動しており、月経がはじまると基礎体温は下がり、排卵までは低温期が続き、排卵後には36℃後半に上昇して高温期にはいります。

基礎体温は、口の中、舌の下で基礎体温計を使用して計測します。
実は、体温は測る場所により違った結果が出ます。
一般に口腔内では脇の下(腋下)で測定された場合より、およそ1℃くらい高いといわれています。
排卵後の高温期が続いて、月経が来ず妊娠が成立した場合、およそ妊娠8週頃まで高温期の状態が続きます。

妊娠すると、食思不振や眠気、だるさなどが起こります。微熱が続き、何か病気になったのかもと心配になるかもしれません。
しかし、この高温期の37℃程度の熱については妊娠によるものなので心配ありません。

一方で、もちろん妊娠中でも病的な発熱(脇の下で計測した体温が37.5℃以上)はおこることがあります。
たとえばつわりがひどく、脱水がすすみ、体温上昇がおきることもあります。こまめに水分の補給をしましょう。

また、妊娠前と同じように、感冒(風邪)、インフルエンザ、急性胃腸炎などにかかって発熱することもありえます。
インフルエンザの予防接種は、妊娠期間を通じて接種可能ですので、冬場の流行時期のまえに体調のよい時を見計らって接種を受けましょう。

最近は、新型コロナ感染症やデング熱、ジカ熱などの輸入感染症の心配もあります。
そして発熱とともに発赤発疹など皮膚症状がでる麻疹、風疹、水痘、リンゴ病なども胎児への影響が心配される感染症です。

新型コロナウィルス、インフルエンザ、風疹についてはこちらの記事も参考にしてみてください。

「新型コロナウイルス」の感染の状況について報道される日々が続いています。連日のニュースに不安を感じているパパやママも多いのではないでしょうか?厚生労働省などから発表されている情報をもとに、普段の生活でできることをお伝えします。


もし家族が新型コロナウイルスにかかってしまったら、どうすればいいでしょうか。
今回は、厚生労働省のホームページを参考にし、家族で出来る感染拡大防止法をまとめました。
もしもの時にそなえて、まずは知っておきませんか?
風疹ウイルスに感染することで起こります。できれば妊娠前にワクチンを受けておきましょう。
インフルエンザウイルスによる急性感染症。日本では毎年流行するので、予防が必要。

高熱の場合はどうしたらいい?

37.5℃を越える高熱が出たり熱が持続したり、熱以外の症状を伴って体が辛いときは、速やかに内科、耳鼻科、皮膚科、呼吸器科などを受診するようにしましょう。
その際は必ず妊娠をしていることを医師に伝えましょう。

また、病院受診時に感染症を移し移されるということがないように、受診の際はマスクを着用し、こまめに手洗いをするように心がけましょう。
発熱が主な症状の場合、今は多くの病院で発熱外来に受診することを勧められるでしょう。
産科外来を受診する場合には、他の妊婦さんとの接触を避けるよう診療スタッフの指示があるかもしれません。
自分の体や赤ちゃんのことが心配で、つい近くのママと話をしたくなるかもしれませんが、感染のリスクを考え、病院スタッフの指示に従うようにしましょう。

また、発熱に伴って汗をかき、体の水分が失われるため、こまめな水分摂取を心がけましょう。

薬は飲んでもいいの?

妊娠中は、薬を不必要に使わないことが重要です。どうしても薬を服用したいときは、必ず医師や薬剤師の指示に従って服用しましょう。
妊娠およそ9週までは器官形成期といわれ、特に赤ちゃんにとって大事な時期です。

薬の種類によっては問題となる可能性もあります。一方で母体にとって妊娠中でも継続して内服をしていたほうがよいものもありますので、自己判断での服用開始や服用中止、減量・増量はせず、医師に相談しましょう。

市販薬の中でも、解熱鎮痛剤のアセトアミノフェンは、妊娠中比較的安全性が高いとされています。
だからといって、どれだけ服用してもよい、というわけではありません。妊娠後期に服用することで、胎児へ影響を及ぼす可能性があるといった報告も出ています。

薬は原則として、治療上のメリットの方が、デメリットを上まわる場合に限り服用します。
たまたまうっかり服用してしまった薬については 医師に相談しましょう。

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妊娠中に高熱が出たら、無理をせずまずは安静に過ごしましょう。
自己判断で市販の風邪薬や解熱剤を服用することは避け、産婦人科医や内科、耳鼻科のかかりつけ医を受診するなどして、適切な対処法をとりましょう。

参考:

・「新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け) 」(厚生労働省)、2020年9月閲覧

・「妊娠と薬情報センター 」(国立研究開発法人 国立成育医療研究センター)、2020年9月閲覧

写真提供:ゲッティイメージズ

※当ページクレジット情報のない写真該当

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